アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」感想 第14話:脅威*ネタバレあり [アニナナ感想]
アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」
第14話「脅威」の感想です。
以下の記述には、先の展開を含むネタバレがあります。
私の推しはTRIGGERの八乙女楽くんです。
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第14話のあらすじはこちら。
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鮮烈なデビューを果たし、一躍脚光を浴びるŹOOĻ。その一方でTRIGGERは、龍之介のスキャンダルの影響で、人気に陰りが出始めていた。不穏な空気が広がる中、TV番組で力強く歌い踊る姿を見せるTRIGGERだが……。
いよいよアニナナ3期の放送が再開しました。
二分割の後編です!
私はソシャゲの第3部のシナリオを読了していますので、
これから先においてどうなるのかは知っており、
特に推しグループのTRIGGERについては
心の痛みを伴う展開もあると分かっているので、
アニメで見たいような見たくないような……
複雑な心境ではあります。
とはいえ、せっかくの映像化なので、
頑張って彼らのアイドル人生を見届けるつもりです。
尚、以前もそうであったように、
最初の数話がイベントで先行公開されたり、
この14話のみが公式Youtubeチャンネルにおいて
Web配信されたりしていました。
私も後者を見ていたので、
テレビ(BS11組です)が初見ではなかったのですが、
ソシャゲで第3部のシナリオを読んでから
もう何年も経過したこともあり、
予想していた以上の衝撃を受けました。
視聴していて一番辛かったのは、やはり
TRIGGERがミスター下岡さんの番組に出演したシーンです。
ミスター下岡さんが八乙女楽くんに話を振ってから
和泉三月くんが咄嗟に助け船を出すまで、
アニメでは尺を取って丁寧に描いていただいていましたが、
おそらく現実ではたったの数秒か、
長くて五、六秒ぐらいの出来事ですよね。
捏造されたスキャンダルの騒動が盛り上がる一方で、
TRIGGERは対外的に冷静を装わざるを得ず、
普段より神経質になっていた部分もあったでしょうが、
この時は下岡さんが相手ということで、
楽くんだけでなく、九条天くんも十龍之介くんも、
姉鷺さんも八乙女社長もIDOLiSH7のメンバーも、
そしてTRIGGERファンも、
「下岡さんの番組なら大丈夫」という安心があったはずです。
だからこそ彼の一言は衝撃的でした。
楽くんがあんなふうに、
一瞬にして顔を強張らせて、言葉に詰まる様は、
ファンも初めて見たのではないかと思います。
なので、もう……ね、
作中でファンが感謝の言葉を漏らしていたとおり、
機転を利かせてくれた三月くんには
私も心からのお礼を伝えたいです。
ありがとう!!!!!!!!!!!!
以前の三月くんなら、
視聴者に嫌われるのを恐れるあまり、
「八乙女を助けた方がいいんだよな。でも……」と
つい躊躇してしまい
直後から後悔して、眠れぬ夜を過ごしたりもして、
彼自身を意気地なしだと責めたかもしれません。
あの時、状況を冷静に判断し、
楽くんに投げられた下岡さんの問いに対して
勝手に自分が代わりに答えるのは
番組として宜しくないことだというだけでなく、
一部の視聴者に嫌われるかもしれない行動だと
ちゃんと分かった上で、
敢えて、しかも迷わずそうした点には、
MCとしての三月くんの成長を強く感じます。
何より、三月くんの男気や正義感が見えて、
私もテレビの前で半泣きになりながら
「み、三月……!」と彼の名前を呼びました。
その前も、IDOLiSH7らしい気遣いで、
TRIGGERの気持ちを優しく解していたのが
とても良かったです。
四葉環くんの、
通常であれば少し非常識だと思える行動でさえ
今回は見ていて和みました……。
どうしても荒んでしまう気持ちが、
環くんの無邪気さに接したことで、
少し救われたような感じもしました。
TRIGGERに非が無いと思い、
以前と変わらない態度で普通に接することが、
IDOLiSH7がTRIGGERを信じている
(=好きでい続けている)証になっていました。
後半戦の初っ端ということで、
それ以外にも不穏な要素がありました。
まずは、作中で一番の要注意人物・九条鷹匡さん。
天くんとの会話は、
九条さんの心の中には彼とゼロしかいない
(更に突き詰めれば、彼自身しかいない)と
よく分かる内容でした。
亥清悠くんの天くんに対する悪意や敵意は、
単なる逆恨みが理由なので、
その幼稚さには呆れてしまうものの、
彼の心が歪んだそもそもの原因が九条さんであるのは
明白なので、
嫌いにはなれませんでした。
天くんや理ちゃんがあんな九条さんと一緒にいて
性格が全くねじ曲がらないのは、
勿論、彼の期待に応えられるだけの才能を
二人が所持しているからでしょうが
(なので、九条さんにひどいことをされずに済んでいる)、
助けてもらった恩義を絶対に返そうという優しさと、
根本的な心の強さのせいなのかなと
想像しています。
そして!!
TRIGGERに追い討ちをかける月雲了さん。
推しキャラが公式で
後ろ手に縛られ、猿轡をかまされるなんて
滅多に無いことなので、
それをこうしてアニメでも観られることを
うっかり喜んでしまいそうになりますが、
その後の展開が……ね……辛いです。
しんどい状況だからこそ、
TRIGGERのライブ出演を盛り上げるために
IDOLiSH7が応援グッズを持ってきたことや、
Re:valeがTRIGGERの痛車で颯爽と乗りつけたことが
感動となってより深く沁みた気がします。
仕事でとにかく忙しいのに、
逢坂壮五くんに教えてもらいながら
環くんがせっせとうちわを作ったのかなと想像すると、
大変萌えました。
この時の壮五くんの顔も、
ちょっと乙女要素が入っていて、とても可愛いです。
皆、本当に、TRIGGERのことが大好きですよね。
それは、三グループの十二人が、
仕事でもプライベートでも常に真摯に向き合い、
大事に付き合ってきたからでしょう。
放送を見ていると辛くて胸が痛むのに、同時に、
彼らの絆の強さを感じられた嬉しさで胸が熱くもなるという
不思議な経験を味わっています。
はぁ……。
実は、この感想を書いている今(10/11)は、
次の第15話もテレビで放送済みです。
しかし、この感想記事を書き終わるまでは見ないと
心に固く決めていたので、
実はまだ未視聴です。
次は、ナナライ2ndで再現された例のシーンが
とうとう来ますよね……!!
間違いなく、見たら泣くと思います。
想像しただけでもうぐっときます……。
放送を視聴する前に覚悟をして、ハンカチも用意して、
しっかりとした気持ちで視聴する予定です。
皆、憂い顔も凄く端正なので、
アニメでも見応えはあるのですが、
一番見たいと思うのは、やはり笑顔です。
続きはこちら。
【アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」感想 第15話:傷つかぬ魂*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-11-10
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2022-10-12 00:49