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感想@NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第1週:1925-1939*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の感想です。
今回は、こちらの週について記します。
第1週:1925-1939

以下の記述にはネタバレを含みます。
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連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ Part1 NHKドラマ・ガイド

連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ Part1 NHKドラマ・ガイド

  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2021/10/25
  • メディア: Kindle版


第1週のあらすじはこちら。
https://www.nhk.or.jp/comecome/
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いよいよ始まりました
新しいNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」!
私も毎朝、楽しく視聴しています。

実を言いますと、最初に発表があった時は、
全く期待をしていませんでした。
というのも、私は、一人の女性の一生を
三人のヒロインで演じるのだとの勘違いをしており、
「上白石萌音さん、深津絵里さんまでは分かるけど、
最後を川栄李奈ちゃんが演じるのってどういうこと?」と
不思議に思っていました。
また、タイトルについても、
変な感じに攻めていると受け取ってしまい、
良い印象を持てませんでした。
そんな私の心境が大きく変わったのは、
NHKでこのカムカムの宣伝を視聴してからです。
一人の女性ではなく、
初代・初代の子・初代の孫という三人の女性による百年を、
ラジオの英語会話番組と共に描くという主題を
ようやく理解してからは、
一気に興味が湧きました。
カムカムエヴリバディというタイトルも、
モデルとなる当時の番組の主題歌の歌詞から来ているそうで、
急に好ましく思えるようになりました。


そして、実際に放送が開始されてからは……
元気で明るい女の子の主人公、
彼女を取り巻く優しい家族、
ちょっと癖のある幼馴染みの男の子、
美味しそうなご飯……などなど、
これぞ朝ドラ!という良い定番ネタがぎゅっと詰め込まれていて、
まだ朝ドラ視聴歴が短い私でも、
「あぁ、朝ドラが帰ってきた!」としみじみと思いました。
特に、食卓にのぼる料理や、
主人公の家業の和菓子屋さんの描写で頻繁に登場する和菓子は、
本当に本当に美味しそうで、
見ていると餡子が食べたくてたまらなくなっています。
毎朝、毎朝、和菓子による暴力が凄いです。
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家族の個性もそれぞれ強くて、面白かったです。



主人公の橘安子ちゃんは、設定も性格も見た目も、
どこにでもいるようなごく平凡な少女であるようです。
でも安子ちゃんの明るい笑顔を見ていると、
私まで元気を貰えるような気分になれます。
安子(やすこ)という名前が「あんこ」とも呼べる上に、
彼女の実家が和菓子屋さんであるのもあって、
男子に名前でからかわれてしまうのは少し可哀相でしたが、
子供ならよくあることですし、
からかっている男子が、
実は安子ちゃんのことを意識している点が上手く利いていて、
単なるいじめではなく、
微笑ましいエピソードになっていたのは良かったです。
尤も、勇くんを何とも思っていない安子ちゃんにしてみたら、
彼のからかいは鬱陶しいだけでしょうが。
きぬちゃんのツッコミも、面白かったです。



放送二日目の終わりで、もう子役時代が終了し、
初代主人公を務める上白石さんの登場となった点は、
ちょっと意外でした。
でも、その後もテンポ良くさくさく進んでいくのを見ていたら、
特筆すべきイベントが無ければ、
思い切ってこれぐらい端折っても違和感は無いんだなと、
好意的に受け取ることができました。

上白石さんについては、
姉妹それぞれのご活躍が華々しいとは知っているものの、
私は未だにお二人の区別がついていません。
でもウィキペディアを見てみたところ、
私はこのお姉さんの方をよく知っているようだったので、
ちょっと嬉しくなりました。
【ウィキペディア:上白石萌音】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E7%99%BD%E7%9F%B3%E8%90%8C%E9%9F%B3
「舞妓はレディ」も「君の名は。」も映画館で観ました!
あの可愛らしい舞妓さんが、
こんなに素敵な女性に育ったんだなぁと、
感無量にもなりました。
【感想@映画「舞妓はレディ」*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2014-10-03



年頃になった安子ちゃんは、ふとしたことから、
実家に帰省するという雉真(きじま)稔さんと出会いました。
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この稔さんが……演じている松村北斗さんが、
とにかく格好良くて、素敵で、
私も一目見た瞬間にときめきました!
外見がいかにも昭和の爽やか好青年という感じだったので、
松村さんは売り出し中の若手俳優さんなのかなと思っていたら、
ジャニーズ事務所のSixTONESというグループのメンバーだと分かり、
本当に本当にびっくりしました。
松村さんは正統派なイケメンだけれど、
カムカムでは眩しいアイドルオーラを消していて、
主人公の憧れの君として
この朝ドラの世界に自然に溶け込んでいるのが凄いです。
ためしにYoutubeでSixTONESのMVを幾つか視聴したところ、
そこでの松村さんはちゃんとアイドルだった……というか、
今どきのアイドルらしく、セクシーに格好良く踊る彼がいて、
更に驚きました。

まだ全てを鑑賞できていないのですが、
今のところは「マスカラ」が一番好きです。

カッコいい。
King Gnuの常田さん作のちょっと哀愁あるメロディが、
メンバーの歌声によく合っていると思います。
ダンスもキレッキレで素晴らしい。



話を戻します。
当初の安子ちゃんの英語に対する興味は、
稔さん在ってのものだったようで、
早朝からいそいそとラジオの英語会話の番組を聞く様子からは、
まさに恋をする乙女のように、
彼女の心が浮き立っているのがよく伝わってきました。
でも稔さんと離れると決めてからも、
継続してその番組での勉強を続けていたのは、
稔さんとの唯一の接点としてそれを大事にしたい気持ちの
表れだったでしょうし、
英語の勉強そのものが面白くなっていたからだと思います。
泣きながらラジオの放送を聞いて勉強をする姿は、
かなり痛々しかったものの、
好きなことに対する執念も強く感じました。
また、稔さんにしても、
自分が好きなこと(英語)を、
自分の勧めで他人(安子)が好きになってくれるなんて、
とても嬉しいことだったはずです。
稔さんが大阪でどれだけ英語を話しているのかは不明ですが、
少なくとも、実家近辺ではその機会も少ないでしょうし、
安子ちゃんがまだ拙いとはいえ、
英語で会話ができるのは楽しかったと思います。

木曜日の放送だったでしょうか、
喫茶店で二人でお茶をするシーンが、とても素敵でした。
好きな人と飲食を共にするという行為は、
基本であり究極でもあると、改めて思いました。
凄く印象的でした。
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一度は断ったお使いを買って出た安子ちゃんが、
もしかしたら稔さんに会えるかもしれないと思い、
いそいそとお洒落をしていったのが可愛かったです。
勿論、見た目も可愛い。
この時の襟付きワンピースは、特に素敵でした。

二人で一緒にいても、安子ちゃんが一人でいる時も、
彼女の稔さんに向けた密かな思慕がずっと伝わってきて、
私もとても甘酸っぱい気持ちになっていました。
心地よかったです。



そんな二人が、
安子ちゃんの自転車の乗り方の練習を介して、
急速に仲を深めていったのが、
大変微笑ましかったです。
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このままずっといちゃいちゃしてほしいと願いながら、
私もたくさんにやけました。
夏祭りの直前では、
安子ちゃんの親友のきぬちゃんが、
子供時代と同様に勘の良さを発揮し、
意味深な顔で「ふーん」や「へぇ~」と言っていましたが、
この時のきぬちゃんの表情は、
視聴者の表情でもあったと思います。
きぬちゃん、咄嗟に気も利かせてくれるなんて、
優しいだけでなく、賢いですよね。
大好きです。

その夏祭りも、
途中までは二人が実に楽しそうで、幸せそうだったので、
ほっこりしながら視聴していたのですが……。
私も二人の仲睦まじい様子をずっと見ていたかったので、
仕方が無いとはいえ、
残念な終わり方になってしまったのは残念でした。
毎朝、安子ちゃんの一喜一憂に共感し続けているせいか、
短い時間ではあったものの、ここは本当に辛かったです。
安子ちゃんが笑うと私も嬉しくなりますし、
彼女が泣くと私も悲しくなってしまいます……。



そして、勇くん。
まだ恋を知らない小さな頃から安子ちゃんを気にしていて、
その思いは素直に口にできそうにないものの、
未だにあれこれとちょっかいをかけていたら
(野球観戦のお願いは、あんな言い方でしたが、
彼にしてみれば本当に彼女に見に来てほしかったはずです)、
帰省したお兄さんによって、
まるで鳶に油揚げをさらわれるように、
安子ちゃんの心をさっと奪われてしまったのは、
悔しかったと思います。
稔さんとの兄弟仲がとても良さそうだったので、
勇くんは余計に辛かったでしょう。

夏祭りでの勇くんの発言の内容は、
決して嘘ではないですし、
この時代の家柄の差の問題は本当に重大なので、
現実を見ていない安子ちゃんにそれを教えたという点では、
正しい行動だったのかもしれません。
でも、大人げなかったです……。
とはいえ、それは嫉妬のせいだと明白だったことから、
見ていて不快な気持ちにはならなかったですし、
勇くんのことがより好きになれました。
しかも、安子ちゃんを傷つけただけで終わらせず、
ちゃんとフォローした優しさまであったのが良かったです!
これに加えて、
そっけない謝り方ではあったものの、
勇くんが口頭でちゃんと安子ちゃんに詫びた点にしても、
彼が自分の迂闊な発言を悔いているようだというのが
伝わってきました。
好きな子の気持ちが大好きな兄に向けられているのは
辛いことだったけれど、
自分のせいで好きな子が落ち込んでしまった事実は
更に辛かったんでしょう。
素直になれない勇くんの性格を踏まえれば、
安子ちゃんに悪いことをしたと反省していなければ、
わざわざ謝りに行かなかったでしょうし、
お兄さんの出発の件も教えなかったはずです。
詫びた時に軽い言い方になってしまったのは、
彼の照れというか、
言いづらいことを口にする時によくある誤魔化しだと
感じました。



最後、安子ちゃんが考えを改め、
自転車によろよろと乗りながら
必死になって稔さんの元に駆けつけるシーンは、
非常に感動的でした。
大好きなシーンです。
あぁ良かったなぁと、私も朝から幸せな気持ちになれました。
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"May I write a letter to you?"
"Of course. I will write to you in return"
上記の会話は、文字を読むだけならば、
手紙を書いてもいいかというお伺いと快諾に過ぎません。
でも映像で見てみると、
「私はあなたとこれからも繋がっていたい」という
安子ちゃんの強い願いと、
「自分もあなたと同じ気持ちでいます」という稔さんの意思が、
しっかりはっきり表れているところが好きです。
両思い、万歳。
朝から良いものを見せてもらえて、私も幸せでした。

金曜日の放送が嬉しい終わり方で締められると、
気持ちがすっきりしますし、
月曜日の放送も素直に楽しみだと待つことができるので、
有難いです。
難しいかもしれませんが、
できれば今後もこうであってほしいです。



この後、二人が文通を重ねて恋を実らせるのだと思いますが、
もう既に戦争の影響でパーマネントが禁止されたとおり、
英語の使用については暗雲が垂れ込めているのが不安です。
国防婦人会に敵性語の使用を禁止される描写は
絶対に入るでしょうし……。
安子ちゃん家の和菓子屋さんにしても、
戦況の悪化で砂糖が配給制になると、
まともに商品を作れなくなりますよね。
それと、稔さんがあまりにも素敵すぎて、
もし彼が作中で戦死するようなことがあったらロスになりそうだと、
今から心配しています。
しかし、このドラマが凄く丁寧に作られているようだとは、
この第1週を見ただけでもよく分かりましたので、
辛かったり悲しかったりしても、
酷いことにはならないだろうとの期待もしています。
英語そしてラジオ番組という要素が、
ドラマの主軸としてしっかりと存在していると感じられるのも
大変良いですね。
これから、三人の主人公の人生に
英語会話のラジオ番組がひっそりと寄り添ってくれるかと思うと、
胸が熱くなります。

次週の放送も楽しみです!



続きはこちら。
【感想@NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第2週:1939-1941*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-11-12



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2021-11-05 15:19 


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