さくらもちモチ

感想@テレビアニメ「呪術廻戦」　[アニメ感想] [編集]

テレビアニメ「呪術廻戦」の感想です。
原作の漫画は未読ですが、
視聴中にウィキペディアをざっと読みました。
https://jujutsukaisen.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%AA%E8%A1%93%E5%BB%BB%E6%88%A6

以前から題名だけはよく見聞きしていたものの、
ちゃんと内容に触れる機会が無かった「呪術廻戦」。
今年のゴールデンウィークに、
CSのアニマックスで全24話の一挙放送があったので、
私も録画したものを視聴したのですが、
交流戦の前半あたりで飽きてしまい、
そのまま中断していました。
しかし、明日12/24に映画が公開されるということで、
再び最初から見直した次第です。
勿論、今回は、
第24話の「共犯」まで完走しました！

細かな点や脇役などはほとんど忘れていたものの、
作品の世界感は頭に入っていたので、
最初からすんなり物語に入れたのは幸いでした。
「あぁ、そうだったそうだった」と思い直しながら、
楽しく見れました。



王道のバトルもの、
しかも連載の掲載誌が少年ジャンプということで、
登場人物の個性にしろお話の流れや設定にしろ、
既存の作品が頭をよぎることはありましたが、
それでも十分に楽しめたのは、
「皆に好まれるものが王道」だからだと思います。
まだ多くの作品に触れていない小・中校生なら、
この作品で初めてこういうのを見た（読んだ）人も多いでしょうから、
皆が夢中になるのも当然です。

主人公の虎杖くんは熱くて優しく、
五条先生は普段の飄々とした言動からは想像できないほど
論外レベルでハイパーに強くて格好良く、
伏黒くんや釘崎さんをはじめとする仲間たちも
それぞれ大変魅力的で、個性的で、
その活躍ぶりは目が離せなかったですし、
もっともっと彼らを知りたい欲にも駆られました。
緊張感のある戦闘シーンが良かっただけでなく、
野球回みたいな日常も面白かったです。

敵キャラも、まだ物語の途中ということで、
よく分からないことだらけでしたが、
色々と含んだところがあるようで、
今後が楽しみです。



ただ、気になった点もありました。
まず、主人公の虎杖くんが宿儺の器であるせいで、
最初から敵の強さがインフレしていた点です。
特級呪霊はもう尋常でない存在だそうですが、
虎杖くんたちが戦うのが特級呪霊ばかりなので、
その強さや特別さがあまり実感できず、
ちょっと勿体ないなと思いました。

また、最初の視聴において私が見るのを止めた
京都校との交流戦ですが、
結果的にそれぞれの登場人物の紹介が主になっていて、
全体的な流れが単調になっていたのが
原因だったと思います。
人物が変わるだけで、
その人物の特徴（攻撃方法）や、
呪術師になった経緯を含めた過去を
本人が主にモノローグで語る……というのが
何度も繰り返されていたのには手抜き感があり、
もう少し工夫が欲しかったです。

それと、この作品に限ったことではないですが、
個々の能力や戦闘中の状況について
言葉（会話やモノローグ）で説明されることが多く、
ちゃんと聞こうと思って視聴しないと駄目という点も
気になりました。
これについては、視聴を重ねれば
自然に理解度も高まるはずなので、
また記憶が残っているうちに見直す機会があったら
特に問題ではなくなる点だと思います。



アニメを見る前に気になっていたのは、
素顔がめちゃくちゃ美形だった五条先生でした！
最初に途中まで見た時のお気に入りは、七海さんで、
それは今回の視聴でも変わりませんでしたが、
そこに禪院真希・真依の双子ちゃんが加わりました。
特に真依さんは、
真希さんに対する強い憎しみを露わにするたびに、
実はお姉ちゃんのことが大好き感を滲ませていて、
とてもとても好きです。
あと、東堂くんも良くて、
特に握手会での描写の細かさについては
笑わずにはいられなかったです。
（私も48Gの握手会に行っていたので、
真依さんが金属探知機で体を調べられるシーンは
懐かしさすら覚えました）



最後まで見終えた時に
「この続きは？」と思いましたし、
前日譚らしい映画の内容も気になっているので、
視聴して良かったと思っています。
映画も、近日中に観に行く予定です！

（追記）観ました！
【感想@劇場版 呪術廻戦0*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2022-01-08