さくらもちモチ

NHK朝ドラ感想「エール」第7週：夢の結婚生活*ネタバレあり　[NHK連続テレビ小説感想] [編集]

NHK連続テレビ小説（朝ドラ）「エール」の感想です。
今回は第7週「夢の結婚生活」について記します。

初回と前回の感想はこちら。
【NHK朝ドラ感想「エール」第1週：初めてのエール*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-04-05-1
【NHK朝ドラ感想「エール」第6週：ふたりの決意*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-05-09



第7週「夢の結婚生活」のあらすじはこちら。
https://www.nhk.or.jp/yell/

　家族に反対されながらも上京した裕一(窪田正孝)は音(二階堂ふみ)との新婚生活をスタートさせる。同時にレコード会社の専属作曲家としての仕事も始まるが、一向に曲が採用されない。
　そんな中、同期入社の木枯正人(野田洋次郎)の曲が先にレコードになり、焦りは募るばかり。
　一方、音は歌手を目指して音楽学校に入学。そして上級生の佐藤久志(山崎育三郎)と急接近！久志は裕一の幼なじみで二人は思いがけず運命の再会を果たす。

今週も、毎朝、目が離せませんでした！
楽しく視聴しています。


まずは、主人公の裕一について。
ようやく叶った憧れの小山田先生との初対面は、
苦い物になってしまいました。
小山田先生の方も、内心はちょっと複雑そう
（才能のある若い者の台頭を望んでいるけれど、
自分もまだまだ負けたくないという気持ちがありそう）ですし、
何より裕一が、レコード会社の赤レーベルに所属しながらも
「先生と同じ青レーベルで～」と話し出したことに
ちょっと引っかかるものがあったのかなぁとも思えました。

豊かな才能があるにもかかわらず、
自分のことではそれをなかなか発揮できない裕一ですから、
久志の心遣いであろう早稲田大学の応援部の来訪は
いい刺激になるのかもしれません。
応援団用の曲でも書くのでしょうかね、楽しみです。


そして、その久志！
妖精さんは、音楽学校のプリンスとなっていました！！
喫茶店で久志が裕一に自己紹介をするまでは、
OPでのクレジットが「プリンス」となっていて、
ちょっと笑ってしまいました。
久志が自己紹介をした時の、
片手をくるくると動かしていた様子を見たら、
非常にませていた幼少時の彼を思い出してしまい、
懐かしくもなりました。

夫婦喧嘩中だった裕一と音を仲直りさせたのも勿論、
音の背中をぽんと押していたのも良かったです。

乃木大将といい、妖精さんもといプリンスといい、
喫茶店バンブーのご夫婦といい、
古山夫妻の周りには良い人が多くて、ホッとします。
バンブーの夫婦も大好きです。
奥さんは網走で何があったのでしょうか。
気になりますww



音は……今週も格好良かったです。
気が強く、おせっかいともいえる行動で暴走してしまいますが、
幼少時と違って見ていて不快感を感じないのは、
裕一への深い愛と尊敬の念が言動に感じられるのと、
いちいち変顔をすることが多く、
コミカルに思えるからでしょうか。
裕一とは、最初の夫婦のいちゃいちゃも良かったですが、
朝ご飯での喧嘩が大変面白かったです。
音楽学校での千鶴子さんとの会話も、興味深くて……。
今日（金曜日）の放送で、
千鶴子さんの機転で
音がオーディションを失格にならずに済んだ時は、
仲良くはないけれど確かな友情のようなものを感じました。

でも、裕一のお味噌の問題は何とかしてあげたいです。
私は関東の人間なので、普段は合わせ味噌を使用しており、
八丁味噌も好きだけれど毎日だとちょっと辛いかなぁと
想像してしまいました。



裕一の友人かつライバルの木枯正人について。
先週、音が最初に会った時から
「なんだかもっさりとした役者さんだな」と
失礼なことを思っており、
今週の放送で彼が本格的に登場してからも
「あの時のもっさりさんだ」と思っていたのですが、
まさか今をときめくミュージシャンだったとは……。

しかも、彼が歌を披露した際には
「哀愁のあるメロディを作る人なんだ」と
何も知らずに呑気なことを思っていましたが、
その後、彼があの古賀政男さんをモデルとしていると知り、
更に驚きました。
私もさすがに、彼の作る独特な曲が
「古賀メロディ」と呼ばれ、世間に愛されている件は
よく知っていましたので……。
今後がとても楽しみです。
きっとすぐに、シングルA面を任されるはず！！



以前からネットの話題に上がっていましたが、
この「エール」についても、
今後は放送中止となる件が正式に発表されました。
とても楽しみに視聴している作品なので、残念でなりませんが、
残っている未放送分をしっかり楽しみつつ、
無事に撮影が再開される日を静かに待とうと思っています。