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感想「アイドリッシュセブン」第4部 第19章:冬の景色*ネタバレあり [アイナナ第4部 感想]

ゲーム「アイドリッシュセブン」第4部の感想です。
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今回は、第19章「冬の景色」について記します。
第1話:託された謎
第2話:波及
第3話:罪と自戒
第4話:テレビの中の笑顔
第5話:ビジネスと愛情

私の推しキャラは、TRIGGERの八乙女楽くんです。
以下の記述にはネタバレを含みます。
機種依存文字のため、アルファベットを用いて「ZOOL」と記載しています。


初回と前回の感想記事はこちら。
【感想「アイドリッシュセブン」第4部 第1章:青空にかかる夢*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-02-27
感想「アイドリッシュセブン」第4部 第18章:萌芽*ネタバレあり
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-08-15

関連記事
【アイドリッシュセブン 感想記事一覧】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/i7
【感想@アイドリッシュセブン 2nd Live「REUNION」20190706*ライビュ】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-07-07



【第1話:託された謎】
今回は、相変わらず不思議なものを作っているらしい
理ちゃんからスタート。
おでんみたいな見た目(と匂い?)のビーフシチューって
どんな感じなのでしょうか。
怖いもの見たさで、一口ぐらい食べたかったですww

「九条さんに捨てられても
私が九条さんを捨てなければいい」と言った理ちゃん。
こだわりが強すぎる(ゼロしか求めていない)九条さんの場合、
九条天くんや理ちゃんがどんなに頑張ったところで、
彼らがゼロでない以上、九条さんの求めには応じられないので、
未来に捨てられる可能性は非常に高いのですが……
逆に、何をどうやってもゼロを得られない、
もう二度とゼロに関われないと知って絶望した九条さんを
理ちゃんが優しく救う展開になるのかなと
ちょっとだけ期待しています。


続けて描かれたIDOLiSH7も、相変わらず不穏な感じがしていて、
テキストを読むと嫌な感じでドキドキしてしまいます。
唯一の救いは、七瀬陸くんの発言によって、
少し悪い方に話題になっていた和泉一織くんが、
そのことをあまり気にせず、
陸くんやIDOLiSH7の人気に目を向けていた点です。
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それを知らず、陸くんが無邪気に
「一織が褒められていたよ!」と彼に報告したあたりは、
微笑ましくもあり、痛々しくもありましたが……。



【第2話:波及】
千さんの冗談が光る(?)Re:valeの話から、ZOOLへ。
そして、TRIGGERへ。
YAOTOME Fes.へのゲスト参加は、
もし八乙女楽くんが思いついたとしても、
彼の性格からしてまず口には出せなかったと思うので、
九条天くんが言い出してくれた点にはホッとしました。
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その天くん。
彼がファンについて
「守ろうとしていた相手に守られていた」みたいなことを
言っていましたが、
アーティストとファンは互いに相手を守り、
相手から守られてもいる対等の関係がベストなはずなので、
TRIGGERは無意識のうちにそこに辿り着いていたのかもしれません。


最後、「俺達に客?」で終わったので、
いよいよZOOLが来るのかと思いきや、
ここは雑誌の記者さんだったようで。
初見時は見事に勘違いさせられました。



【第3話:罪と自戒】
上記のとおり、私の推しキャラは八乙女楽くんで、
最も好きなグループもTRIGGERです。
なので、この話を読んだ時は感無量でした。
私の中でも一区切りがつきました。


まず、先に御堂虎於くんが十龍之介くんに電話で謝ったとはいえ、
ZOOLが全員でちゃんと謝りに行った点に好感を持ちました。
TRIGGERが唐突に現れたせいで、
ZOOlは心の準備を整えられていなかったからか、
当初はかなりしどろもどろになっていましたが、
自分の言葉で心から謝罪したのは、大変良かったです。
もう既に、私の中にあったZOOLへの苦手意識も消えていますが、
これからは普通に好きになれる、応援できるなと思いました。

「順番を間違えている」と責めた楽くんの言葉も、
「責任を取ってから謝りたかった」と詫びた狗丸トウマくんの言葉も、
どちらも理解できるので、ちょっと苦しかったです。
でも、どのようにしてもきっと正解は無いのかもしれません。
ただ、TRIGGERの三人の言動から
彼らがZOOLを憎んではおらず、
いちアイドルとして対等に評価していると分かり、
それをZOOLの方も感じていると伝わってきましたので、
正解ではないのかもしれないけれど、成功はしたんだなと思えました。

昔のZOOLだったなら、
これが最後になるならと手を抜いたかもしれませんし、
事前のレッスンに励むということもしなかったでしょう。
でも、ここに限らず、
自分たちがしたことに責任を持つと決めたZOOLの心の強さが、
彼らの言動一つ一つに宿っていたのには、深く共感できましたし、
嬉しい変化だと喜ぶこともできました。

亥清悠くんと天くんの
「ごめんなさい」
「はい。じゃあ、もう稽古があるから帰って」の会話も良かったです。
初見時は吹き出しました。
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その後の、ZOOLを挑発しながらもしっかりと背中を押しているあたり、
天くんはプロだなと、改めて実感しました。
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【第4話:テレビの中の笑顔】
あれからまた久し振りに会したというIDOLiSH7。
ようやく、以前の花の正体が志津雄さんからだろうと明かされました。

全体的に「あの時(去年)は良かった」感が強かったのが、
ちょっと不安でした。
別に間違ったことはしておらず、頑張ってきただけなのに、
ノースメイアから帰国後は疲れている描写が多かったからか、
去年の自分たちであるZOOLを見る目が眩しそうでした。


倒産の危機を迎えつつある八乙女事務所。
父親も息子も似た者同士なので、意地の張り合いがもどかしかったです。



【第5話:ビジネスと愛情】
親子だけれどライバル関係の方が強い八乙女さんち。
こういう場合、第三者が間に入らないと
話が上手く回らないまま終わってしまうパターンになりがちですが、
ここは姉鷺さんがやってくれました。
情に訴えるのは無理だと判断したのか、
これはビジネスだ、宣伝だという建前(理由)を作ったのは、さすがです。
やっぱり敏腕マネージャーだけあるわ……と、感心しました。

TRIGGERがシークレットゲストで出ても、客は分からないので、
天くんが言っていたように、
チケットの売り上げに貢献することはできないのでは?と
当初は思いました。
でも、この感想記事のために改めてテキストを読み返した時、
事前にそれとなく噂を流しておけば、
TRIGGERに飢えていたり熱心だったりする敏感なファンは
保険をかける気持ちでチケットを買って参加するかなと想像しました。

出るかな?出てほしいなと思っているアーティストが本当に出たら、
思わずガッツポーズを作るほど嬉しいですし、
現地で参戦したファンは勝ち組として喜べますよね。
行かなかったファンが地団駄を踏んで悔しがるのもお約束で……。
ここのシーンは、ファンの反応を含めて、
テキストを読んでいると非常に高揚感を覚えます。
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これなら、来年あったら必ず行こうと決めたファンも多いはず。
八乙女事務所の信頼回復に成功しただけでなく、
チケット入手の困難さのせいで
TRIGGERのライブ参加を諦めざるを得なかったファンにも
TRIGGERは現状を示すことができ、
新たな姿も見せられたのは、何よりでした。
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感想は以上です。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
次回はいよいよ第四部最終章です。
宜しければお付き合いください。



続きはこちら。
【感想「アイドリッシュセブン」第4部 第20章:なないろの輝き*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-08-15-2



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2020-08-15 15:55 
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