感想@NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第12週:1963-1964*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の感想です。
今回は、こちらの週について記します。
第12週:1963-1964
以下の記述にはネタバレを含みます。
連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ Part1 NHKドラマ・ガイド
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2021/10/25
- メディア: Kindle版
以前の感想記事はこちら。
【第1週:1925-1939】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-11-05
【第2週:1939-1941】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-11-12
【第3週:1942-1943】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-11-20
【第4週:1943-1945】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-11-26
【第5週:1946-1948】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-12-03
【第6週:1948】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-12-10
【第7週:1948-1951】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-12-17
【第8週:1951-1962】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-12-24
【第9週:1962】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-12-28
【第10週:1962】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-01-07
【第11週:1962-1963】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-01-14
第12週のあらすじはこちら。
https://www.nhk.or.jp/comecome/
るい編に入ってからは
安子編の中盤まで感じていた熱も失せ、
惰性で見続けているのを否定できなくなっています。
特に今週は、主要人物が辛い思いをしたこともあり、
視聴していて楽しくなかったです。
見るのを止めようと思うほどつまらなくはないのですが、
同時間帯の別の局の番組が面白かったなら
自然に移るだろうなとさえ思えました。
その理由は幾つかあるのですが、
特に気になったのがジョーの描かれ方です。
精神的な病気(?)でトランペットが吹けなくなったのは、
ちょっと可哀相でした。
彼がそうなったのは、おそらく
この作品がBK(NHK大阪局)制作だからなのでしょうが
(主人公が東京に行く展開にはならない)、
彼に挫折を味わわせるためだったとしても、
るいちゃんを関西から出さないようにするにしても、
もっと上手いやり方があったと思います。
そして、コンテストの当日に、
ジョーがワイシャツを汚してしまった点です。
彼がホットドッグを好物としていて、
戦争孤児だった頃の思い出の食べ物だというのは、
それまでの描写でよく分かりました。
だからこそ、大事な日にも口にしたというのは
理解できますが……
そこにドジっ子ネタを入れられるのは、
いささか不快でした。
るいちゃんを会場に向かわせるだけで成り立つ話だったのに、
敢えて余計な要素を入れられては、
イラっとしてしまいます。
大事な日にうっかり服を汚すジョーを見て、
「かわいい」や「微笑ましい」と思う視聴者も
いたかもしれませんが、
私はただただ彼に呆れました。
ジョーにとって服を汚すことは、あまり気にならない
(だからこそコンテストの直前に汚す行動を取れる)から
あんなことになったのでしょうが、
何度注意されても直さない、
そもそも直す気が無い、直せないあたり、
ただ生きるのも苦労しそうな人だと
思わずにはいられなかったです。
また、ジョーが東京から大阪に戻ってきてからの
るいちゃんへの態度も良くなかったです。
これまでトランペットが全てだったジョーだけでなく、
るいちゃんも自分の気持ちを伝えるのが下手なので、
彼があのような言動をしてしまうのは仕方が無いのでしょうが、
あまりにも短絡的で、自分勝手でもあると感じました。
次週予告では二人して海に入って和解するようなので、
私も彼を見直せたら良いなと期待はしています。
ところで、その次週予告において、
るいちゃんとジョーが並んで今川焼を食べたり、
それを悪戦苦闘しながら作るシーンがありましたが、
安子ちゃんの「小豆の声を聞け」のナレーションが
一緒に流れていたのも踏まえると、
彼らはそれで生計を立てるようになるのでしょうか。
安子編の終盤の安子ちゃんは、
おはぎ作りが救いになっていて、
未来への希望でもあったと同時に
それに囚われ過ぎている感も否めなかったので、
るいちゃんまでが餡子を作り始めるとなると、
言葉は悪いですが
餡子の呪いがるいちゃんにも降りかかるんだなと
思ってしまいました。
あと、るいちゃんの若い頃がここまで長くなるなら、
やっぱり若い女優さんを使ってほしかったです。
以前も書いたとおり、私は深津絵里さんのファンなので、
彼女が演技をする姿をまたテレビで観られるだけで、
もう嬉しいのですが、
彼女の周りだけ常に白く飛ばしている映像になっているのは、
やはり気になります。
それと、るいちゃんが、
他人に気を遣う控えめな女子との設定だからこその
あの演技だとは分かっているものの、
口調がかなりぼんやりとしているというか、
時々、頭が弱い子のような話し方をしているのが、
未だに好きになれません。
色んな点で無理をしている感が漂っており、
それが違和感に繋がってしまっているので、
だったら最初から年相応の女優さんの方が良かったなと
思っている次第です。
上記のとおり、次週は更に大きな転機を迎えそうですね。
作品の主題であるラジオの英語会話との関わりはどうした?とも
思っているので、
そろそろそちらも再登場してほしいです。
続きはこちら。
【感想@NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第13週:1964-1965*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-01-29
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2022-01-28 23:22
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