感想@映画「ゆるキャン△」 [映画・舞台]
映画「ゆるキャン△」の感想です。
https://yurucamp.jp/cinema/
関連記事
関連記事
【アニメ「ゆるキャン△」】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2019-02-15-3
【ドラマ感想「木ドラ25 ゆるキャン△」】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-03-27
【感想@アニメ「ゆるキャン△ SEASON2」第1話】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-02-13-2
去年の夏に劇場公開された映画「ゆるキャン△」。
私はテレビアニメ版が大好きだったので、
この映画も多大に期待していたのですが、
上映してくれる映画館が近くに無く、
都合もなかなかつかず、
結局、逃してしまいました。
今回は、昨年末に家のテレビ(アマプラ)で視聴しました。
予告で5人の未来の話だとは知っていたものの、
もしかしたらまた誰かが見ている夢ではないかと思えなくもなく、
半信半疑の状態で見始めました。
本当に本当に、なでしこ達が大人になった話だったので、
ちょっと驚きました。
高校時代は、
とっておきのキャンプをめいっぱい楽しむために
普段からそれぞれのアルバイトに精を出し、
事前準備に励んでいた5人。
野クルの3人が部室等にだらだらと集まったり、
図書室にいるリンちゃんの元に
恵那ちゃんが遊びに行ったりする日常は、
特に何も起きなくても楽しいものでした。
5人が高校を卒業し、別々の道を歩み出し、
気軽に顔を合せられていた日常が過ぎ去っても、
それぞれがキャンプを楽しむ時間を大事にしているのは変わらず、
私もホッとしました。
なんやかんやで皆が集まっては
和気あいあいと楽しい時間を過ごすのを見て、
私も幸せな気分になれました。
ただ、1話30分弱のテレビアニメなら
これでもう充分なのですが、
約二時間の上映という映画となると、
さすがに物足りなかったです。
それなりにハプニングは起こるものの、
エピソードとしては弱く、
全体的に盛り上がりに欠けていました。
単に私が期待しすぎただけなのかもしれませんが、
途中でちょっと退屈になり、飽きてしまいました。
つまらなくはないけれど、
時間を忘れて夢中になれるほどには楽しめず、
作品の特徴である緩さが二時間も続くとなると、
気が散ってしまってどうしようもなかったです。
作品が駄目というより、
私に合わなかったんだと思います。
どうせ書き下ろしのシナリオで未来編を描くなら、
30分程度の短編を3本流すといったオムニバス形式の方が、
ゆるキャンの良さが出た気がします。
それと、広大な敷地の草刈りを
なでしこ達5人が人力のみで行なうなど、
ツッコミどころがいつもより多かったのも気になりました。
見ていて「これってどうなの?」と思う度に
現実に引き戻されてしまったので、
作品の世界にしっかりと没入できなかったのは残念でした。
なでしこたちが大人になったように
恵那ちゃんの愛犬のちくわも同じ数だけ年を取り、
昔みたいには全力で走れなくなっていたのが、
とても淋しかったです。
確かテレビアニメで、
もしちくわがいなくなったら……みたいな話題が
一瞬出ていましたが、
その未来が割と近くまで迫ってきているのだと
痛感させられました。
恵那ちゃんが、今も変わらずちくわを大事に思い、
ちゃんと可愛がって面倒をみているのが良かったです。
以前のようにちくわが走れなくなったのは残念だけれど、
今後も恵那ちゃんと一緒に
ゆっくりとした散歩を楽しんで欲しいです。
原作の漫画はまだまだ続いていますし、
テレビアニメ版も続きの第3期があるようなので、
そちらを楽しみに待ちたいと思います。
2023-01-15 18:30
共通テーマ:映画
共通テーマ:映画