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感想@アニメ「ハイキュー!!」第17話:鉄壁 [ハイキュー!!]

テレビアニメ「ハイキュー!!」第1期の感想です。
今回は以下の話について記します。
第17話:鉄壁
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私の推しは青葉城西の及川徹さんです。
原作の漫画は最後まで読み、
アニメも視聴済みですので、
以下の文章では先のことについて触れる可能性があります。

関連記事
【ハイキュー!! 記事一覧】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/HQ

【テレビアニメ「ハイキュー!!」第1期】
初回と前回の感想記事はこちら。
第1話:終わりと始まり
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-01-13
第16話:勝者と敗者
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-02-02

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第17話のあらすじはこちら。
 ついに伊達工業との試合が始まった。因縁の相手を前に、やや硬くなる烏野メンバーの緊張をほぐしたのは、頼りになるリベロ──西谷!
 しかし、伊達工業の鉄壁はかなり強固なもので……分厚く強大な壁は幾度も烏野のスパイクをブロックする。烏野はこの壁を破ることが出来るのか!? 日向が最強の囮として伊達工業を翻弄する。

うっかり第18話の感想を先に書いてしまったので
遅くなりましたが、第17話の感想を記します。



一度はバレーを辞めようと思っていた旭さんが、
強烈なスパイクを決めました!
烏野の対戦相手が伊達工だと決まった時点で、
旭さんが辛い過去を乗り越えるのは必然でしたが、
それが分かっていてもやはり感動的なシーンでした。

加えて、この時の成功は、
日向にとっても物凄く大きなことになりました。
以前、烏野OBである町内会メンバーとの試合で、
影山によってどれだけ重要なのかを教えてもらった
自分の役割(囮)が、
大事な公式戦の試合で、
しかも強豪校を相手に本当に通用したという事実は、
日向に深い感動と興奮を与えたようです。
更に日向は、ここまでの目覚ましい活躍により、
既に周囲の関心を集めています。
大会が始まるまで何者でもなかった彼は
今や「あの10番」と呼ばれて
各校から警戒され始めた注目選手です。
以前の旭さんの発言をここで用いるなら
もう烏野で一番恐れられる選手になりつつあるのが
凄いです。

日向に最強の囮という役割を与えたのは影山で、
彼を最強の囮として目覚めさせたのも影山であるのを
踏まえれば、
結局、影山は、ずっと無自覚だったとはいえ、
自分が求めてやまない強い相手を
自らの手で作り、育てていったんですよね。
ハイキュー!!の主人公は日向と影山なので、
この二人の物語であるのは当然のことなのですが、
そうなんだよね……と今さら感慨深くなりました。



その前に日向と影山が成功させた変人速攻も、
実に見事でした。
私もそれまでの普通の速攻に目が慣れているせいで、
いきなり変人速攻が来ると、
未だに思わず「はっや!」と声をあげてしまいます。
この速度の違いはアニメでしか味わえないものなので、
それをこうして体感できるのは本当に有難いです。



一方、相手チームの伊達工も、
ただ怖いだけでなく、非常に魅力的に描かれていました。
背がとても高く、横幅もちゃんとあるのに、
体の重さに引っ張られることなく素早く動ける青根さんは、
ちょっと狡いなと思ってしまうほど優秀ですが、
強豪校になればなるほど、
青根さんのように体格にも身体能力にも恵まれた選手の割合が
ぐっと増えるんだろうなと思っています。

そして、私のお気に入りキャラの二口さん!も
相変わらず生意気で、最高でした。
でもそれ以上に茂庭さんが可愛くてたまらず、
その微笑ましさにはたくさん和ませてもらいました。
茂庭さんは伊達工の癒し……マスコットですね!
おそらくバレーの上手さは普通なのでしょうが、
伊達工の部員が茂庭さんを主将として慕い、
しっかりと頼りにしているのが、よく伝わってきます。



そういえば、アニメ初見の時は、
伊達工の監督の声が三木眞一郎さんだと知って
かなり驚いた覚えがあります。
尤も、烏野の武田先生の声も神谷浩史さんなので、
出番が少ない人物の声を超有名声優さんが当てることは
別におかしくはないのですが、
贅沢な起用だなと思いました。

監督と言えば、
日向と影山が最初に変人速攻を決めた直後、
入畑監督が苦笑いを浮かべながら
「怖いねぇ、嫌だねぇ」と感嘆していて、
表情からも口調からも心の余裕を感じられたのが、
結構怖かったです。
入畑監督の言葉に嘘は無さそうですし、
本当に二人を脅威だと感じてはいるようですが、
「自分たちはあれを攻略しなきゃいけないのか。
面倒だな」と思う程度に留まっていて、
あの速攻を攻略できないとは微塵も思っていない自信が、
この時の様子にしっかりと出ていると思えました。
それは及川さんも同じで、
他の選手なら驚き過ぎて絶望するかもしれないのに、
不愉快そうに眉を寄せながら
「ほんっと、天才ムカつくな」と愚痴をこぼすだけで
終えられているのが、
さすがでした。
入畑監督にしても、及川さんにしても、
「烏野の変人速攻は本当に凄いけれど、
きっとどうにかならないわけではないだろうし、
そもそも絶対にどうにかしなければ自分たちは勝ち上がれず、
全国に進めない」
との覚悟があるからこその言動なんでしょう。
心が強いです。



変人速攻の二発目も、爽快感があって
非常に気持ちが良かったです。
西谷先輩が辛うじて拾ったボールが後方に飛んでいく中、
セッターの影山がそれを追って走っていき、
観客の一人が呑気に
「あそこから速攻は無理かな。誰にあ……」と言っている間に
影山が後ろを向いたまま素早いトスを日向に送った瞬間、
その時にはもう既に高く飛んでいる日向が
見事にスパイクを決める!という流れは、
伊達工の部員も周囲にいる人々も観客も、勿論私も、
見た者全員が言葉を失うほど圧倒的でした。
瞬きをしている間に点が入ると言っても過言でないほどの
速度だったと思います。
もし私があれを間近で見ることができたなら、
仰天して腰を抜かしますね。きっと……。



第17話は烏野の得点で終わりましたが、
このまま試合終了とならないのはご存知のとおりです。
冒頭に記したとおり、
第18~19話の感想は既に載せていますので、
引き続きお付き合いいただければ嬉しいです。

【感想@アニメ「ハイキュー!!」第18話:背中の護り】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-02-03-1
【感想@アニメ「ハイキュー!!」第19話:指揮者】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-02-05



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2023-02-05 20:29 
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