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感想@アニメ「ハイキュー!!」第25話:三日目 [ハイキュー!!]

テレビアニメ「ハイキュー!!」第1期の感想です。
今回は以下の話について記します。
第25話:三日目
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劇場版総集編 後編『ハイキュー!! 勝者と敗者』(初回生産限定版) [Blu-ray]

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  • 発売日: 2015/12/16
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私の推しは青葉城西の及川徹さんです。
原作の漫画は最後まで読み、
アニメも視聴済みですので、
以下の文章では先のことについて触れる可能性があります。

関連記事
【ハイキュー!! 記事一覧】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/HQ

【テレビアニメ「ハイキュー!!」第1期】
初回と前回の感想記事はこちら。
第1話:終わりと始まり
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-01-13
第24話:脱・“孤独の王様”
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-02-16

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https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-01-23



第25話のあらすじはこちら。
 インターハイ予選の三回戦で青葉城西に負けたことで、日常の生活が戻ってきた。教室でクラスメイト達と机を並べ、授業を受ける時間。しかし、胸の内には消化しきれない思いが渦巻いていた。
 悔しさと後悔とに悩み、新しい目標へと再スタートを切る

インターハイ県予選の最終日のお話でした。

会場の体育館では、
ここまで勝ち抜いてきた白鳥沢と青葉城西が
全国行きの切符を賭けて争う一方で、
この二校以外は
それぞれの学校でのいつもの日々を過ごします。
授業を受けたり休み時間を過ごしたりする今も、
体育館では最後の一戦が行われているかと思うと、
誰もがさぞや無念だったでしょう。
勿論、三回戦で青城に敗れた烏野も例外ではなく、
全員が苦しい時間を過ごしました。
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日向と影山が、
心の中で膨れ上がる悔しさや自身への怒りを抑えきれず、
無人の体育館で感情を爆発させた時は、
私も見ていて胸にくるものがありましたが、
それは実に彼ららしい行動でもあったので、
微笑ましさも感じました。
特に示し合わせたわけでもなく個々に体育館に向かうと、
そこには相手もいて、
無言のまま自然にボールをパスし合うというのが
本当に良かったです。
中学時代の二人が、
バレーを好き過ぎるあまり周囲から浮いてしまい、
一人でバレーをやっているようなものだったのを思い返すと、
同じ熱量でバレーに夢中になり、
共に練習に励める相手がいるということは
何にも代えがたい幸せなんだと分かります。



しかし三年生は、
日向たちのように敗北の実感に浸ることは許されず、
早急な進路の選択に迫られました。
このハイキュー!!はバレーボールを主とする作品なので、
学校を問わず、作中に登場する三年生の多くが
ここでは引退せずに部活動への参加を継続させますが、
これを現実のこととして改めて考えてみると
かなり凄いことです。
勿論、卒業後の進路や部活動の引退時期については、
誰もが以前から頭にあったはずで、
今になって慌てて決める生徒はいないでしょうが、
それでも突発的な感情に左右されてしまって迷う場合も
あると思います。

烏野の三年生たちは、彼らだけで集まっただけでなく、
部の顧問である武田先生との面談も経て、
潔子さんを含めた全員が部への残留を決めました。
お話の流れで言えば、そうなって当然の展開とはいえ、
やはり私も嬉しかったです。
烏養コーチによれば
この日は朝も午後も練習を休みにしたとのことでしたが、
放課後にはいつもの練習風景が見られました。
それぞれの胸に大きな敗北の思い出が刻まれた今は、
新たな目標が出来たこともあって、
全員の気構えが以前とは違うようでした。
なんとなくですが
いつも以上に頼もしさが伺えました。



さて、インハイ県予選の決勝戦は、
今回も白鳥沢の勝利で終わりました。
具体的な描写はほぼ無かったので、
試合の詳細は不明ですが、
あの青城がそれまでの勝利に胡坐をかいて
この決勝戦に挑むわけがなく、
今回も全力で白鳥沢にぶつかって負けたんでしょう。
自分たちの全てを出し尽くしても
白鳥沢には及ばなかったという残酷な結果に対して、
及川さんは自身の敗北を嫌でも認めざるを得ませんでした。
珍しく声を震わせながら
眉間に力をぐっと入れて悔しさを滲ませた表情は、
鬼気迫るものがありましたね……。
バレーボールと共に生きてきた及川さんは、
天才を倒すべく全力で向かっていっても
呆気なく跳ね返されてしまい、
その度になにくそと思いながら再び挑んできたので、
これまでの度重なる敗北が今の最高の彼を作ったとも
言えるのですが、
当然ながら彼は強くなりたくて負けてきたわけではないので、
私も見ていて辛かったです。
そして、少し先のことになりますが、
次の春高予選での青城は、
白鳥沢と当たる前に烏野とぶつかって敗退するのを思うと、
このインハイ予選が
高校で牛島くんに勝つ実質的な最後の機会だったので、
及川さんが中学に続きここでも彼に一度も勝てなかったのは
本当に残念でした。
尤も、ストレートで負けた以前とは異なり、
今回は青城も1セットを取れたので、
大きく前進したとは言えるのですが……。
良かったところを私がいくら探しても、
負けは負けでしかなく、
及川さんには慰めにもならないのが残念でなりません。
物語を無視しても構わないのなら、
やはりこの一戦は青城に勝たせたかったです。



この第25話をもって
アニメ「ハイキュー!!」の第1期が終了しました。
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漫画が連載途中でアニメ化された時にありがちな
「俺たちの戦いはこれからだ」という内容での
締めとなりましたが、
ハイキュー!!ではこれが原作通りの展開だからか、
やっつけ感は全く無く、
本当に次に繋げるための一話となっていたのが良かったです。
以前にぼんやりと視聴していた時は、
「ハイキューはアニメも面白いなぁ」という程度にしか
思わなかったのですが、
こうしてこの作品に本格的にハマった状態で、
この感想記事を書くために録画を何度も見直したら、
細部までこだわりを持って丁寧に描かれているのが分かり、
作品のいちファンとしては感謝のしようがないほど
有難かったです。
特に試合での緊張感を伴った迫力ある描写には
未だに目を奪われますし、
心も激しく揺さぶられます。
ありがとうございました。

日向と影山のこれまでの月日が
ギュッとまとめられたEDも、とても素敵でした!
ハイキュー!!と出会えて幸せです。



この感想記事の掲載についても、
とりあえず完走できてホッとしています。
今は同じBS Japanextの枠で
続きのアニメ第2期が放送中ですので、
私もこのまま感想を書いていくつもりですが、
最初に掲げていた
「生活の負担にならない程度に軽く書く」ことが
及川さんの登場によって全くできなくなり、
この感想記事の作成に大分時間を取られてしまったので、
彼が本格的に再登場する第2期の終盤までは、
なるべく簡略化して書こうかなと思っています。

ここまでお付き合いいただき、
本当に本当にありがとうございました。
引き続き読んでいただけたら嬉しいです。



続きはこちら。
【感想@アニメ「ハイキュー!! セカンドシーズン」第1話:レッツゴートーキョー!!】 https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-02-18
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2023-02-17 23:31 
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