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NHK連続テレビ小説「おちょやん」第16週:お母ちゃんと呼んでみ 感想*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」の感想です。
今回はこちらについて記します。
第16週:お母ちゃんと呼んでみ
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連続テレビ小説 おちょやん Part1 NHKドラマ・ガイド

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  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2020/11/27
  • メディア: Kindle版

以前の感想はこちら。
【NHK連続テレビ小説「おちょやん」第1~2週 感想*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-12-13-1
【NHK連続テレビ小説「おちょやん」第15週:うちは幸せになんで】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-03-19-2



先週まで良かっただけに、
色々と引っかかってしまった今週は
見ていてちょっと辛かったです。

その最たる原因は、寛治くんの登場により、
突然、お母ちゃんスイッチが入ってしまった千代ちゃんです。
いくら彼女が優しくて世話好きだと分かっていても、
会ったばかりの人間に向かって、事ある度に
「うちのこと、お母ちゃんって呼んでみ?」と迫るのは、
なかなか怖いです。
私が寛治くんだったら、二度目にそう言われた時点で逃げます。
千代ちゃんの性格や、一平くんとの間に子供がいない現状など、
彼女にそう言わせることで表現できたものは
決して少なくなかったのでしょうが、
彼女がしつこくすればするほど不快感が増しました。
寛治くんがいたずらをした時からはそれが止んだので、
物語が不穏な感じになった反面、私はホッとしていました。

本日金曜日の放送で、千代ちゃんが過去を語りだした時は、
まるで彼女らが不幸自慢をして寛治くんを抑えこむようで
(苦労しているのは寛治くんだけではないとの説教に思えて)
思わず眉を顰めましたが、
「自分たちのことを知っていてほしかった」からの
これからも一緒に住もうと誘った流れには、安堵できました。
劇中で寛治くんが千代ちゃんをお母ちゃんとようやく呼んだのも、
自然な流れで良かったです。



さて、これまでも戦争の影は僅かに見えていましたが、
今週は高城百合子さんと小暮さんの再登場に合わせて、
それが今まで以上にはっきりと描かれていました。
二人が結婚したこともですが、
ロシアに亡命する予定だと当人の口から打ち明けられた時は
びっくりしました!
きっと似たような人はそれなりにいたんでしょうね。
二人の熱い思いを通して、
この時代の苦難の一つがしっかりと伝わってきました。
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今週の最後で太平洋戦争に突入したということで、
なんとか頑張ってきた鶴亀家庭劇も、道頓堀の街全体も、
きっと芝居どころではなくなっていくと思います。
この時代を舞台にした朝ドラでは、
漏れなく戦争がお話のターニングポイントの一つとなるので、
しっかりと見守っていきたいです。



続きはこちら。
【NHK連続テレビ小説「おちょやん」第17週:うちの守りたかった家庭劇*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-04-02-1



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2021-03-26 09:04 
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