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感想@「戦国BASARA4皇」その3：戦国創世・極モード　お市　[戦国BASARA4皇：感想] [編集]

「戦国BASARA4皇（すめらぎ）」
戦国創世・極モードの感想記事です。
今回は、お市について記します。

・戦国創世・極ルート（ノーマルルート）
・ドラマルート

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【感想＆プレイ日記一覧「戦国BASARA4」】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/bsr4

「戦国BASARA4皇」の感想記事のURLはこちらでまとめています。
【感想記事一覧：戦国BASARA4皇】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/bsr4s



最愛のBSR武将竹中半兵衛に続き、
新たな追加シナリオ（ドラマルート）が気がかりだった
刑部こと大谷吉継のプレイを終えました。
次は誰にしようかと思った時に、
BSRシリーズの中で最も不幸を背負いこんでいるお市が
どうであったかを思い出せていないのに気付き、
今回は彼女を選択しました。
（お市には「BSR4皇」の追加シナリオがありません）



BSR4（BSR4皇）でのお市は、
愛する夫・浅井長政を何としても生かす為に
「自分ができること」を探していました。

ここでのお市は、長政さまに出陣させないために
わざわざ猿轡をかませたようですが……
もし彼女の心の病が進んでいたなら、
彼の四肢を切断し、
物理的に歩けなくさせることも十分あり得るなぁと
物騒なことを想像してしまいました。


ノーマルルート（戦国創世・極ルート）の攻略中に、
新たな一騎討ちのステージ「豊臣双腕」が登場しました。

豊臣秀吉の左（力）に石田三成、
右（友）に徳川家康が在るのですが……
これはこれで嬉しかったけれど、
半兵衛を一番とする私には哀しくもありました。
途中、劣勢を感じたらしい秀吉が、
「やはり真中（まなか）が無ければ……」云々と言っていたのも
せつなかったです。

その、戦国創世・極ルートのEDムービー。
長政さまが無事に生きていたことにホッとしたお市。
けれど、お市のことを守りたいと願う長政さまの言葉を聞いて、
彼女は、自身が弱いから駄目なのだと
勘違いをしてしまいます……。

お互いに、相手を大事に思い、絶対に護りたいからこそ、
相手に出陣させたくない
（代わりに己が出陣する）と思っているというジレンマ……。
立場上、一緒に逃げるという選択肢は無く、
たとえ共に戦場に出たとしても、
どちらか片方が死を迎える展開は普通にあるわけで。
観ているしかないプレイヤーの私も、やるせない気持ちになりました。
長政さまもお市も辛い。



そして、「ドラマルート」。
遊んでいる途中で、「あ、そうだった……」と思い出しました。
お市が狂う病み系エンドは珍しくないですが、
「今回もカプコンさんは凄いシナリオをぶっこんできたな」と
当時も思ったことを、改めて思い直しました。

最終合戦「安土四天集結」で、
お市の異変に気付いた武将のほとんどは
彼女に対して冷たい態度を取っていたけれど、
家康だけは優しく彼女の妄言に付き合っていた点に
ちょっとほろりとしました。

自分の中だけで完結してしまっている世界なんて、
他人から見れば滑稽で、哀れで仕方がないのですが、
お市自身はとても幸せそうであると分かるのが
せつなかったです。



次は、友垣の一人・前田慶次くんについて書く予定です。

【感想@「戦国BASARA4皇」その4：戦国創世・極モード　前田慶次】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-06-26-3