感想@NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第22週:2001-2003*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の感想です。
今回は、こちらの週について記します。
第22週:2001-2003
以下の記述にはネタバレを含みます。
連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ Part1 NHKドラマ・ガイド
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2021/10/25
- メディア: Kindle版
初週と先週の感想記事はこちら。
【第1週:1925-1939】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-11-05
【第21週:1994-2001】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-04-04
第22週のあらすじはこちら。
https://www.nhk.or.jp/comecome/
昨秋に始まった「カムカム」も残り二週!
……ということで、
ひなたは元恋人の文四郎と運命(?)の再会を果たし、
思わせぶりな老女アニー・ヒラカワの言動も
更に怪しいものとなりました。
こうして記してみると、
終盤に相応しいドラマチックな内容と思えますが、
実際はそうでなかったのが、とても残念でした。
どちらの話も、
ギュッと詰めれば一日で終わる内容を
だらだらと間延びさせていたという印象が強かったです。
結局、文四郎の件は、
勘違いをしたひなたが暴走寸前で
彼自身に現実を突き付けられ、
二人はよりを戻すことなく終わりました。
この点については、
今さら二人がくっついても変なので、
良かったと思います。
ただ、ひなたが「運命……?」とやるのは
いささか多かったです。
文四郎は……
居酒屋でくだを巻くシーンが酷過ぎたせいで、
色々と勿体ないキャラクターだったなと思います。
ひなたと付き合う前の、
互いに顔を合せれば悪態を吐いていた頃の彼が
好きでした。
さて、アニー・ヒラカワについて。
これを書いている今は
最終週の放送を見ている最中で、
彼女の正体も既に判明しています。
まぁ、名前の由来も正体も想像通りで、
驚きが皆無だったのは、
この週での彼女の思わせぶりな描き方が
少々しつこかったせいだと思います。
アニー・ヒラカワが回転焼きの餡子を見て
思いを募らせたり、
今さらるいとひなたが一緒に餡子を炊いたりするシーンは、
視聴者に感動を与えるためのものなのでしょうが、
私はもうこの作品を楽しめないので、
押しつけがましいと思ってしまいました。
安子ちゃん編の序盤で、
たちばなの和菓子が出てくる度に、
自分も食べたいと思ったのが懐かしいです。
今はもう、餡子は呪いに見えます。
それ以外でも、
「本来ならここで感動しているはずなのに」と思える
湿っぽいシーンで、
冷めて見ている自分に気付いてしまい、
複雑な気持ちに多々なりました。
大好きだった安子ちゃん編の名シーンですら、
今はもう素直に見れないかもしれません。
それらが回想で流れる度に、
こんなはずじゃなかったのにと思っています。
続きはこちら。
【感想@NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」最終週(第23週):2003-2025*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-04-08
完走しました!
お疲れさまでした。
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2022-04-07 19:44
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