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感想@アニメ「ハイキュー!!」第1話:終わりと始まり [ハイキュー!!]

テレビアニメ「ハイキュー!!」第1期の感想です。
今回は以下の話について記します。
第1話:終わりと始まり
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  • 発売日: 2015/09/16
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私の推しは青葉城西の及川徹さんです。
原作の漫画は最後まで読み、
アニメも視聴済みですので、
以下の文章では先のことについて触れる可能性があります。

関連記事
【ハイキュー!! 記事一覧】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/HQ



1/9の深夜より、BSJapanextにて
テレビアニメ「ハイキュー!!」ファーストシーズンの放送が
始まっています。
確か数か月前までも、
この放送局の夕方の枠でずっと放送されていました。
実を言えば、途中でそれに気付くまで、
私はBSJapanextさんが開局されていたのも知らず、
「こんな局あった? いつから?」と驚きました。
できればハイキューも最初から見たかった、
もっと早く知れていたら良かったのに……と
少し悔いていたので、
今回また最初から放送が開始される旨を
当日の新聞のテレビ欄で知った時は
思わず飛び上がるほど嬉しかったです!

アニメのハイキューについては、
最初から最後まで一通り視聴したものの、
当ブログでの感想記事の掲載は
第3期から第4期の第8話までで
止まってしまっています。
私の最愛の推しは青葉城西の及川徹さんなので、
彼が特に活躍する第1~2期については
いつか感想を書きたいと思っていましたが、
時間が無く、
なかなか実行に移せないまま今日まで来てしまいました。

しかしながら、
こうして第1話からしっかり振り返られる機会を
改めて得られたので、
生活の負担にならない程度に軽く感想を綴っていこうかと
思った次第です。
できれば第2期の最後まで頑張りたいところですが、
そもそもこの放送がどこまでやるのかが
今の時点では不明ですので、
可能な限りなるべく続けるという緩い気持ちでいます。



記念すべき第1話!ということで、
まずはOPから触れていきます。
【SPYAIR:イマジネーション】

ギターのみで始まるイントロから期待感を煽られ、
やや抑えた歌い方のボーカルが乗った後、
徐々に盛り上がっていってサビで爆発する……という
楽曲の基本のような定番の構成ですが、
王道だからこその強みが全面に出ていると思います。
アニメ映像もそれに合っていて、
体育館に繋がる渡り廊下の映像から始まり、
下駄箱で靴を取り、膝にサポーターを付けて、
W主人公である日向と影山が共に走り出した後、
烏野男子バレーボール部の面々のカットが次々に流れ、
それぞれが手を合わせて一致団結!という前振りは、
大変小気味よく、見ていて気持ちが良いです。

私がそれ以上に好きなのは、
サビに入った直後の映像です。
日向と影山以外の烏野の部員が
それぞれ得意なことを披露した後、
締めとしてエースの旭さんが力強いスパイクを打ちます。
ここ、作品の主題であるバレーボールが
象徴として背景に大きく描かれているのは勿論のこと、
それぞれの部員が左右交互に飛び出してくるので、
最後に正面からスパイクを打つ旭さんが
より強調された構成となっているのが、
素晴らしいです。
また、とても目立つこの部分は
本来なら主人公が務めるパートになるはずですが、
日向も影山もエースではないので、
特に作中でエースになりたいと望む日向にとっては
容赦が無い構成なのかもしれません。
とはいえ、やはり主人公に見せ場は必要なので、
その後に改めて、影山にトスを貰うという最高の形で
目を瞑った日向がスパイクを決めるシーンがあるのには、
思わずにやりとしてしまいます。

それから、
烏野のかつての伝説「小さな巨人」の後ろ姿……からの、
彼と同じ10番を背負う今の日向の姿で締めとなります。
他のアニメですと、
OPは何度も見るうちに飽きてしまって
録画を再生する時は飛ばすことも多いのですが、
ハイキューのアニメに関しては
OPの出来が本当に素晴らしいので、
未だに毎回見入ってしまいます。
本当に大好きです。



前置きが長くなりましたが、
ここから第1話について感想を軽く書いていきます。

第1話のあらすじはこちら。
 ふとしたきっかけでバレーボールに魅せられた少年、日向翔陽。
 中学3年になった日向は、部員がいない逆風にも負けず、やっとの思いでメンバーを集め、最初で最後の公式戦に出場する。しかしその前に、「コート上の王様」と異名を取る天才プレーヤー・影山飛雄が立ちはだかるのだった…。

日向も影山もまだ中学生なので、
幼さが顔や体、声に表れているのが
とても新鮮です。
そして、身を置く環境は全く違うのに、
バレーボールに対する情熱や執着の強さが同じ二人が
それぞれ苦労していることが、
よく分かる回でした。
周囲から浮くほど
バレーボールへの熱中ぶりが激しかった二人だけに、
「日向と影山が一緒に組めたら良かったのに」と
思わせてからの、
実は同じ高校に進学していた!と判明するシーンは、
そうだと分かっている今でも見る度に興奮します。
まるで、運命の歯車が本格的に回った瞬間に
立ち会えたような気分になっています。



この第1話で特に印象的なのは、
影山が日向に向かって放った
「おまえは三年間なにをやってたんだ?」という言葉です。
日向について何も知らない影山が、
彼に苛立った勢いで思わずこう言ってしまったのは、
仕方が無いことでした。
これが、影山が日向を凄いと認めたからこそ
つい発してしまった暴言であるのは、
状況的に明らかでしたし……。

それに対して、
日向は猛然と言い返したかったでしょうし、
実際、彼には必死に努力してきた過去があるので、
その資格はあったとは思います。
でも、ぐうの音も出ないほど
影山に劣る自分を痛感させられては、
さすがの日向も言葉が出なかったようでした。

視聴者は、
日向が一人でどれだけ頑張ってきたのかを
よく知っています。
日向の友達が反射的に影山に反論しかけたのが、
視聴者の感情を代弁するものとなっていたのは、
救いがあって良かったです。



ハイキューは楽しいシーンだけでなく、
見ていて辛くなるシーンもそれなりにありますが、
その中でもこの第1話は、
二人の主人公がそれぞれ
「才能と熱意はあっても不遇な状況にいる」として
描かれているので、
見ていてしんどい気持ちになります。
だからこそ、月日が経過し、
主人公が身を置く環境が大幅に変わって、
出会うべき人と出会い、
物語が本格的に始まっていくのには
期待が募るばかりです。

今後も楽しみです!

続きはこちら。
【感想@アニメ「ハイキュー!!」第2話:烏野高校排球部】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2023-01-13-1



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2023-01-13 00:08 
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