さくらもちモチ

感想@テレビアニメ「約束のネバーランド」Season2　[アニメ感想] [編集]

テレビアニメ「約束のネバーランド」Season2の感想です。

数年前に放送されたSeason1がとても面白かった
この「約束のネバーランド」。
続編が同じノイタミナ枠で放送されると決定した時は
とても嬉しかったです。
原作の漫画で読むのも考えましたが、
このままアニメで続きを知りたいという欲もあり、
特に単行本を買うことはしませんでした。
（尤も「ハイキュー!!」目当てで週刊少年ジャンプを購読しており、
お話の終盤は毎週追っていました）

コロナ禍による影響で放送延期ともなりましたが、
既にそれまで散々待っていたこともあり、
あまり気になりませんでした。


そして今年の一月……ようやく放送が開始した待望の二期。
上記のとおり、
少年ジャンプで読む前までがまるっと抜けていることもあり、
本当に楽しみにしていましたが、
実は生きていたノーマンとエマが再会できたあたりで
「あれ？」と首を傾げました。
それ以外の部分でも総じてあまり楽しめず、
放送を忘れている時も多かったです。
（欠かさず録画をしていたので、それでもちゃんと見ていました）


そんな中で迎えた最終回では、呆気に取られてしまいました。
その前からアニメに三期は無く、
この二期で無理やり終わらされるようだとは気付いていたものの、
もっと良い感じでまとめてくれると思っていましたので、
最後の紙芝居ダイジェストには言葉が出なかったです。
原作エンドとはまた違った終わり方について、
これはこれで良かった……と言えるのかもしれないですが
全体的に説明不足である点は否めず、
イラストの連続でそれっぽい雰囲気だけ伝えて終わったのは
宜しくないやり方だったと思います。

特にママの再登場は、
原作の漫画で本当に興奮したシーンだったのに、
アニメではあっさりと描かれていたのが、とても残念でした。
単行本で繰り返し読んでいる愛読者なら、
きっと他にも不満を覚える点はあったかと思います。
数十年前と違い、今は長い年月をかけてシリーズ化して
原作を忠実に映像化する作品が増えてきたので、
こちらもその一つであってほしかったです。
放送前の期待が大きかったせいもあるでしょうが、
まとめ方が雑過ぎて
一期での高評価から急落してしまった作品でした。
本当に本当に、残念です。