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感想:NHK朝ドラ「ちむどんどん」第8週:再会のマルゲリータ*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」の感想です。
今回は以下の放送について記します。
第8週:再会のマルゲリータ
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連続テレビ小説 ちむどんどん Part1 NHKドラマ・ガイド

連続テレビ小説 ちむどんどん Part1 NHKドラマ・ガイド

  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2022/03/30
  • メディア: Kindle版

以前の感想記事はこちら。
【感想:NHK朝ドラ「ちむどんどん」第1週・第2週】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-05-10
【感想:NHK朝ドラ「ちむどんどん」第3週・第4週】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-05-10-1
【感想:NHK朝ドラ「ちむどんどん」第5週】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-05-14
【感想:NHK朝ドラ「ちむどんどん」第6週】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-05-21
【感想:NHK朝ドラ「ちむどんどん」第7週】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-05-28



第8週のあらすじです。
https://www.nhk.or.jp/chimudondon/
 暢子(黒島結菜)が沖縄を出てから1年が経った。右も左も分からない新人だった暢子も、ある程度仕事ができるようになっていたが、オーナーの房子(原田美枝子)から突然衝撃の通告を受ける。その内容は…。沖縄の実家では良子(川口春奈)が妊娠して間もなく出産を迎えそう。そして母・優子(仲間由紀恵)と暮らす歌子(上白石萌歌)は、誰にも言えないある秘密の思いを抱えていた。

今週の放送も、以前と比べると
大分楽な気持ちで視聴することができました。
以前はとにかく暢子の言動が不快だったのが問題でしたが、
今週は、社会人としての自覚や知識が足りないのも
「まぁ仕方が無いか」と受け入れることができただけでなく、
彼女が上司に指導されるのを見せられる度に
私の溜飲が下がるというか、
気分が少しすっきりしていた点が大きいです。
それだけ私は暢子にムカついていたんだなと
改めて自覚もしたので、
思わず笑ってしまいましたが。

一時的とはいえ、
暢子がレストランで働かなくなったことで、
ボサボサの髪を縛らない問題に囚われなくなったのも
無視できません。
そして金曜日の放送の最後に流れた次週予告では、
ようやく! ようやく!!
コックコート姿の暢子が髪を結んでいたので、
髪型のせいで不愉快になることも減るかと思うと、
かなり安心できています。

私も、髪の毛が太くて硬いだけでなく、
そもそも癖があって量も多いので、
そうでない髪質の人と比べると、
ボサボサに見えがちなのが悩みで、
暢子が不潔そうに見えがちなのは
他人事ではないです。
だからこそ、
あの髪型がやはり外見の幼さを狙うものだったとしても、
上手くまとめて何とかしてほしかったです。



さて、先週の予告通り、
暢子が青柳和彦くんとの運命の再会を果たしました。
正直に言えば、職場が偶然同じで、
下宿先も偶然同じだったというのは
かなりやり過ぎだと思います。
どちらか片方だけでも奇跡と言えるほど稀なことなので、
二つも重ねなくても……と思いました。

和彦くんのお父さんが亡くなっていた件は
本当に残念でした。
暢子の父親といい、彼といい、
問題の無さそうな人があっさり退場するのは辛い。

和彦くんについては、
暢子と同様に、雑な描写が気になりました。
自分から言い出した目玉記事の取材について、
思うようにできなかったにもかかわらず、
あっさり引いてしまったり、
努力が明らかに足りなかったり……と、
本来あるべき熱意が全く伝わってきませんでした。
もっとしつこく、熱っぽく食い下がる描写が
欲しかったです。
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今週は、歌子にも焦点が当てられた週でしたが、
相変わらずの人見知りの激しさというか
極端におどおどした言動が鼻につきました。
頻繁に高い熱を出して倒れるというのも、
演じる上白石萌歌さんがとても健康そうな外見なので、
病弱にはとても見えず、
歌子が寝込むシーンでは
「はいはい、設定設定」とツッコミを入れていました。
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あと、今回に限らず、
歌子の歌唱シーンで気になっているのが、
息継ぎを変なところでする点です。
たとえば今回の「椰子の実」ですと、
「ふーるさーとーのきーしーを はー、なーれーてー」と、
歌詞の意味を思えば
「離れて」は一息で歌うべきところを、
息が続かないのか、
上白石さんは必ず「はー」の後で切るんですよね。
一般的なポップスやロックだと
無視されがちですが、
昔からある唱歌なら、余計に
文節は一息で歌うことを大事にしてほしいです。

歌子はとりあえず歌手の道を諦めたようですが、
暢子に続き、また斡旋された就職先を
簡単にドタキャンするのかと思っていたので、
逆に良かったです。
でも、このままでは終わらないですよね。
都合よく名スカウトマンが現れて、
一本釣りでもされるんでしょうか。



良子については……
自分が母親になることについての不安を
優子に打ち明けていましたが、
それに対して優子が「大丈夫」云々と返していたのには
思わず苦笑が漏れました。
これまでの優子の母としての言動を思うと、
「おまいう」以外の言葉が出ないです。



賢秀は……
もう清々しいほどに我が道を進んでいて、
いっそ行く先々で借金を重ねながら全国行脚したら?と
思ってしまいました。
「貧しい沖縄の家族のために」というのは、
彼にとっては決して嘘ではないのでしょうが、
実質的には態の良い言い訳でしかないのが
とても見ていられないです。



以前よりかなり普通に見られるようになったとはいえ、
面白くはないので、
ここからどうにか頑張ってほしいです。
一度くらい、心から暢子を応援してみたいです。



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2022-06-03 22:39