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感想@アニメ「ハイキュー!!」第19話:指揮者 [ハイキュー!!]

テレビアニメ「ハイキュー!!」第1期の感想です。
今回は以下の話について記します。
第19話:指揮者
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私の推しは青葉城西の及川徹さんです。
原作の漫画は最後まで読み、
アニメも視聴済みですので、
以下の文章では先のことについて触れる可能性があります。

関連記事
【ハイキュー!! 記事一覧】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/HQ

【テレビアニメ「ハイキュー!!」第1期】
初回と前回の感想記事はこちら。
第1話:終わりと始まり
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-01-13
第18話:背中の護り
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-02-03-1

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https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-01-23



第19話のあらすじはこちら。
 鉄壁の異名を誇る伊達工業をストレートで下し、次に対戦することになる青葉城西の試合を観戦する烏野。練習試合で一度勝ったとはいえ、及川がセッターとしてフル参戦する状態の青葉城西を知らない澤村たちは、目の前で繰り広げられる動きの滑らかさに息をのむ。
 そして、ついに及川率いる青葉城西との公式戦が始まる。

怒涛の及川さん回でした!
強烈なジャンプサーブに
本領発揮したセッターとしての能力、
自室に私服(部屋着? パジャマ?)披露、
青葉城西バレー部の部室、
岩泉さんとの「阿吽コンビ」という名称の爆誕と、
その二人による遠慮のない微笑ましいやり取りに、
最っ高に格好良い振舞い……等々、
まさに及川コレクション状態で、
彼の事が一番好きな私にはたまらない回でした。
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しかも、放送の最後に流れる次回予告にまで
ばっちり及川さんが登場していて、
彼のお茶目な部分を堪能できるだけでなく、
「及川徹は天才ではない」というタイトルを読むのが
自身ではなく岩泉さんというのが
凄く好きです。



でも!
この第19話で最も好きなシーンは?と問われれば、
私は迷わず、
本編最後で影山がツーアタックを決めたシーンを挙げます。
勿論、及川さんが先にツーを鮮やかに決めて影山を煽るところも
とてもとても好きなのですが、
影山のこのシーンがあまりにも最高過ぎるせいで、
ちょっと霞んでしまいます。
ハイキュー!!のこの先を含む全ての得点シーンにおいて、
この影山によるツーアタックは、
私の中では三本指に入るぐらいめちゃくちゃ好きです。

ここは原作の漫画の描写も素晴らしいのですが、
やはり動画で見た方が状況を把握しやすいので、
何度見直しても思わず体が震えるほど興奮します。
いつもの日向の速攻……に見せかけて、
実は田中先輩のスパイクか!と思いきや、
コートの奥では旭さんが
バックアタックをするための助走をし始めていて、
「そうか、本命はそっちだったんだ!」と思った直後の
影山のツーアタックですよ……!!
相手を釣り、翻弄しまくった末のツーは、
影山が冷静にコートの全体を見ている証であり、
セッターに必要な意地の悪さの表れでもあって、
本当に素晴らしいです。
このシーンを初めて見た時は、その前の及川さんのも含めて
「バレーってこんなに頭を使う競技だったんだ?!」と
びっくりした覚えがあります。
体を使った頭脳戦ですよね……。
この烏野対青葉城西戦は、
影山と及川さんによるセッター対決が一番の見どころである分、
他の試合よりもそうした一面が大きくて、
私は驚かされるばかりです。



放送の冒頭で
烏養コーチがセッターを指揮者に例えました。
それで思い出しましたが、
かつて公式の演奏会が開催された際に、
皆が指揮者の格好をしたグッズが販売されていましたよね?
数年前にたまたま出先で見つけた時は、
私の予算と折り合わなくて断念せざるを得ませんでしたが、
あのイラストの及川さんも素敵だったので、
いつか頑張って入手したいです。
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推しの顔が良い……!



暫く先の話で及川さんの甥っ子が登場したことにより、
彼には年の離れた兄か姉がいるらしいと判明したのが、
初見当時はちょっと意外でした。
それまでは、たとえ及川さんに兄弟がいたとしても、
きっと彼はお兄さんなんだろうなと思っていたからです。
でも今は違います……。
青城での様子を見ていると
部の主将という立場や最上級生という年齢、
試合では司令塔を務めるセッターという役割から、
及川さんは普段から皆を積極的に引っ張っているものの、
おとなげない言動をすることが多い点や、
特に岩泉さんに対しては甘えている
(構ってほしいというアピールが過ぎる)点など、
弟気質な部分も強くて、
家ではさぞ家族から可愛がられているんだろうなと
想像しています。
私も、お盆とお正月にしか会わない
遠い親戚のお姉さんになって、
ちびっこ及川さんにお小遣いやお年玉をあげたかったです。
「徹くん、大きくなったねぇ」と言いたい人生でした。



本来、顔が良いだけでなくバレーも凄く上手いという
チートキャラな及川さんが傍にいたなら、
周囲は(特に同級生は)
彼に嫉妬して反発してもおかしくないです。
でもそうならないのは、
普段から人並み以上に努力している及川さんの姿を
皆が目の当たりにしているからでしょう。
それに、皆で及川さんを軽くからかうことや、
彼と最も親しい岩泉さんが彼をぞんざいに扱うことも、
気分的なガス抜きとして上手く作用していると思います。
及川さんをよく知らない女子ほど彼にキャーッと騒ぐ一方で、
他の生徒より近しい立場にいる女子バレー部の生徒からは
割と冷めた目で見られているという点からも、
何でも優秀な人なのに性格がポンコツという欠点が伺え、
そこが逆に魅力として輝いているのがよく分かります。
何より、及川さんの圧倒的な存在感というか
滲み出る高いカリスマ性により、
難のある性格など吹っ飛ばしてしまうのが凄いです。
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さすが青城の柱!
大大大大大好きです。



試合早々にツーアタックを決めて、
相手セッターの影山をおとなげなく煽ったものの、
彼に裏をかかれただけでなく、
同じ言葉を返されたしまった及川さん。
普段のクールで余裕たっぷりな言動も良いですが、
及川さんと言えばやはり
天才たちに負けじと挑む努力の人という印象が強いので、
彼が放送の最後で見せた「なにくそ」な表情が
本当にたまらなかったです。

それと、順番が逆になりますが、
試合の直前に及川さんが影山に宣戦布告をした際に、
影山が返事をしようとしたにもかかわらず
横から口をはさんできた日向に
言いたいことを言われてしまったシーンは、
この二人でなら及川さんと互角に渡り合える
(逆に言えば、影山だけでは無理)
という象徴のようだと思えてなりません。
すなわちそれは「六人で強い方が強い」ことに繋がるので、
まさに彼らは喧嘩をするわけではなく
バレーで決着をつけるのだなと
当たり前のことを改めてしみじみと思いました。



余談ですが。
深夜にこの放送があった時(2/3未明)から
私は病院で点滴を打ってもらうほど体調が悪く、
家に戻ってからもずっと横になっていました。
激痛のせいで眠れないだけでなく、
目を開けているのも難しかったので、
病院から帰宅した後は
瞼を閉じたままじっと横になっていましたが……。
まともに見られないと分かっていても、
この回の録画を何度も何度も繰り返し再生し、
及川さんの声をひたすら聞いていました。
そうしているうちにいつの間にか眠れていて、
起きた時には痛みも少し軽くなっていたので、
推しによる癒しは偉大だなと思いました。
(今は、まだ完全ではないものの、
この記事を書けるぐらいには回復しています)
及川さん、ありがとう。
今回だけでなく、あなたには何度も救われています。
本当に本当に大好きです。



続きはこちら。
【感想@アニメ「ハイキュー!!」第20話:及川徹は天才ではない】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-02-08



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2023-02-05 14:14 
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