さくらもちモチ

アニメ「アイドリッシュセブン Second BEAT!」感想 第7話：滲む不協和*ネタバレあり　[アニナナ感想] [編集]

アニメ「アイドリッシュセブン Second BEAT!」
第7話「滲む不協和」の感想です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私の推しはTRIGGERの八乙女楽さんです！

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初回と前回の感想はこちら。
【アニメ「アイドリッシュセブンSB!」感想 第1話：新しい扉】
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【アニメ「アイドリッシュセブン SB!」感想 第6話：声*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-10-30



第7話のあらすじはこちら。
https://idolish7.com/aninana/

　偶然聞いてしまったファンの声にショックを受ける三月。陸も一織のファンからSNSで批判され、一織にギクシャクした態度をとってしまう。その様子を心配する壮五だが、自分にも環について気がかりなことがあった……。

先週同様、分かっていましたし、覚悟もしていましたが、
今週はいつも以上に視聴していて辛い回でした。
坂道での和泉三月くんと六弥ナギくんのやり取りは、
本当にしんどかった……。
だからこそ、彼を本気で心配するナギくんの優しさが沁みました。
ナギくんがこういう人で、周囲の皆もそれをよく知っていたから、
彼が大変なことになったゲーム第4部では、
他の六人が全力で彼を救いに行くんだよなぁと
改めてしみじみと思いました。

三月くんの問題は深すぎて、
もし私がナギくんの立場だったら。彼にかける言葉も無いです。
三月くんが泣き出したシーンは、私も泣きそうになりました。
自分がどれだけ頑張り、立派な成果を出せたとしても、
それを好ましく思わないファンは必ずいるという事実は、
分かっていても辛いです。
これはもう、そういうものだと受け止めて開き直るしかない以上、
三月くん自身が気にしないようになるしかないので、
解決策が非常に限られている（しかも、とても難しい）のが
もう……。
ただただ言えるのは、ナギくんを始め、
三月くんの周りにIDOLiSH7の皆がいて良かった！ということです。
そして、皆が本気で心配してくれるのは、
普段から三月くんが彼らをよく気にかけているからで。
早く、エンドカードとして描かれたような
屈託のない素敵な笑顔を、また見たいです。



そして、今回は二階堂大和くんの気配りも光っていました。
ゲーム第2部の時も思いましたが、
IDOLiSH7に大和くんがいてくれて良かったです。
勿論、七人のうち誰一人として欠けてはいけないけれど、
もし大和くんが最初に辞めていたら、
IDOLiSH7のメンバーはここまで仲良くなれなかったというか
下手をすれば途中で潰れていたかもしれないなと思いました。
年長さんらしい視野の広さが有難かったです。
そんな素晴らしい彼でも、自分のこと（家族関係）となると
急に心の余裕を失い、大人げなくなるのが
またいいですよね。
「キャラクターの短所は魅力の一つ」とよく言われているとおり、
大和くんもまさにそうだなと実感できています。
彼に限らず、アイナナに出てくる主要キャラは、
長所と短所が相まって絶妙な良さを生み出しているなぁと
素人目にも分かります。



その、大和くんの策により仲良し度が急に増大したMEZZO"。
この先に巨大な爆弾が待ち構えているのを知っている身としては、
まだまだ感じられる危うさに胸が苦しくなりますが、
時に逢坂壮五くんを疎んじるような言動があった四葉環くんが、
壮五くんに素直な好意をぶつけているシーンは
やはり見ていて嬉しかったです。

壮五くんが環くんに理ちゃんの写真を求めた際は、
もし壮五くんが
「実はこの前、妹さんかもしれない女の子と会って……」と
うまく切り出せていたら、
この先の展開が大きく変わったんだろうなぁと、
ゲームにおける分岐点を見たような気持ちになりました。
でも、あそこでそれを言わない
（理ちゃんからのお願いを律儀に守っている）のが、
壮五くんらしいところで……。
色々ともどかしかったです。



七瀬陸くんと和泉一織くんのすれ違いもあり、
IDOLiSH7ファンの間でもトラブルが発生していましたが、
EDの後のファンのやり取りが微笑ましく、救われました。
みんな、なんだかんだ言っても
IDOLiSH7のことが大好きなんですね。
私も大好きです。



続きはこちら。
【アニメ「アイドリッシュセブン Second BEAT!」感想 第8話：伝えたいんです！*ネタバレあり】https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-11-12