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アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」感想 第18話:Dear Butterfly*ネタバレあり [アニナナ感想]

アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」
第18話「Dear Butterfly」の感想です。
以下の記述には、先の展開を含むネタバレがあります。
私の推しはTRIGGERの八乙女楽くんです。
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【アイドリッシュセブン 感想記事一覧】
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【第16話:天使とモンスター】
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【第17話:逆転の一手】
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第18話のあらすじはこちら。
https://idolish7.com/aninana/
 IDOLiSH7やRe:valeのメンバーに今までにない路線の仕事が入るようになる。それらは明らかにTRIGGERの穴埋めだった。一方のŹOOĻは活躍の場が増え、人気も急上昇。IDOLiSH7の番組『キミと愛なNight!』にもゲスト出演する。

TRIGGER回だった前回とは一転して、
彼ら三人が全く出ない回でした。

事務所を独立し、フリーになったTRIGGERが
所謂「芸能界を干された」のに伴い、
以前は彼らが担っていた仕事が、
旬のアイドルであるIDOLiSH7やRe:valeに
回ってくるようになりました。
こういうのを見ると、
まさに芸能界は椅子取りゲームだなと思います。
空席が生じても他の誰かがすぐに座り、
中には自分が椅子に座るために
先に座っていた人を蹴飛ばして奪う……。
その争いがえげつないからこそ、
同じ人がずっと椅子に座り続けるのは
至難の業なのかもしれません。



曲の題名が使われたサブタイトルのとおり、
今回はMEZZO"の回でもありました。
IDOLiSH7の七人がTRIGGERを心配する中で、
彼らのために何かをしたいと
珍しく積極的に言い出した逢坂壮五くん。
そこから四葉環くんとの会話を経て、
「僕はずっと、
自分の好きなものを誰かに褒めてほしかったんだ」
という気付きに辿り着いたのは
素敵な流れでした。

Bパートの終盤で、
壮五くんが「作曲したい」と初めて口にしたのも
大事な見どころでした。
ここからソロの「Monologue Note」が生まれ、
二人の「Forever Note」に繋がっていくかと思うと、
胸が熱くなります……。
MEZZO"の新たな一面が生まれた瞬間でした。
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それにしても、
「自分も曲を作りたい」と皆に打ち明けるまでに、
過剰に遠慮をしていたあたり、
IDOLiSH7に加入するまでの壮五くんは、
自分の望みを口にするだけでも
必ず他人の顔色を伺う必要があったのかなと
想像しました。
おそらくそれは、
帝王学では必要なことだったのかもしれません。
しかし、それに縛られる壮五くんは
ひどく窮屈そうで、辛そうでした。
今回のように、
無遠慮だけれども率直な環くんの言葉によって
壮五くんの心が解放されて、
少しは楽な気持ちで生きられるようになっているのなら、
本当に幸いです。

MEZZO"は、他のグループやユニットより
「相手との出会いによって自分が良い方に変われた」感が
圧倒的に強いのが、特徴です。
壮五くんも環くんも、まだ色々と大変ですが、
二人で頑張って乗り越えてほしいです。

今回も最後は特殊EDで締められ、
曲は勿論、MEZZO"の「Dear Butterfly」でした。

映像が、以前のアニナナからの切り取りで、
二人の歴史の振り返りになっていたのが
大変良かったです。
私も「色々あったなぁ……」と
懐かしくなりました。



さて……。
個人的には、上記のMEZZO"のエピソードよりも、
IDOLiSH7とŹOOĻが火花を散らした
「キミと愛なNight!」に注目しました。

皆の会話が速く、
話も目まぐるしいほどテンポよく進んでいったので、
臨場感が凄かったです。
悪意丸出しのŹOOĻによって、
スタジオ内の空気がどんどん悪くなっていくのを
強く実感しました。
途中から、まるで私もスタッフの一員として
あの場に同席している気分になりそうでした。
これは、
プレイヤーが好きな速度でシナリオを読むソシャゲでは
絶対に出来ない、
アニメならではの良さだったと思います。
スピード感が素晴らしかったです。
私も最初は楽しめていたのに、
ŹOOĻの発言が目に余るようになってからは
嫌な感じでハラハラドキドキするようになりました。
気付いたら、口を半開きにした状態で
ŹOOĻに呆れながらテレビを見ていました。

IDOLiSH7も、ŹOOĻの悪意に気付いた上で、
当初は普通に対処しようとしていました。
しかし、アウトローなアイドルのŹOOĻが相手では、
良くも悪くも素直で優等生のIDOLiSH7は分が悪く、
一部のメンバーの煽り耐性が低いのもあって、
彼らによって完全に場を支配されてしまいました。
尤も、ŹOOĻの嫌味な発言は、
IDOLiSH7のメンバーそれぞれの弱味を
無慈悲なほど的確に突いていたので、
「ショートコント」の置き換えでは
とても受け流せないレベルの不愉快さがあり、
若い彼らが心を乱すのは仕方が無いことだったと
思います。

そんな中、MCとして
頑張って場を回していた和泉三月くんが
さすがでした。
もし三月くんがMCでなかったら
あの場はもっと早く、もっと酷く崩壊していたはずなので、
あの日の収録が全く放送できないものになっていたに
違いありません。

個人的には、壮五くんの
「自分が頭を下げた相手の名を一生忘れない」の圧が、
めちゃくちゃ好きです。
情が深く、優秀でもあるからこその台詞で、
彼は最も敵に回してはいけない人だと思いました。
(勿論、大好きです)



それと、絶対に触れておかなければならないのが、
六弥ナギくんと会話を交わした際の
棗巳波くんの台詞です。
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ここで彼は「Sakura Message」の暗号の件を
示唆しているんですね……。
まさに「最上級の皮肉」でした。
怖い怖い。
【Sakura Message 歌詞】
https://www.uta-net.com/song/231989/

巳波くんは、知っているなら
ナギくんに教えてあげればいいのに。



今回の感想は以上です。
次回はいよいよTRIGGERのお引越し!!
楽しい共同生活の始まりです!



続きはこちら。
【アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」感想 第19話:3人の決意*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-16



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2022-11-13 18:13 
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