感想@アニメ「ハイキュー!! セカンドシーズン」第6話:テンポ [ハイキュー!!]
テレビアニメ「ハイキュー!!」第2期の感想です。
今回は以下の話について記します。
第6話:テンポ
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私の推しは青葉城西の及川徹さんです。
原作の漫画は最後まで読み、
アニメも視聴済みですので、
以下の文章では先のことについて触れる可能性があります。
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【ハイキュー!! 記事一覧】
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【テレビアニメ「ハイキュー!!」第2期】
以前の感想記事はこちら。
第1話:レッツゴートーキョー!!
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-02-18
第2話:直射日光
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-02-19
第3話:“村人B”
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-02-19-1
第4話:“センターエース”
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-02-20
第5話:『欲』
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-02-25
第6話のあらすじはこちら。
速攻のときに目を瞑るのをやめる──そう宣言した日向だったが、影山と練習をしてもなかなか上手くいかない。
翌日、放課後に坂ノ下商店を訪れた日向は、烏養にある場所へと連れて行かれる。その頃、悩みながらちびっこバレーボール教室の会場へやってきた影山は思わぬ人物と遭遇していた!今より強く……自分で戦える強さを求める日向に触発された烏野高校排球部一同が奮闘する。
日向と影山が、
それぞれ別の人物から助言を受ける回でした。
そして、私にとっては待望の及川さん登場回です!!!
このハイキュー!!アニメ2期は
春高予選の烏野対青葉城西の試合で締められるため、
及川さんの出番は第2クールの中盤以降にたくさんあるのですが、
こうして第1クールでも用意されていたのは
本当に有難いことです。
しかも、青城男バレ部は月曜日がオフとか、
及川さんに小学生らしき甥っ子がいるとか、
及川さんは恋人に振られたばかりとか、
短い尺なのに情報がこれでもかと詰められていたのも
嬉しかったです。
しかも及川さん自身の描写も
素の格好良い様子からおとなげない態度まで様々で、
見ているだけでも幸せです!
本当にありがとうございます。
はー……及川さん、大好き!
愛してます!!
及川さんの元カノさんの件ですが……
交際を始める前から
及川さんのバレーへの熱中ぶりを理解していて、
ちゃんと覚悟もしていたけれど、
実際はそれが想像以上だったので辛くなったのではないかと
思っています。
または、自分という恋人がいるにもかかわらず
及川さんが他の女子にへらへらと愛想よくしているのが
許せなかったとか。
及川さんは、基本的には優しい人であるようですが、
恋愛を重視するタイプには見えないので、
異性にモテるわりに交際についてはあまり熱心でないのかなと、
私の願望込みで妄想しています。
そんな及川さんに、影山は偶然出会いました。
いいですよね、影山……とっても羨ましいです。
私も、ふらっと向かった体育館で
及川さんと鉢合わせしてみたいです。
日向の件で藁をも掴む思いだった影山は、
苦手な及川さんに向かって頭を深々と下げて、
自分の話を聞いてくれと頼み込みました。
この時、及川さんもきょとんとしていたことからして、
やはり影山にそうされるのは意外だったんでしょう。
影山がどれだけ必死だったのかがよく分かります。
本当に、バレーのこととなると、
影山は何でもできるんですね。
そして及川さんは、
非常に子供っぽい言動で影山の要望を断るものの、
最終的には彼に根負けする形で渋々応じます。
この時の及川さんは
甥っ子から厳しいことをさらりと言われていますが、
もし岩泉さんが一緒だったなら、
「おい、大人げねぇぞ」と本気で呆れられた上で
蹴りの一発ぐらい貰っていた気がします。
それぐらい、やっていることが幼稚ですよね……及川さん。
とはいえ、なんだかんだ言っても
影山の話をちゃんと聞き、
彼を小馬鹿にしながらも助言をしっかりと与えたのは、
先輩らしい優しさがあったと思います。
さすがの影山も、
あの及川さんから厳しく指摘されては返す言葉が無く、
嫌でも自身の言動を省みざるを得ないという流れは、
大変良かったです。
影山の拗らせ具合が酷かったからこそ、
きっと及川さんの言葉でないと効かなかったでしょう。
多分、同じ言葉を他の人に言われたとしても、
影山は「そんなことはねぇ!」と
大声で否定するだけで終わった気がします。
ここは、他でもない及川さんからそう言われたという点が
非常に大きかったはずです。
甥っ子に撮らせた写真で、
及川さんだけがぶれぶれだったというオチも、
影山に意地悪をした故に受ける他愛のない罰のようで、
とても好きです。
画像がぶれた原因は
及川さん自身が動いていたせいなのは明らかで、
結局、自業自得なのがもう……。
いかにも彼らしい失敗だなと思います。
普段は気さくなイケメンなのに、
影山が絡んだ途端、性格が急にぽんこつになるのが
愛おしくてたまらないです。
あと、一瞬だけ見える画像フォルダの一覧で
甥っ子の写真が六枚あると分かることから、
及川さんは彼を本当に可愛がっているんだなとか、
帰宅したら家族にこの画像を見せて
今日あったことを報告するのかなとか、
色々と想像の翼が広がりました。
他に、自撮りらしい及川さんのピース写真や、
きれいな夕焼けの写真があると分かったのも、
彼の一面を知れたようで嬉しかったです。
さて、もう一人の主人公の日向も
烏養元監督という新たな出会いを経たことで、
成長に繋がる大きな一歩を踏み出しました。
影山が及川さんから受けた指摘を、
期せずして日向も烏養元監督から聞かされるシーンは、
説得力が半端なくありましたし、
結果的に及川さんの評価も自動的に上がる描写だったので
(「烏養元監督と同じ事を言える及川さんは凄い」的な感じで)
私もニヤニヤしてしまいます。
また、非常に重要なテンポの説明については、
原作の漫画の時点で既に十分な内容だったのですが、
アニメでは更に分かりやすくなっていました。
バレーについては、
他の事は何となくのふわっとした理解でも
割と問題は無いのでしょうが、
この先においても話の肝として出てくるテンポの件は、
視聴者が論理的にしっかりと理解しておくべき点なので、
的確で丁寧な説明がここでなされたのは
とても大事だと思います。
これを理解していないと、
ハイキュー!!での試合シーンの楽しみが
半減してしまうので……。
そして、祖父の言葉に手がかりを得た烏養コーチは、
影山の元に急ぎ、
彼に新たな提案をしました。
影山は、己の言い分の正しさを確信しながらも、
必死にそれに抗う日向の熱意に押されて心が揺れる中、
久し振りに会った苦手な先輩からも一蹴されてしまい、
さぞかし凹んでいたと思います。
そんな暗中模索の状態で得た一条の光は
とにかく眩しかったのか、
ここから影山が凄まじい練習の鬼と化すのが
素晴らしいです。
烏養コーチの「できるか?」という問いに対し、
影山が「できます」でも「やれます」でもなく
行為の提示である「やってみせます」と答えているのが
実に頼もしく、
バレー馬鹿な影山らしくて好きです。
また、練習に一段と熱が入るのは日向も同じで……。
日向も影山も、
相手のいないところでひたすら懸命に練習を重ね、
着々と成長していった結果、
この先の合宿での練習試合で久し振りに組んでみた時に
お互いにそれぞれの"今"を知るというのが、
もうもうもうもう最高過ぎます!
今回の終盤では、
練習熱心な烏野の中で一人だけそうではない月島の様子も
少し出てきました。
彼については、その過去を含めて
次の夏休み合宿にて本格的に描かれるので、
今から放送が楽しみでなりません。
今回は、とにかく及川さんの登場シーンが
見ていて楽しかったです!
本当にありがとうございます!
幸せでした!!
続きはこちら。
【感想@アニメ「ハイキュー!! セカンドシーズン」第7話:月の出】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-03-07
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2023-02-26 18:24
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