感想@映画「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」*ネタバレあり [映画・舞台]
中国のアニメ映画「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」の感想です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
ネットで非常に話題になっているこちらの作品。
猫好きの私もずっと気になっており、
コロナ禍ではありますが、思い切って観てきました。
まず、主人公の黒猫の妖精・シャオヘイがかわいい……!!
ネットでイラスト(ファンアートを含む)や、
テレビ番組で紹介された映像をたまたま見た時も
「あぁ、かわいいなぁ」と目を細めていましたが、
映画館の大スクリーンで見たシャオヘイの可愛さといったら、
言葉になりません。
特に前半は、シャオヘイが黒猫の姿でいることが多く、
私も自宅の飼い猫ノビタに触りたくなりました。
(テレビで猫の番組を見ていると、よくそうなります)
こちらは、人間の子供姿になった時も含めて、
シャオヘイの可愛さを堪能する作品だと思いますが、
勿論それだけでなく、人間と妖精の共存問題もよく描かれています。
自然を破壊する人間とそれを守ろうとする妖精の対立という
王道の熱い展開があった他に、
人間の世界によく馴染んでいる妖精の描写も
大変面白かったです。
スタジオジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」を思い出しました。
お話だけでなく、戦闘シーンも素晴らしかったです!
特にムゲンとフーシーの戦いは目が離せないというか、
キャラクター動きに私の目が全然ついていけず、
ずっと圧倒されっぱなしでした。
また、シャオヘイにも見せ場がちゃんとあったのも良かったです。
ムゲンとの修行シーンは
シャオヘイが徐々になついていくのもあって、微笑ましかったです。
日本版のエンドロールでの映像で、これまでの旅を振り返っていたら、
二人が海上を移動するところから再び観たくなりました。
最後、フーシーが樹木になった際に
あれだけ嫌っていた人間の建造物を巻き込んで一つになっていた点には、
少ししんみりしてしまいました。
ボロボロの建物に、生命力があふれる青々とした緑が絡む様子は、
もしあそこが有料の公園となったなら、
人間が喜んでお金を払って行きそうだという点も皮肉のようで、
見ていてせつなかったです。
(それでも、木が切り倒されるよりはましですが)
きっとこれから車の排気ガスまみれになるんだろうなとも想像すると、
もうフーシーが感情を表すことはないとはいえ、
複雑な心境になりました。
最後の最後、シャオヘイがムゲンの元に行った時には、
私も嬉しくなり、泣きそうになりました。
もしシャオヘイの年齢がもう少し上だったなら、
あのまま置いて行かれる(ムゲンとは別の道を進む)展開も
十分にあり得ると思いましたが、
この作品での彼はまだまだ小さいので、
映像を観ながら
「一緒に行くよね。ムゲンはシャオヘイを連れていくよね」と、
心の中で希望を唱えていました。
こちらについては大団円で良かったです。
この内容でしたら、シャオヘイとムゲンの続きの物語を
いくらでも作れそうなので、
続編を作ってほしいなと願っています。
本当に、面白かったです!
入場者特典として、「和紙風ミニイラストカード」を貰いました。
可愛すぎます。
この日は、シャオヘイに合わせて猫柄のスカートを穿きました。
【20210205:猫柄SK(metamorphose temps de fille)】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-02-05-1
猫ヽ(o・ω・o)ノ最高
猫ヽ(o・ω・o)ノ万歳
友人所有のフィギュアを撮らせてもらいました。
【梅2021】羅小黒戦記:シャオヘイ
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-10-13-2
2021-02-06 12:18
共通テーマ:映画
共通テーマ:映画