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感想「アイドリッシュセブン」第3部 第1章:雨天*ネタバレあり [アイナナ第3部 感想]

ゲーム「アイドリッシュセブン」第3部の感想です。
https://idolish7.com/campaign/third_chapter/
i7_3rd.jpg
今回は第1章「雨天」について記します。
・はじまり
・新マネージャー
・二大帝国
・星を覆う雲
・波風

私の推しはTRIGGERの八乙女楽さんです。
現在、次の第4部まで読了していますため、
以下の記述には先の展開を含むネタバレがあります。
新グループ「ズール」の名前については
環境依存文字が使用されているため、
アルファベットを代用して「ZOOL」と表記します。

アイドリッシュセブン オフィシャルファンブック 3

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/03/20
  • メディア: 大型本

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【アイドリッシュセブン 感想記事一覧】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/i7



アニナナ3期の制作・放送決定
おめでとうございます&ありがとうございます!
ファンの一人として、私もとても嬉しいです!!
ご存じのように、
アイナナ3部のストーリーはそれまで以上にしんどい内容で、
TRIGGERファンにとっては試練を課されたようなものですが、
そこを乗り越えていく彼らも非常に素敵で、魅力的なので、
心を落ち着けながら楽しみに待ちたいと思います。

上記の通り、私はアイナナ第4部のストーリーを読み終えています。
【アイドリッシュセブン第4部 感想】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/archive/c2306183314-1
今回は、第3部開始時にまだ明らかになっていない事実や、
第4部の展開も含めて、ネタバレありで感想を書きますので、
未読の方はご注意ください。



【第1話:はじまり】
初っ端から泣きそうになりました。
そう、アイナナ第3部は
TRIGGERの「DAYBREAK INTERLUDE」のMVのムービーから
始まるんでしたよね……。
【アイドリッシュセブン『DAYBREAK INTERLUDE/TRIGGER』MV FULL】
https://youtu.be/scUO-TAjxQw

お話が進み、後々この状況になった時を踏まえると、
号泣している姉鷺さんに対して違和感を覚えますが
(「あんたたちなら、どんな所でも最高に輝けるわよ」と言って
TRIGGERの三人を力強く送り出しそうだと想像した)
泣くほどだった姉鷺さんの辛い心情もよく伝わってくるので、
私も辛いです。

私がアイナナを知ったのはアニナナ1期の終盤で、
アプリゲーではこの第3部の終わりに差し掛かった頃でした。
どうもTRIGGERがヤバい、辛い目に遭っているらしいとは
先にハマっていた友人からの情報で知っていたものの、
詳細までは分からなかったので、
YouTubeで公開されていた上記のデイブレMVを先に見ても、
特に感傷的になることはありませんでした。
実際の新宿駅前の光景を、呑気に頭に思い浮かべていました。
でも今は違います……。
このムービーでTRIGGERの決意と覚悟を目の当たりにする度に、
複雑な気持ちになってしまいます。
TRIGGERもですが、作中のファンはもっと辛いですよね。
尤も、この後の九条天くんの台詞が非常に印象的で、感動的なので、
それを救いの一つとして頑張って読んでいきたいです。

さて、不穏なムービーが終わると、
デビュー一周年記念のツアーが始まるIDOLiSH7に、
冠番組が好調な安定の絶対王者のRe:vale、
ミュージカル(ラスディメ)の再演が決まったTRIGGERと、
それぞれの活動が好調であると分かりました。
そして、この時点では謎の人物だった亥清悠くんが登場しました。
アニナナ2期(Second BEAT!)での最終話で、
最後にちょっと出ていたのが記憶に新しいです。

ZOOLについては、今でこそ好きになれていますが、
第3部を読み進めていた頃は非常に苦手でしたので、
今後、きっとそういう感情が文章に出てしまうと思います。
(先に謝っておきます。ごめんなさい)
今なら私も「いきがっている悠くんはかわいいなぁ」と
余裕を持って彼を見守ることができますが、
TRIGGERが貶められていた頃は
その生意気さも苦手でした。
この時のように、意味深長な言葉を吐いて去るぐらいなら
「何言ってんだ、こいつ」と思うだけなので
平気だったんですけども……。



【第2話:新マネージャー】
タイトルの新マネージャーというのは、
みんな大好き大神万理さんのことでした!
私も初めて読んだ時は、MEZZO"の二人と同様に、
新たに身近なキャラが増えるのはちょっとなぁと思っていたので、
最初に読んだ時は彼らと一緒に安堵しました。
それにしても、二人の戸惑いっぷりがリアルでした。
自分たちの負担が減るのは有難いけれど、
新しい人と密な関係を一から始めるのは面倒で、大変ですし、
余計な苦労をしょい込む可能性があるのを考えると、
現状の方がマシかもしれない……という流れになるのは、
現実でもよくあります。

私が好きだったのは、四葉環くんの紡ちゃんへのフォローです。
環くん、やっぱり優しい。

場面が変わってあけぼのテレビの記念パーティーでは、
相変わらずの皆の仲の良さに加えて、
第3部中盤のキーパーソン「花巻すみれ」の名前が出ているのに
ちょっと驚きました。
TRIGGERファンの私は、
未だにこの名を見るだけで身構えてしまいます。
彼女も大変だったと理解することはできていますが、
同情する気には少しもなれません。

百さんが立ち上げたという芸能界運動部アイドル男子チームが
微笑ましすぎて(この時が平和すぎるのもあって)
改めてテキストを読んでいたら泣きそうになりました。
また、百さんと十龍之介くん、和泉三月くんの
「イエーイ!」の挨拶がとても楽しそうで良かったですし、
彼らと親しい千さん、八乙女楽くん、和泉一織くんの
ちょっと淋しそうな描写も面白かったです。
三人とも相手への理解に対して持っていた自信が少し揺らぎ、
疎外感まで覚えてしまっていたのは、
ちょっと可哀相であり、可愛くもありました。

ここでは、牽制しあう二階堂大和くんと千さんの会話も
しっかりとありました。
最初からもう色々と出ていたんだなと、感心してしまいます。



【第3話:二大帝国】
第3部から次の第4部にかけて主となる
星影芸能とツクモプロダクションの説明がなされました。
「恩を受けたら抜けられない星影芸能」と
「人も消耗品のツクモプロダクション」。
どちらも怖いです。

そしてそして、第3部の主役と言える月雲了さんも
ここで早々に登場しました。
了さんについては……悪人っぷりがあまりに潔過ぎて、
好きになるまでに時間を要したZOOLと違い、
「一周して好きになった」感じで割と早くそうなりました。
高橋広樹氏の声が合っていて、とても良いです。
九条鷹匡さんとは違った意味で気持ち悪いのが、たまらないです。
言動に、ラスボスになれない小者感(中ボス感)が漂うのも、
魅力の一つだと思います。

この話では、
Re:valeのおかりん(岡崎マネージャー)と紡ちゃんの会話が
印象に残っています。
今まで自分が全て主体でやってきたのに、
大好きなグループのためにその手を敢えて離すのは、
なかなか怖いことですし、辛いことだと思います。
自分がIDOLiSH7を一番よく分かっているはずなのに
(分かっていたいのに)
そうじゃなくなるかもしれないというのは、
上記で挙げた第2話最後の戸惑いにもつながるなと思いました。



【第4話:星を覆う雲】
奇妙で怖い予言を放って去っていった了さん。
彼の中では決して冗談でなく、
本気で三つのグループを手に入れようとしていたのが凄いです。
面接の話も尋常でなく、びっくりしました。

ここでは、ZOOLの棗巳波くんが初登場しました。
「不特定多数との子孫繁栄」という占いの結果については、
再びテキストを読んだ時にすっかり忘れていたので、
思わず笑ってしまいました。
千さんも言っていたように、
アイドルとしては絶対に駄目ですよね、これ……!

巳波くんがノースメイアに留学していたと分かったのは、
最初に読んだ時も反応せずにはいられませんでした。
そういえば、私の中で巳波くんへの興味が薄かったというか、
つかみどころが無いという印象が強く、
よく分からなかった(分かろうともしなかった)ので、
ZOOLの他のメンバーよりもずっと長く苦手意識が残っていました。
勿論、今は好きです!

「千葉サロン」の単語も、ここで出ているんですね。
同時に、大和くんについても謎が深まるように描かれていました。

環くんが天くんに張り合うところが、可愛いけれどせつない。
いっそ理ちゃんを諦めて、現状をただ受け入れる方が
環くんも気持ちが楽なはずなんですが、
まだ高校生の彼が納得できないのは当然です。
辛い。
あと、陸くんは環くんより年上でも弟だという案に対して
私も一票入れたいです。



【第5話:波風】
十龍之介くんの気遣いは、優しいけれど余計でした。
そして八乙女楽推しとしては、
紡ちゃんと話していてデレデレしていたらしい
(好きという感情が顔に出ていたらしい)彼の描写に
にまにましてしまいました。
でも、これも後々の伏線なんですよね……。
指摘を受けてすっと通常に戻ったらしい楽くんも
興味深かったです。

他、賞レースの一つらしい「MOP」の名前が出たり、
悠くんが天くんと初めて顔を合せたり、
大和さんが千葉サロンの件でスタッフから釘を刺されたり……と、
最後まで気を抜けない展開が続きました。
これらが無駄なく、しっかりと今後に絡んでくるんですから、
やっぱりアイナナのストーリーは凄いです。



続きはこちら。
【感想「アイドリッシュセブン」第3部 第2章:取引と後悔*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2021-02-15-4



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2021-02-04 18:56 
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