さくらもちモチ: 感想@NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第13週：1964-1965*ネタバレあり: SSブログ

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感想@NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ..｜【刀剣乱舞】ねんどろいど：三日月宗近そ.. ブログトップ

感想@NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第13週：1964-1965*ネタバレあり　[NHK連続テレビ小説感想] [編集]

NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の感想です。
今回は、こちらの週について記します。
第13週：1964-1965

以下の記述にはネタバレを含みます。

出版社/メーカー: NHK出版
発売日: 2021/10/25
メディア: Kindle版

るいちゃんとジョーの結婚、
京都へのお引越し、
回転焼き屋さんの開業、
そしてるいちゃんの妊娠・出産……と、
話のペースが急に上がった週でした。

新天地で回転焼き屋さんを始めようと
るいちゃんが唐突に思い立ったのには
非常に面食らいましたが、
それ以上に、
彼女が全く苦労せずに
いきなり小豆を美味しく炊けているのには
苦笑が漏れました。
いくら幼い頃のるいちゃんが
安子ちゃんの姿をよく見ていたとはいえ、
見よう見まねですんなり上手くいったのは、
その回転焼き屋さんがすぐに繁盛したのも相まって、
主人公に都合が良すぎるのが鼻につきました。
同じ頃、荒物屋のあかにし復活と
大人になった吉右衛門ちゃんの再登場があり、
私も驚くと同時に嬉しくなったのですが、
主人公補正が過剰なるいちゃんに対する不満が
それらによって上手く逸らされたように思えました。

見ていてしんどかったのは、
先週に引き続き、ジョーの描写でした。
日常的なちょっとしたおつかいも、
お手伝いレベルの店の簡単な仕事もできないジョー。
トランペットだけは上手く吹けるという彼の特性を
より強調させたい
（加えて、そこに惹かれたるいの純真な気持ちを表したい）
という制作側の狙いは感じましたが、
彼がここまで何もできない人だというのが分かるのは、
やはり不快でした。

個人的には、
自転車に乗れなかったジョーが、
るいちゃんの不調を聞いて乗れるようになった点以外の
「できない」エピソードは
不要だったと思います。
小豆を炊くのはるいちゃんに任せるとして、
ジョーが多少不器用そうにしていても
普通に回転焼きの生地を焼いたり、
お客さんとやり取りをしたりしていても、
話の進行には問題が無かったはずだと思えるからです。
（そういう病気や障害がある場合は別ですが）

先週の放送で、東京にいる時のジョーが、
日常生活は普通に送れるけれど、
トランペットだけが上手く吹けないのだと
説明されていましたが、
未だにまともな金銭感覚が無く、
実際、簡単なおつかいもこなせず、
店番も任せられないほど頭の回転が悪い
（咄嗟の対応ができず、臨機応変にも動けなさそう？）
だなんて、
日常生活もまともに送れていないじゃないかと
ツッコミを入れずにはいられなかったです。

不満が募った週でしたが、
ベリーにはずっと気持ちが救われていました。
愛称の由来（一子→いちご→ベリー）は
可愛かったですし、
るいちゃんの回転焼き屋さんが
軌道に乗るきっかけを彼女が作ったというのも
大変良かったです。
結婚が決まったとのことで、
彼女には絶対に幸せになってほしい……！
ベリーが画面に登場すると、いつもホッとします。

続きはこちら。
【感想@NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第14週：1965-1976*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-02-05