感想:NHK朝ドラ「らんまん」第2週:キンセイラン*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」の感想です。
今回は以下の放送について記します。
第2週:キンセイラン
以下の記述にはネタバレを含みます。
【感想:NHK朝ドラ「らんまん」】
第1週:バイカオウレン
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-04-07
「らんまん」第2週のあらすじはこちら。
https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/
9歳になった万太郎(小林優仁)は武家の子息だけが通学を許される学問所に通うこととなった。あまり乗り気ではない万太郎は、初日から雰囲気になじめず、武家の子息たちにもいじめられ登校拒否に・・・。しかし学頭である池田蘭光(寺脇康文)から植物の不思議な生態について教えを受け、学ぶ楽しさを知る。それ以来、積極的に学問所に通い始め、興味のある植物の研究に没頭するようになる。それから3年の月日が流れ、新政府による小学校の開校にともない学問所は廃止。蘭光も佐川を離れることになる。蘭光はタキ(松坂慶子)の了解を得て、万太郎を最後の課外授業にいざなう。
明光館に通う万太郎の日々が描かれた週でした。
初日から武士の子に虐められたこともあって、
明光館に通うことを拒否していた万太郎が、
植物への強い興味を介して
進んでそこに通うようになっただけでなく、
植物の本を読むために文字を積極的に学んでいった結果、
幼くして英語も理解できるようになった展開は、
見ていてとても引き込まれました。
楽しかったです!
特に、初日は一番後ろの席だった万太郎が、
身分の差が徐々に失われていく時代の流れもあったのか、
途中で真ん中ほどの席になり、
遂には一番前の席になった時は
爽快感も覚えました。
一人だけ文字が分からず、本も読めなかった万太郎が、
明光館の中で皆から頼られる生徒となっていたのが、
私も誇らしかったです。
また、明光館が廃止され、
新たに設立された小学校で
英語をすらすらと喋って先生を言い負かしたシーンも、
見ていてスカッとしました。
実際、難しい本を苦も無く読める万太郎には
あの小学校で学べることは無かったですしね。
とはいえ、それはあくまで万太郎のことであって、
勉強とは無縁だった子供たちが
平等に学べる機会を得られるようになったのは素晴らしく、
綾ちゃんがきれいなおべべを着て授業に参加できていたのは、
本当に良かったです。
万太郎が特殊すぎました。
ただ、第1週から続く万太郎のおぼっちゃん気質というか、
ぶっちゃけて言えば我儘なところは
やはり目に余りました。
竹雄も番頭さんたちも所詮は家の使用人なので、
それを使う側である万太郎の言動としては
別に間違っていないと思いますが、
もう少し労わってほしいというのが本音でした。
特に、時計のくだりは、
モデルとなった牧野富太郎博士の有名な逸話とはいえ、
番頭さんが可哀相でした。
さて、今週の最後から
万太郎が主演の神木隆之介くんに変わりました!
以前の朝ドラと同じく、
子役時代が終わってしまうのは淋しいのですが、
期待も大きいので本当に楽しみです。
特に竹雄!
子役の頃から竹雄が格好良い!!
大好きです。
続きはこちら。
【感想:NHK朝ドラ「らんまん」第3週:ジョウロウホトトギス*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-04-21
2023-04-14 09:14
共通テーマ:テレビ
共通テーマ:テレビ