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NHK連続テレビ小説「おちょやん」第22週:うちの大切な家族だす 感想*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」の感想です。
今回はこちらについて記します。
第22週:うちの大切な家族だす
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連続テレビ小説 おちょやん Part1 NHKドラマ・ガイド

連続テレビ小説 おちょやん Part1 NHKドラマ・ガイド

  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2020/11/27
  • メディア: Kindle版

以前の感想はこちら。
【NHK連続テレビ小説「おちょやん」第1~2週 感想*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-12-13-1
【NHK連続テレビ小説「おちょやん」第21週 感想*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-04-30



先週に引き続き、とても楽しく視聴できた週でした。
ドラマらしいバタバタは相変わらずあったものの、
毎日、不快感も不安も無く、
ただ「明日も楽しみだな」と思って終えられました。
もう千代ちゃんに不幸は無い(はず)と思えたのが
大きかったです。



ラジオドラマ「お父さんはお人好し」。
当郎さんが主演ということだけでも予想はつきましたが、
劇中劇の短い描写だけで終わるのが勿体ないほど、
どの回もとても面白かったです。
まず、大勢いる子供の名前が東海道に因んだものという設定で
可笑しすぎる……!
スピンオフでも何でもいいので、これで一本、
ちゃんとしたラジオドラマとして見聞きしたいです。
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ラジオドラマの登場人物も、
制作側が出演者に強いこだわりをもっていたのに納得ができるほど、
誰もが色とりどりの魅力にあふれていて、
人々に親しみを持たれたのは自然の流れでした。
語彙が無い私には、ありきたりな言葉でしか表現できませんが、
千代ちゃんはこのラジオドラマを介して
日本のお母ちゃんになったんですね。
実際、千代ちゃんがまるで本物の母親のように、
他の出演者の面倒を甲斐甲斐しくみていたのが印象的でした。
当郎さんへのツッコミも聞いていて楽しく、
二人の良い夫婦っぷりには私も朝から笑わせてもらいました。
夫も劇団も失った千代ちゃんには、
最適で最高の居場所だったと思います。
ラジオを聴いていた岡福や新喜劇の皆も嬉しそうで、
何よりでした。



週の最後では、栗子さんがとうとう逝ってしまいました。
栗子さんは幼い千代ちゃんを不幸にした元凶で、
かつては私にとっても視聴しているだけで辛い存在でしたが、
作品の終盤で彼女について大きく考え直す機会を得られたのは
本当に本当に良かったです。
先週と同様に、今週も栗子さんの静かな優しさが
私にも沁みました……。
栗子さん、大好きでした。



主演の杉咲花さんがゲストで出演された「あさイチ」の放送も
録画で見ました。
アコースティックVer.の主題歌生演奏も含めて、
見応えのある内容でした。
特に、杉咲さんの台本が凄かったです。
(千代ちゃんの台詞の抑揚が矢印で書き添えられていた)
私は生まれも育ちも関東(栃木)なので、
関西弁についてはよく分からないのですが、
彼女のそれについては「自然だ」と賞賛されているのを
ネットで何度か見た覚えがあります。
台本から感じられた杉咲さんの真面目さと気合いと努力は
ちゃんと大きな実を結んで、
彼女への高い評価に繋がっているんだなと
当たり前のことを改めて思いました。



続きはこちら。
【NHK連続テレビ小説「おちょやん」第23週(最終週):今日もええ天気や 感想*ネタバレあり】 https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-05-15



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2021-05-08 10:54 
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