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感想@ゲーム「戦国無双5」無双演武:第四章 信長編メインシナリオその2*ネタバレあり [戦国無双5:感想]

ゲーム「戦国無双5」の感想です。
今回は、無双演武の第四章 信長編のメインシナリオ後半について記します。
・槇島城の戦い
・刀根坂の戦い
・小谷城の戦い
以下の記述にはネタバレを含みます。
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関連記事
【ゲーム「戦国無双5」感想記事一覧】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/sengoku5

初回と前回の記事はこちら。
【無双演武:第一章 信長編】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-06-24-1
【無双演武:第四章 信長編メインシナリオその1】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-06-27-1



前回に続き、信長編 第四章「流転」の感想を記します。
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【槇島城の戦い】
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織田信長が百地三太夫たちに調べさせたところ、
やはり襲撃の黒幕は三淵藤英だと判明しました。
このステージも、迷わず信長と明智光秀で出陣しました。

当初は、藤英と足利義昭の撃破が
ステージクリアの条件だと思えるのですが、
藤英を倒した後、義昭に籠城されてからが本番でした。
敵の増援として現れる雑賀衆が、こちらに倒されると逃げて、
また新たに出現するのを繰り返すので、
まるでモグラ叩きをしているような気分になりました。
雑賀孫市以外は弱いので、難しくはないのですが、
彼らが再度出現する度にいちいち向かう必要があることに
ちょっと苛立ちそうになりました。

戦闘中の会話では、
孫市が信長に金ヶ崎での件を詫びていました。
義昭の増援として登場したことからも分かるとおり、
孫市にとって信長を討つことは、所詮仕事なので、
何とも思っていないようです。
とはいえ、仕事以外では真っ当な気持ちもあるようで、
濃姫の機転の結果とはいえ、
暗殺対象ではない彼女を殺した件をきちんと謝罪したのには、
好感を持てました。
ただ、信長にしてみれば、
もうどうあっても濃姫がこの世にいない以上、
彼に詫びられたところで……という感じでしょう。
しかもこの会話の最中にも、彼に命を狙われているわけですし。

孫市の良さはこれだけでなく、
最後に単身で逃げ出した義昭を捕縛して
信長の前に突き出しており、
仕事を対する誇りの高さや責任感の強さが見えました。
そんな彼でも、今回のように、
仕事の内容によっては貧乏くじを引いてしまうようで……。
同情はできませんが、運が悪いと大変だなと思いました。

将軍 義昭がとにかく頼りないので、
彼を支える藤英は、良い敵役になっていたと思います。
信長に捕らえられた後は抗わず、
彼の処断をおとなしく受けていたのも好印象でした。
以前にも書きましたとおり、私は、
藤英が顔付きの固有武将で参戦したのに、
彼より有名な弟の細川藤孝が出ないのが意外でしたが、
この時点での藤孝は、藤英と違って信長方に付いたので、
敵にはならないのと、
光秀との話を特に掘り下げないのに藤英を出すとなると
結局、描き方が中途半端になりそうなので、
扱いが難しいのかなと思いました。
(光秀の親友を藤英とすると、信長との関係がぼやけますし、
藤英といえば、なんといっても
本能寺の変の直後に光秀の協力要請を無視する件が肝なので、
そこをやらないのなら出す意味が無いのかなと思いました)

遊んだ結果はこちらです。
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【刀根坂の戦い】
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濃姫の仇討ちがとりあえず終わったことで、
情を捨てて「天下一新」に専念すると決めた信長が、
いよいよ実行するお話です。
彼は再び、浅井・朝倉討伐に着手しました。
選択した無双武将は、勿論、信長と光秀です。
光秀にとって今回は、かつての自分との決別であり、
心を新たにした今の自分を信長に見せる戦でした。

ウィキペディアで調べてみると、
朝倉義景は越前の大大名だったにもかかわらず、
とても残念な最期を迎えたそうです。
私は「刀根坂(とねざか)」の名前を初めて知りましたが、
信長による朝倉攻めの激戦地だったとかで、
ざっと読んだだけでも辛かったです。
【ウィキペディア:一乗谷城の戦い】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E4%B9%97%E8%B0%B7%E5%9F%8E%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84

この「戦国無双5」の義景は私の好みだったので、
彼を討つのは心苦しかったのですが、
勢いのある追撃戦を遊ぶのは楽しく、
複雑な心境にもなりました。
そしてここでは、またまた途中で
あの上杉謙信が敵として乱入してきました!
もう苦笑するしかなかったです。
謙信様ってば出しゃばりすぎ!!
とはいえ、越前と越後はとても近いので、
旧知の間柄にある義景を謙信が助ける流れは自然です。
加えて、桶狭間の戦い以降の台頭が目覚ましい信長を、
謙信がここで叩いておきたいと望むのも必然なので、
彼の登場はそんなにおかしくないとは分かるのですが……
もう何度目だよと呆れずにはいられなかったです。

そしてこのステージも、
やらなければならない事が多くて大変で、
ミッション攻略が追い付かず、混乱しそうにもなりました。

情を捨てた信長に付き合う形で、
光秀も非情になることに徹し、かつての恩人を斬りました。
「もう戻れない」との台詞が、聞いていて淋しかったです。

戦闘の結果はこちら。
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【小谷城の戦い】
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いよいよ小谷城ステージです。
かなり前ですが、一度だけ行ったことがあり、
ここがそうなのかと感動したのを思い出しました。
それが秋の雨天の日だったので、
霧に煙る中で見える紅葉が大変美しい場所でした。

無双演武では光秀の出撃が叶いません。
それは、彼が別動隊を率いる役目にあるからのようです。
でも実際に遊んでみると、
操作武将の片方は光秀と行動を共にすることが多いので、
これなら彼で遊んでも変わらないではないかと思いました。
それを受けて、今回は、
画面に最初に出ていた信長と羽柴秀吉にしました。
秀吉は使いやすく、模擬演武でもたまに選んでいるので、
割とレベルが上がっています。

この信長編の第四章では
百地三太夫が火計の任を負うことが多く、
彼もそれを楽しそうにこなしていました。
もしまた無双OROCHIの新作が作られるなら、
彼は呉の陸遜や朱然と仲良くなりそうだと思いました。

戦った結果です。
06odanijou.jpg
マップが使い回されるのが段々気になるようになり、
「ここもこれなんだ……」と思いました。
山が舞台のステージは全てこれなんですかね?

最後、戦いに負けた浅井長政から
信長は「鬼畜生」と呼ばれました。
既に強い覚悟でもって動いている信長は、
義弟の罵りにも動揺せず、冷静に受け止めていたので、
私も穏やかに見守ることができましたが、
その後に流れたイベントムービーの視聴は辛かったです。
今は、光秀だけが信長の真意を知っていることから、
彼は信長の唯一の理解者で、協力者の立場にあります。
言わば二人は一心同体のダークヒーローであるのですが、
彼らに待っているのは決別の未来です。
だからこそ相手の命を奪う(もしくは相手に命を奪われる)ことに
より重みが出てくるものの、
やりきれない気持ちも増すばかりで、
見ていてせつなくなります。
かつてしたように、また改めて二人が金打をしたのも、
素晴らしいムービーイベントでしたが、
私はこの先の悲劇を意識せずにはいられず、
ただただ悲しい気持ちが募りました。
前回と違い、手放しには喜べませんでした。

それと、ここでは、
あの長政が恨み言を吐いて亡くなるのが珍しくて、
少し驚きました。
以前のシリーズ作品の清廉潔白な彼なら
絶対にありえないことだと思います。
また、長政が最後に信長に向かって
「ろくな死に方をしない」と呪いの言葉を発した際に、
画面にちゃんと光秀が映っていたのも、心に強く残りました。



今回は以上です。
信長がとうとう修羅の道を歩み始めてしまったので、
作中の空気が殺伐としていました……。
それでも彼が光秀と一緒にいる時は
少し和らいでいるような気もしますが、
それはそれで未来を思うと辛いという状況です。

次は、信長編 第三章のサブシナリオを遊ぶ予定です。



続きはこちら。
【感想@ゲーム「戦国無双5」
無双演武:信長編 第四章 サブシナリオ*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-06-29



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2021-06-29 09:04 
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