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アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」感想 第20話:醒めない夢を一緒に*ネタバレあり [アニナナ感想]

アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」
第20話「醒めない夢を一緒に」の感想です。
以下の記述には、先の展開を含むネタバレがあります。
私の推しはTRIGGERの八乙女楽くんです。
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アイドリッシュセブン Third BEAT! 7 (特装限定版)(Blu-ray)

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  • 出版社/メーカー: バンダイナムコフィルムワークス
  • 発売日: 2023/01/27
  • メディア: Blu-ray

関連記事
【アイドリッシュセブン 感想記事一覧】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/i7

アニナナ3期 第1クール初回と第2クールの感想記事はこちら。
【第1話:星を覆う雲】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-07-07
【第14話:脅威】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-10-11
【第15話:傷つかぬ魂】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-10
【第16話:天使とモンスター】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-12
【第17話:逆転の一手】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-13
【第18話:Dear Butterfly】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-13-1
【第19話:3人の決意】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-16



第20話のあらすじはこちら。
https://idolish7.com/aninana/
 雨が降る駅前広場で幕を開けたTRIGGERの復活ライブ。突然現れたTRIGGERに感激するファンもいれば、嘲笑うように通り過ぎていく人もいる。そうした中で懸命に歌い踊る天の姿を、陸は熱い想いで見つめていた……。

私がアイナナにハマったきっかけは、
アニナナ1期の第15話です。
当時、原作のアプリゲーのシナリオは第3部の進行中で、
話が新たに追加される度にネットで話題になっていました。
また、名曲が揃うTRIGGERの楽曲の中で
(更に言えば、アイナナという作品全体の中でも)
最も好きな一曲を挙げるとするならば、
私は迷わず「DAYBREAK INTERLUDE」を選びます。
曲自体が物凄く好きというだけでなく、
思い入れもかなりあるからです。
今回、それがアニメで再現されるということで、
放送前から凄く凄く楽しみにしていました。
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なので……本音を言えば、
そのライブシーンでの楽曲変更については
とても残念で、がっかりしました。
「SECRET NIGHT」の前奏が流れた瞬間、
「え? なんで? そっちなの?」と驚きました。
もしかしたら、特例として
今回だけはライブ演奏が二曲あるのかもしれない、
この後にデイブレをやってくれるかもしれないとの
僅かな期待も抱いたものの、
ご存知のとおり、それは叶いませんでした。
この演奏シーンがとても良かった分、
やはりデイブレで見たかったと再度思ってしまいました。

とはいえ、変更があったのには
それなりの理由があると思っています。
実際、アニナナの別所誠人監督が放送後に
Twitterでこう発言されていました。

デイブレMVの舞台装置(背景)が
ドームやアリーナといった大箱仕様であるのを踏まえると
この先、TRIGGERが京都のFSCホールで演奏する際に
デイブレをお披露目とした方がぴったりと合うからかな?と
邪推しています。



このブログの感想記事のどこかで書いた覚えが
薄らとあるのですが、
実は、デイブレMVの冒頭にて、
TRIGGERのマネージャーの姉鷺カヲルさんが
「なんで……ステージで輝いていたあの子たちが、
こんな目に遭わなきゃいけないの……!」と
大泣きするシーンには、
ずっと違和感を覚えていました。
というのも、ソシャゲの第3部のシナリオを読むと
(アニナナ3期のこれまでの話でもそうだったように)、
姉鷺さんが不安を口に出すことがあったとはいえ、
辛い時こそ敢えて明るくいようとしていて、
TRIGGERを気丈に助け、導いていたからです。
何より、前回のアニナナでもあったとおり、
「ストリートミュージシャンになろう」と言い出したのは
他でもない姉鷺さんです。
なので、ショックで泣くのではなく、
寧ろ負けん気を表に出すようなきりっとした表情で
「ここが踏ん張りどころよ、あなたたち」と
ステージ上のTRIGGERに強い視線を向けるのではないかなと
思っていました。

でも……この第20話を視聴したことで、
考えが大きく変わり、
あの時に姉鷺さんが号泣することに納得できました。
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常に強気で明るい姉鷺さんですが、
それはやはりTRIGGERと一緒にいる時だけです。
路上ライブの開始前に、たった一人で、
しかも合羽を着用しているとはいえ
冷たい雨に打たれながら、
TRIGGERのかつての看板を上げる
(新曲披露ではないので看板は以前のを流用。
人気絶頂の頃のTRIGGERなら、
このような時でも看板の使い回しはせず
新たに写真を撮り下ろすに違いないので、
この時点で屈辱的だったかもしれない)
というのは、かなりしんどいでしょう。
実際、TRIGGERの控室(テント?)に向かう際の
姉鷺さんの足取りは、
いつものきびきびとしたそれではなく、
大分重そうでした。
そういう心身の疲れがどっときた上に、
ステージ上の三人とは離れている状況、
そして「今のTRIGGERはここでしか歌えない」という
非常に厳しい現実を目の当たりにしたせいで、
負の感情が溢れ出てしまった結果、
あの号泣シーンになったのかなと
今は思っています。



ライブシーンが最高だっただけでなく、
ソシャゲ第3部でも名シーンとして挙げられることが多い
歌唱後の九条天くんの涙と挨拶は
このアニメでも大変素晴らしかったです。
私も、いつの間にかもらい泣きしていました。
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しかも神作画!
この泣いている天くんは本当に本当に美しくて、
作画スタッフさんの気概を感じました。
ありがとうございます。

やはり、普段泣かない人が珍しくぽろっと泣くと、
他の人には無い特別な重みを感じます。
これまでファンからの見返りを全く求めてこなかった
天くんですから、
この路上ライブにおいても、
たとえ誰にも足を止めてもらえなくても、
遠巻きに冷やかし半分で見られたり、
ニヤニヤ笑われたり、眉を顰められたりしても、
ライブは完璧にやってのけたはずです。
その天くんが、間近でファンの熱意と接したことと、
歌って踊れる喜びを改めて強く自覚したことで、
感動で声を震わせ、涙を流すという形で
素の感情を露わにしたんですから、
アーティストとしての大きな変化・成長となったでしょう。
まさに、この時、
新生TRIGGERが爆誕した気がします。
新たな伝説の始まりでした。



TRIGGERのファンは、
彼らが急にマスメディアから消えたせいで
ただでさえ不安が募っていたのに、
心無い人による噂や陰口も見聞きする羽目になっていて、
ここ数か月間は相当辛かったと思います。
今回、運良く彼らを生で観られたファンだけでなく、
ステージ映像が動画で配信されていたのが良かったです。
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前回のアニナナで
八乙女楽くんと握手できていた女性も、
辛うじてライブに間に合っていましたね!
あれで、もし寸前で逃していたら
後悔してもし足りなかったはずなので、
本当に良かったです。
しかも、三人にしっかり認知されていて、
羨ましい限りでしたww

また、七瀬陸くん以外のIDOLiSH7とRe:valeが、
動画を見ながら固唾を飲んでTRIGGERを見守り、
ライブの成功を強く祈るシーンも
有難かったです。
いちTRIGGERファンとして、
彼らには何度もお礼の言葉を伝えたいです。



その後のBパートは、一転して、
陸くんが持つ「訴求力」の凄さや恐ろしさが
和泉一織くんによって語られました。
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一織くんが紡ちゃんに挙げた例が、
現実に置き換えてみると本当に怖く、
仮定の話を想像するだけでゾッとしてしまいます。
でもそれ以上に凄かったのは、
一織くんのプレゼン能力でした。
さすがパーフェクト高校生!
圧倒的な説得力でした。



これを書いている今は、
次の第21話も視聴済みです。
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楽しかった会話もしんどい会話もそれぞれ印象的で、
随分と心が忙しかったですが、
その分、感想を書く甲斐もありそうなので、
頑張りたいです。

ちなみに、これもどこかで書いた気がしますが、
私がこうして感想を書くのは、
誰かに自分の思いや推測を読んでほしいというより、
感情を具体的に言語化することにより
文章としてまとめたい、
整理したいという理由からです。
感想を書いているうちに
自分はこう思っていたんだと気付くのは、
なかなか気持ち良く、楽しいです。
(上手く言葉にできず、もどかしい時もありますが)
宜しければ、今後もどうぞお付き合いください。

アニナナ3期の今後では、
Re:valeの「太陽のEsperanza」テレビ披露が
むちゃくちゃ楽しみです!



続きはこちら。
【アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」感想 第21話:絆と約束*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-26
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辛かったです。



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2022-11-22 19:45 
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