感想:NHK朝ドラ「舞いあがれ!」第10週:別れと初恋 *ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」の感想です。
今回は以下の放送について記します。
第10週:別れと初恋
以下の記述にはネタバレを含みます。
連続テレビ小説 舞いあがれ! Part1 NHKドラマ・ガイド
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2022/09/26
- メディア: Kindle版
「舞いあがれ!」の過去の感想記事はこちら。
【第1週:お母ちゃんとわたし 】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-10-07
【第2週:ばらもん凧(だこ)、あがれ! 】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-10-15
【第3週:がんばれ!お父ちゃん】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-10-21
【第4週:翼にかける青春】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-01
【第5週:空を飛びたい!】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-04
【第6週:スワン号の奇跡】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-11-1
【第7週:パイロットになりたい!】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-18-1
【第8週:いざ、航空学校へ!】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-27
【第9週:私らはチームや】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-12-02
第10週のあらすじです。
https://www.nhk.or.jp/maiagare/
航空学校での厳しい中間審査を経て、
それに合格した舞ちゃんがソロフライトに挑みました。
皆、飛行機の操縦に慣れてきた頃なのでしょうが、
何かトラブルがあれば命を危険にさらす状況で、
頼る人も無くたった一人で空を飛ぶなんて、
パイロットは凄いなぁと心から思いました。
だからこそ、航空学校は厳しいのですね。
警察学校などもそうでしょうが、
こういう特殊な職業に就くための学校は、
私たちがよく知る通常のそれとは大きく違います。
未熟な学生を育てて一人前にするという点は
共通であるものの、
適正が無い者を救うか、あっさり切り捨てるかで
大きな差が見られます。
今回、二度の中間審査に落ちた水島くんは
退校となりました。
これについて舞ちゃんは
「訓練を頑張っていたのに」と残念がっていましたが、
頑張るのは当たり前で、誰もがやっていることです。
一般的な学校であれば、
そこに生徒の熱意を感じた学校側が
特例処置といった温情を与えるかもしれませんが、
航空学校は例外なく排除するようです。
だからこそ、パイロットに適した学生だけが学校に残り、
更に難しい訓練に挑めるわけですね。
まさに、パイロットが今後も乗客を安全に運ぶために、
航空学校は生徒をふるいにかけて、
不適格者を落としているのだと思うと、
いち乗客としては頭が下がります。
また、落とされた生徒には悔しさが残るでしょうが、
学校から「あなたはもう駄目です。
パイロットにはなれません」と
はっきり言い渡されることで、
生徒は諦めがつくと思います。
頑張るだけでは無理という世界は残酷ですが、
落ちた生徒に対して学校が微塵も期待を持たせないのは、
逆に彼らのためだとも言えます。
また、上記のとおり、
そのお陰で空の安全を守れているという現状が持つ意味は
とても大きいです。
水島くんも、
これまで努力したという事実を誇りに変えて
今後は新たな道で幸せを掴んでほしいです。
ただ、今週は、
舞ちゃんがやたら大河内教官にたてついていたのが
気になりました。
確かに大河内教官は厳しい人であるようですが、
生徒に対する深い愛情や教官としての責任感は
ちゃんと感じられます。
それなのに、舞ちゃんが
「負けません!」や「見返したかった」と
彼に対して無礼な言葉を放つので、
その度に私は首を傾げていました。
たとえば、大河内教官が理不尽な言動で
生徒を過剰に追い詰めていたなら、
舞ちゃんが鼻息荒くなるのも当然です。
でも私には、そこまでのことだとは思えませんでした。
あの舞ちゃんの威勢の良さは、
彼女の精神的な幼稚さが強調されていたので、
逆効果のように見えました。
もしかしたら、
以前は大河内教官がもっと怖い人として描写されていたのに、
撮影の途中で彼の内面が優しい方に寄せられた結果、
彼に対する台詞が噛み合わなくなったのかもしれません。
だとすれば、もう少し統一性を高めてほしいです。
さて、先週からの跨ぎを経て、
とうとう柏木くんが舞ちゃんに告白をしました。
舞ちゃん……
あさイチでの朝ドラ受けでも指摘されていたとおり、
パジャマ姿で廊下をうろうろとしがちで、
無意識なあざとさを感じないわけでもなかったですが、
柏木くんに顔を近づけてにっこり笑った時の彼女が
もう反則レベルで可愛かったので、
私もメロメロになっていました。
舞ちゃんも柏木くんを意識しているようだったので、
今後、二人はくっつくのかな?とは思っていますが、
個人的には彼には魅力を感じないです……。
柏木くんは顔が良くて長身なので、
外見は非常に好みなんですが、
今週の最後で思い込みが激しい部分を露呈していたとおり
内面がちょっと残念すぎます。
この放送内容とペースで進められていくとなると、
航空学校編は年内まででしょうか。
他の学生の悩みがもっと明らかになったり、
一波乱あったりするかと思うので、
今後も続きを楽しみに待ちながら
視聴していく予定です。
続きはこちら。
【感想:NHK朝ドラ「舞いあがれ!」第11週:笑顔のフライト *ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-12-16
大河内教官が、とっても格好良かったです。
あれはズルい!!
まさに「惚れてまうやろ」案件でした。
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2022-12-11 17:15
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