感想:NHK朝ドラ「らんまん」第10週:ノアザミ*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」の感想です。
今回は以下の放送について記します。
第10週:ノアザミ
以下の記述にはネタバレを含みます。
【感想:NHK朝ドラ「らんまん」】
第1週:バイカオウレン
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-04-07
第2週:キンセイラン
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-04-14-1
第3週:ジョウロウホトトギス
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-04-21
第4週:ササユリ
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-04-28
第5週:キツネノカミソリ
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-05-05
第6週:ドクダミ
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-05-12
第7週:ボタン
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-05-20
第8週:シロツメクサ
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-05-29
第9週:ヒルムシロ
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-06-02
「らんまん」第10週のあらすじはこちら。
https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/
万太郎(神木隆之介)は、石版印刷での植物学会誌創刊のため、大畑印刷所で下働きを始める。一方、寿恵子(浜辺美波)は舞踏練習会に向け、高藤邸でダンスの練習に集中する。
植物の雑誌を刊行するべく
万太郎が石板印刷所に弟子入りした週でした。
主人公が目的を果たすために少し寄り道をするのは
朝ドラではよくあることなので、
特に驚きはしなかったのですが、
そこで展開がぐだぐだになってしまったり
完全に蛇足だったりする時も珍しくないので、
少々の不安を覚えながら視聴しました。
しかし印刷所で活き活きと働く万太郎を見るのは
とても楽しく、
気分よく和むことができました。
最初に大畑印刷所を訪ねた時の万太郎は
異物そのものだったのに、
彼が真摯さや熱意でもって
いつの間にか自然に周囲に溶け込んでいき、
好意的でなかった人も味方として取り込んでいくのは、
本当に良かったです。
万太郎を通して大畑印刷所の職人のこだわりの強さが
ちゃんと伝わってきた結果、
彼らに対する好感度が高まっただけでなく、
万太郎のこともより好きになれました。
それよりも、今週は寿恵子さんが大変でした。
私の予想は大きく外れ、
寿恵子さんは高藤さんから
妾にならないかと誘われてしまいました。
この当時と今とでは貞操観念が違っていて、
お妾さんという特殊な立場も珍しくなかった……とは
分かっていますが、
やはりこの一件を機に
高藤さんへの好感度は露と消えましたし、
言っていることが気持ち悪いとさえ感じました。
高藤さんの奥さんは、
先週の放送で寿恵子さんのお披露目があった際に、
ふて腐れた様子で椅子に座っていた女性ですよね。
(録画をしておらず、確認できないので
もし違っていたらすみません)
今週の寿恵子さんからの問いへの答えも含めて察するに、
奥さんの方は高藤さんへの気持ちが
ちゃんとあるんだろうなと思えました。
高藤さんがそれを察せず、
妾を別宅に囲うことを妻が許していると
寿恵子さんに平然と言ってしまったあたりも、
なんだかなと思ってしまいました。
万太郎は、呑気にアザミを愛でている場合ではないので、
早く白梅堂に行ってほしいです。
または、腹を括った寿恵子さんが
積極的に万太郎を口説いてほしいです。
続きはこちら。
【感想:NHK朝ドラ「らんまん」第11週:ユウガオ*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-06-16
2023-06-10 00:23
共通テーマ:テレビ
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