NHK連続テレビ小説「おちょやん」第23週(最終週):今日もええ天気や 感想*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」の感想です。
今回はこちらについて記します。
第23週(最終週):今日もええ天気や
連続テレビ小説 おちょやん Part1 NHKドラマ・ガイド
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2020/11/27
- メディア: Kindle版
以前の感想はこちら。
【NHK連続テレビ小説「おちょやん」第1~2週 感想*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-12-13-1
【NHK連続テレビ小説「おちょやん」第22週 感想*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-05-08
いよいよ最終週です。
一平くんの不貞により道頓堀を自ら去った千代ちゃんが、
日本中から愛される人気女優となって帰ってきました。
千代ちゃんを出迎える人々の顔がとても嬉しそうで、
また、皆に再会できた彼女も幸せそうで、
私も「お帰り!」と声を掛けたくなりました。
特に、凱旋公演の舞台となった新ゑびす座の客席は
千代ちゃんを大事に思う人たちばかりが集まっていて、
非常に感慨深かったです。
ここでも「お母ちゃんが奪われる」と騒ぐ当郎さんが
良い味を出していたと思います。
ラジオドラマでの子供役の方たちが
春子ちゃんに向かって「兄弟だ」と言ったシーンは
私もじんとしました……。
千代ちゃんが皆に優しいから、
皆も春子ちゃんに優しいですよね。
個人的には、みつえちゃんが劇場に
福助くんの写真を持ってきていたのが
とても嬉しかったです。
たしか水曜日の放送だったと思うのですが、
帰ってきた千代ちゃんに向かって
シズさんが昔のように怒鳴ったり、
カメに入れられたおかきをみつえちゃんと摘まんだり、
一福くんが福助くんのトランペットを上手に吹いたりと、
昔を思わせる描写が立て続けにあって、
朝からぶわっと泣いてしまいました。
本当に、楽しいことも辛いこともたくさんありました……。
一平くんと灯子さんとの再会も良かったです。
千代ちゃんがされたことを思うと、
彼女は二人を許す必要は無いので、
彼らの謝罪を受け取っただけで終えたのが私の好みでした。
最後の「お家はんと直どん」での千代ちゃんの台詞には、
凄く重みがありました。
彼女だからこその説得力があったと思います。
一平くんとの別れは確かに辛かったでしょうけれど、
それがなければ春子ちゃんとの再会は無かったかもしれません。
この道を歩み出した以上、
今後は春子ちゃんと二人で幸せに生きてほしいです。
第一週の辛い展開を視聴していた時は、
前作の「エール」が好きだったこともあり、
挫折しそうだと思った時もありました。
改めて振り返ってみれば、
千代ちゃんが理不尽に辛い思いをさせられることが多く、
私がずっと明るい気持ちで見られたのは
当郎さんが本格的に登場してからのような気がします。
それでも面白く、続きが楽しみでなりませんでした。
素晴らしい作品だと思います。
リアルタイムで追うことができて、私も幸せでした。
2021-05-15 06:24
共通テーマ:テレビ
共通テーマ:テレビ