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感想「アイドリッシュセブン」第3部 第2章:取引と後悔*ネタバレあり [アイナナ第3部 感想]

ゲーム「アイドリッシュセブン」第3部の感想です。
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今回は第2章「取引と後悔」について記します。
・壁とプライド
・知らない傷
・私がいる限り
・眠れぬ夜

私の推しはTRIGGERの八乙女楽さんです。
現在、次の第4部まで読了していますため、
以下の記述には先の展開を含むネタバレがあります。
「ズール」の名前については、環境依存文字が使用されているため、
アルファベットを代用して「ZOOL」と表記します。

アイドリッシュセブン オフィシャルファンブック 3

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関連記事
【アイドリッシュセブン 感想記事一覧】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/i7
前回の記事
【感想「アイドリッシュセブン」第3部 第1章:雨天】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-02-04-2



【第1話:壁とプライド】
TRIGGERの十龍之介くんに、家族トラブルがあると判明しました。
個人的には、八乙女楽くんが言っていたように、
弟さんはそんな女の子と別れて正解だと思うのですが、
九条天くんの言う通りでもあり、
それで問題が解決しないのが悩みどころでした。
もし本当に龍之介くんが「歌のお兄さん」をやったら
絶対にハマりますよね。
子供が喜んで体をよじ登りそうだと想像しました。

MEZZO"のマネージャーになった大神万理さんに対し、
百さんがファン心理丸出しなのが可愛かったです。
きっと百さんは、常にRe:valeの一番のファンなんでしょう。
馴れ馴れしい四葉環くんの呼びかけを受けて、
自分のことは気にも留めなかったのに
万理さんのことはすかさず注意したくだりは、
私も笑ってしまいました。

テレビ局のパーティーで「千葉サロン」の単語が出て以降、
秘密を何としても明かさない二階堂大和くんのせいで、
変にギクシャクしているピタゴラス組の三人。
和泉三月くんが六弥ナギくんを止めていたのは、
心にまだ余裕があるからでしょうが、
第2部で大和くんから励まされた恩があるからだろうとも
思えました。
大和くんのことが心配だから聞かずにはいられないナギくんが優しく、
あくまで大和くんの気持ちを尊重しようとする三月くんも優しいので、
第3部序盤でのピタゴラス組の会話はどこを読んでももどかしいです。

そして、この章で私が特に好きなのは、
七瀬陸くんの財布が鞄の内側に入っていると、
和泉一織くんが即答で見事に言い当てた件です。
知り過ぎ!と感心しましたが、
もしかすると、いつもいつも陸くんが同じことで騒ぐので、
一織くんまでそれを嫌でも知る羽目になったのかもしれません。



【第2話:知らない傷】
映画の「父さん、全てあなたのせいだ」の台詞が強いww
そんな中、棗巳波くんと二階堂大和くんの初対面がありました!
巳波くんが、大和くんを心配するふりをして
実は呪いの言葉を掛けているのが印象的でした。
狗丸トウマくん以外のZOOLの三人は、
月雲了さんからの絶対的な命令であったとはいえ、
初対面時から相手に対して悪意(敵意)を剥き出しにして
心を傷つけようとしているのが、逆に凄いです。
そして、巳波くんに負けていない大和くんも凄いww

役をいまいち掴めていないらしい大和くんが
とても大変そうであると共に、
彼を使う監督も気苦労が多いようで、
様々な理由で不安だらけの現場となっていました。
次の第3話で千さんが
「人間は悪くないけど人間関係は悪い」と言うぐらいですから、
相当だと思います。

千葉志津雄の息子がアイドルとしてデビューした件は、
業界内では公然の秘密となっていて、
戦々恐々としている人々も多いんですね。
その問題は、単に今まで表面化していなかっただけで、
見えないところでちゃんと存在していたのが、少し怖かったです。
そして、下岡さんもよく知っているらしい「千葉サロン」!
あんな言い方をされては、三月くんでなくても気になります。



【第3話:私がいる限り】
一織くんと陸くんが、花咲すみれさんと話しました……。
業界の常識を全く知らない陸くんを、
隣にいた一織くんがすかさず冷静にフォローしたところが、
この先の展開を思うと胸が痛いです。
あり得ないことですけれど、
龍之介くんが花咲すみれさんから協力を求められた時に、
もし隣にいるのがナギくんでなく一織くんだったなら、
最悪の状況ぐらいは辛うじて回避できたのではないかと、
思わずにはいられなかったです。

そうそう、一織くんのノートの中身が
よりにもよって九条鷹匡さんに見られてしまいました。
花咲すみれさんに対応した直後も、
一織くんは考えすぎモードにちょっと入っていたので、
彼には九条さんを反面教師にしてもらい、
彼が歩めなかった道を進んでほしいです。



【第4話:眠れぬ夜】
小鳥遊社長や結さん、そして八乙女宗助さんが、
実はツクモプロダクションで同僚として働いてたとの過去が、
ここで明かされました。
当時は三人で仲良くしており、よく夢を語っていたとなると、
現在の八乙女社長が小鳥遊社長に対して攻撃的な言動をするのは、
結さんへの片思いが成就しなかったのも理由としてあるのでしょうが、
もしかしたらツクモから独立する際に、小鳥遊社長に向かって
「俺と一緒に新たな事務所を作ろう」と誘ったけれど、
彼にあっさり断られてしまったせいなのかなとも想像しました。
(何を一番大事にするかという経営理念の差が激しすぎて、
小鳥遊社長が断った的な流れ)

半額で買った柏餅を差し入れするなんて、
百さんは失礼なことを普通にしちゃうのかなと思いきや、
嫌いな感情を素直に表すためだったとは、凄かったです。
ここの百さんの抑揚のない、冷めた声が怖い。
そして、その嫌味が全く通じない
(百さんの感情は分かっているけど、彼に怒りを見せない)
了さんの悪役っぷりが、最高で大好きです。
ここで聞ける
「ペットを投げ落とせないから高層マンションには住まない」という
了さん流の冗談が、実はちょっとした伏線だったんだと
今回の読み直しで気付きました。
確か、後でベランダから外に落とされそうになりますよね、百さん……。
百さんが了さんを「サイコパスだ」と指摘したとおり、
彼は本当に怖い人です。
百さんも懸命に頑張っているのに、
了さんの野望を諦めさせるどころか牽制にもなっていないのが、
読んでいてしんどいです。
了さんは敵としては間違いなく小者だけれど、
非常に曲者なのが、たちが悪いです。

ここでようやく、大和さんが志津雄さんの息子で、婚外子だと
明言されました。
初めてこの部分を読んだ時は、今さら感があったものの、
「やっぱりそうだったんだ」とホッとしたのを覚えています。



続きはこちら。
【感想「アイドリッシュセブン」第3部 第3章:分かり合えない*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-02-16



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2021-02-16 00:20 
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