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感想@テレビアニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」第10話:必ず、きっと [アニメ感想]

アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」
第10話「必ず、きっと」の感想です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
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上記の関連記事のとおり、
ゲームの「ウマ娘」を楽しく遊べていることから、
現在再放送中のアニメも必ず視聴しています。
昨晩12/5は、第2期10話「必ず、きっと」を見ました。
ネットの噂で
どうやら神回らしいとは薄らと知っていたものの、
詳細を調べることはしなかったので、
前知識無しで視聴したのですが……
深夜だというのに嗚咽を漏らすほど、
泣きに泣いて泣きまくりました。
アニメでこれほど感情を持っていかれたのは久しぶりで、
深く感動しましたし、興奮しました。
そして、これはちょっと感想を書きたい……書かねば!と
強く思った次第です。



今年の夏からBS11での再放送が始まった、このアニメ。
ゲームが面白く、ウマ娘への興味もあったことから、
毎週欠かさず視聴し、録画も残しています。
最初の第1期は、主人公のスペシャルウィークが
とにかく健気で、可愛くて、良い子で……!
すぐに大好きになれました。

ただ、スペシャルウィークを好きになればなるほど、
ガチャを回しても彼女が全く出ない
(未だに来ていません)ことから、
「スぺちゃんは可愛いけど、うちにはいないしな」と
彼女の魅力を感じる度に自虐する羽目になっていました。
結局、アニメ第1期は最後までちゃんと楽しめたものの、
ゲームでスペシャルウィークがいないのを引きずってしまい、
深くハマることはありませんでした。
録画も、未だに一度も見返してはいません。

そして、続けて開始された第2期の放送。
今度はトーカイテイオーが主人公だと分かり、
ちょっとホッとしました。
というのも、彼女は既にガチャで引けていたからです!
初心者の私でも育成がしやすかったので、
アニメを見る前からずっと
彼女にはエースとして頑張ってもらっており、
私の中では別格のウマ娘でした。
それはメジロマックイーンにも言えて、
第2期の途中までは心穏やかに視聴することができました。
そう、ライスシャワーの回が来るまでは。
私、未だにライスシャワーを持っていないんです……。

アニメを見る前から、
ライスシャワーの凄まじい人気については知っていたので、
アニメで彼女がじわじわと出てくるようになった時は、
「あ、人気の妹キャラの子だ」と
普通に関心を寄せる程度で済んでいました。
でも第7話を見て、
レースに勝っても喜ばれないことに泣くライスシャワーに共感し、
私もたくさん泣きましたが、
同時に「でも、うちにはいないんだよね。ライス」や、
「私はライスのお姉さまになれないんだ……」などと、
捻くれる自分がいるのも感じました。
結局、アニメのウマ娘を見る度に
こういう複雑な心境に駆られるのかもしれないのだと、
ようやく自覚しました。
第1期のスペシャルウィークを見る度に悩まされていた
嫉妬からくる自虐です。

そして先週。
三度目の骨折をしたトーカイテイオーが
もうレースで走れないかもしれないと医者に告げられたシーンも、
そうなんだとそのまま納得した程度で、
特に思うことはありませんでした。
最初に書いたとおり、
次の週(この第10話)の放送が素晴らしいようだとは
なんとなく知っていたので、
トーカイテイオーがもう走れないよと絶望するか、
やっぱり走るよ!と覚悟を決めるかのどちらかだろうと
軽く予想しただけに留まり、
特に期待はしていませんでした。



前置きが長くなりました。
そしてそして、昨日の深夜の放送を見ました!!
「ウマ娘 プリティーダービー Season 2:第10話 必ず、きっと」予告映像
https://anime-umamusume.jp/


 前のように全力で走れない。レースに出ても勝てない。そのことを受け入れたトウカイテイオーはチーム脱退届を提出する。そんな彼女にトレーナーは、ファン大感謝祭で今まで応援してくれた皆へのお別れのステージをやらないかと提案する。

第10話の一番の見どころは、
間違いなくツインターボの劇的な勝利であるはずなのに、
アニメ公式サイトのあらすじに彼女の名前は出ておらず、
Youtubeで公開中の予告映像でも
七夕賞でひぃひぃ言っている彼女がちらっと映るだけで、
意図があって敢えて隠されていると分かるのが、
とてもニクイです。

ツインターボについては……
以前は、鮮やかな青い色がやたら目立つ上に、
よく通る声でいつも煩く喋る印象が強いので、
元気が良すぎるウマ娘という認識しかありませんでした。
好きでも嫌いでもなかったです。
なので、ネットでよく彼女が
「ツインターボ師匠」と呼ばれているのを見ても、
ネタ枠のウマ娘として弄られているだけなのかと思い、
史実のツインターボについて調べることはしませんでした。

この第10話にしても、前半は、
レース出場を諦める決断を
自ら下さざるを得なかったトーカイテイオーが、
相当な無理をして敢えて元気よく振舞う姿を見て、
痛々しいな、可哀相だなと思った程度でした。
ツインターボについても、
「いつもの煩い子がまた鼻息荒く言ってる!」と
軽く思うぐらいで、
トーカイテイオーの部屋のドアに貼った挑戦状が
逆に彼女を追い詰めていることが気になったものの、
注目していませんでした。
それが変わったのは……やはり、
トーカイテイオーとの会話を終えたツインターボが、
カノープスのメンバーに泣きながら愚痴をこぼし、
決意を口にしたシーンです。
悔しい悔しい悔しい悔しい!
ターボ、やるもん!
テイオーの目の前で絶対絶対逃げ切って勝ってやる!
諦めなければやれることを見せてやるんだ!

あのレースを見た後である今ならば、
この台詞を見聞きするだけでもう泣けてくるのですが、
この時は単に
「あ、これ、ターボが本当にレースで勝って、
テイオーを励ます展開になるよね」と察し、
よくある王道の展開だなと思うぐらいでした。

そんな私がぐっと引き込まれたのは、勿論、
ステージ上でレース引退を言い淀むトーカイテイオーに向かって、
幼いキタサンブラックや、スピカのトレーナー、
そして大勢のファンが熱い声援を放つシーンです。
ここからオールカマーのレース中継が挿まれるのが
本当に本当に凄かった!!
中継を強行したカノープスも凄いですし、
それを容認したシンボリルドルフ会長も凄い。
何より、有言実行のツインターボが凄い!!!!!!!!
最後の第四カーブからの映像は鳥肌が立ちますし、
何度見ても泣きます。
これが、諦めないってことだぁぁぁぁっ!
トーカイテイオーッ!

泣くわ。

ここ、少し前にライスシャワー回をやったことで、
彼女が本当に実力者だというのを強く印象付けた後に、
そんな強敵ライスシャワーを相手に
格下と思われてもおかしくないツインターボが
大逃げで独走、大勝したというのがポイントでした。
しかも、これに限ったことではないですが、
史実に基づいたレース展開・結果というのが素晴らしい。

最初の千メートルで一分切ってるって……ww
レースに勝った後、騎手さんがツインターボに、
「よくやった!」と言わんばかりにポンと叩くシーンが
素敵です!
あと、自分が勝っても恨まれるだけと言って
ひどく落ち込んでいたあのライスシャワーが、
実際のこのレースでの馬券投票では一番人気だったというのも、
ちょっと感慨深いです。

更に言えば、
実際のトーカイテイオーとツインターボは特に関係が無いのに、
トーカイテイオーのシナリオで
ツインターボの活躍を感動要素として差し込んできた構成が、
本当に素晴らしいです。
このアニメを見たら、
誰だってツインターボのことが大好きになると思います。
私もです!
彼女が「師匠」と呼ばれて愛されている理由が、
単なるネタでなく、
尊敬や感動を伴っているものだと深く深く実感できました。
(というか、軽くネットで検索したところ、
実際のツインターボの渾名が「師匠」だったんですね)
もし、この第10話の放送直後に
ゲームでツインターボが実装されていたら、
ガチャの回数がとんでもないことになっていたのでは?



アニメを見終わっても興奮がおさまらなかったので、
午前一時を過ぎていたのに、
Youtubeで関連動画も視聴しました。
こちらは、第10話でツインターボが一着を獲った
「七夕賞」と「オールカマー」のアニメ映像と、
実際のレース中継映像の比較動画です。

単に史実と結果を等しくしたというだけでなく、
アニメの画面の構図や、アナウンサーの実況を
テレビの映像とほぼシンクロさせてあるという点に、
制作スタッフさんの競馬への敬意と愛と熱意を感じます。
上記映像の3分38秒(オールカマー)からは必見です。
その前の、七夕賞での「吼えろ、ツインターボ!」も
大大大大大好きです。
録画したアニメを見返す度に、これと、
オールカマー最後の
「11番のツインターボ! 見事に決めたぞ! 
逃亡者、ツインターボ!」は
一緒に言うようになっています。

途中でイクノディクタスが言う
「行っけぇ、ターボ!!」も良いですね……。
カノープスは癒しです。
イケメンのカノープスのトレーナーさんも、
ちょっとなさけないのに、
やる時はやってくれるし、
ウマ娘さんの気持ちを大事にしているところが
大好きです。
そういえば、話はちょっと変わりますが、
スピカのトレーナー役の沖野晃司さんについては、
舞台版の「戦国BASARA」での石田三成役が非常に印象的で、
(推しキャラなので……)
実際に何度も舞台で演技や殺陣を見ていただけでなく、
ブロマイドなどのグッズも買って眺めていたので、
沖野さんがトレーナーの声だと知った時は、
「み、三成が?」と面食らいました。

Youtubeでは、
お笑いコンビFUJIWARAさんの動画も見ました。

アニメに素直に感動し、泣いてもらえたのが、
私も嬉しかったです。
FUIWARAさんについては、
2期最終回視聴の動画もあるようなので、
私もテレビでの放送を実際に見た後に、
それも見てみる予定です。



というわけで、感動の嵐だった第10話の感想でした。
この日は夜遅くから、NHKで太平洋戦争関連の番組を見て、
フジテレビで鬼滅の刃 遊郭編の初回放送を見て、
どちらも泣きに泣いた後でしたので、
既に瞼は腫れて目も真っ赤になり、喉がカラカラでした。
ウマ娘を見終わって、
まだこんなに泣けるんだ、私……と、
ちょっとびっくりしました。

あと、ゲームのウマ娘では、
まだお迎えできていない会長をどうしても引きたくて、
和服ルドルフPU時にありったけのジュエルで回しましたが、
あえなく爆死しました。
(未だに無課金です)
直後にサポカのSSRキタサンの復刻PUも来たので、
ジュエルをかき集めて何とか回したものの、
同時PUだったSSRエルは最初の10連で来てくれたのに、
キタサンは駄目でした。

昨晩(12/5)の私の進行状況です。
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ファン数稼ぎを狙ってやっていない上に
今はイベント中なのでがくっと下がっており、
一日七十万前後ぐらいです。
新しいウマ娘さんを暫く入手していないので、
そろそろ誰かお迎えしたいです……。



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2021-12-06 12:31 
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