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感想@アニメ「蒼天航路」第7話:天・地・人*ネタバレ [アニメ感想]

アニメ「蒼天航路」の感想です。
今回は第7話「天・地・人」です。ネタバレがあります。
原作の漫画は未読です。

前回の第6話「蒼天已死」はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-13-1

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-26-3


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今回は戦がメインの回でした。
いつもは内容が分からなくて、頭に疑問符が「???」と浮かぶ私にも
とても面白く視聴できました。

特に、前半のAパートで曹操が見せた幾つかの陣型と
(↑この時代ならではの戦い方だと思います)
Bパートの冒頭で曹操が説明してくれた
黄巾党の三位一体の戦いです。
私は、タイトルの「天地人」を、
曹操たちが天下を取るに当たる気構えを語る事を表わした言葉かと
思っていたので、
あの説明は余計に意外に思えました。
黄巾党は雑多な兵の集まりかと思いきや、
彼らをやみくもに戦わせるのではなく、
熱狂的な信者を基礎として、武芸に長けた兵の技を生かすなんて
本当に凄いなぁと感心してしまいました。
あの説明、曹操役の宮野真守さんが朗々と語っていたのもあって、
つい聞き入ってしまいました。

鍬を槍に持ち替えたばかりの
なりたてほやほやの兵が多いとの説明が冒頭にありましたが、
曹操は実戦ですら訓練の場としたのでしょうか。
あの説明には、敵の陣を皆に理解させて
状況を把握させる目的もあったでしょうが、
それよりも、彼らに戦というものを学ばせる目的の方が
強いような気がしました。



それにしても、曹操の気の強さは並外れてますね!
彼を部下に持った者は大変だろうなぁと
同情しそうになりました。
尤も、その頭の良さ、度胸の良さ、懐の広さで
有言実行にしてしまうところが
曹操の本当の凄さだと思いますが。



途中で劉備たち三人の義兄弟が少しだけ登場しました。
漢王朝を倒した後、黄巾党では世を治められないと言い切った劉備が
さすがだと思いました。
前回の感想でも触れましたが、
民衆が本当に考えなければいけないのは、
現在の不満の象徴である漢王朝をいかに倒すのではなく、
次に覇王となる者に政治の正しい才覚があるか否かです。
お気楽な様子ばかりを見せる劉備ですが、
自分にはそれがあると思うからこそ、
世に出るタイミングを図ったのかなと思いました。



さて、とうとう孫堅が登場しました!
イケメンです。カッコイイ。
しかも、捕虜にした敵の最期の願いを誓いとして受け入れるなんて、
義に厚い面も見せてきました。
素敵だなぁ。
実は、僅かに知っている三国志の中では
(曹操ほどではないけれど)
あまり好きではなかったキャラクターなので、今後が楽しみです。
曹操に関しては、この作品のお陰で
完全に見る目が代わりました!

相変わらず、近所のレンタルコミックの原作は
からっぽ状態が続いていますが、
アニメ放送が終わったら、それも終わると思うので、
最初から最後まで一気借りしたいです。



────
感想は以上です。


第8話「業火の奸雄」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-27


2009-05-20 01:47  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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