NHK朝ドラ感想「エール」第4週:君はるか*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の感想です。
今回は第4週「君はるか」について記します。
連続テレビ小説 エール Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2020/03/25
- メディア: ムック
初回と前回の感想はこちら。
【NHK朝ドラ感想「エール」第1週:初めてのエール*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-04-05-1
【NHK朝ドラ感想「エール」第3週:いばらの道*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-04-17
感想記事を書く気力が無かったので、
間がかなり空いてしまいましたが、
平日は(土曜日も)欠かさず視聴しています!
展開が早くていつもびっくり……でもそれが心地好いです。
第4週「君はるか」のあらすじはこちら。
https://www.nhk.or.jp/yell/
将来の目標が見えない日々を送っている裕一(窪田正孝)。ある日、鉄男(中村蒼)が訪ねてきて「国際作曲コンクール」の話をする。
一方、豊橋の関内家では音(二階堂ふみ)が幼少の頃に出会った双浦環(柴咲コウ)のような歌手になることを夢見て、御手洗清太郎先生(古川雄大)から声楽のレッスンを受けていた。音の姉の吟(松井玲奈)は、お見合いを重ね、妹の梅(森 七菜)は作家を目指していた。
そんな関内家にある知らせが届くが…。
*この記事を書いているのは5/5で、
第6週「ふたりの決意」を途中までリアタイ視聴しています
手痛い失恋を経験した裕一が、再び音楽への情熱を取り戻し、
運命の相手・音と文通を介して仲を深めていく週でした。
まず、幼少時代の「私が」「私が」と
やたら前に出たがる感の強い音を
私が苦手としていた件です。
音が大人になり、
二階堂ふみさんが演じる彼女が
いよいよ本格的に登場することになって
私の気持ちはどうなんだろうと不安でしたが、
幸いなことに杞憂に終わりました!
男女平等を唱えるところも、
ちょっとずうずうしいところも、かわいい!
御手洗先生……もといミュージックティーチャーから
敬語不要と言われて
遠慮なく「御手洗さぁ」と返したせいで怒られるところは、
何度観ても笑ってしまいます。
また、音の母親・光子さんが、音と同じように
勝ち気で斬新な考えの持ち主だったと分かったことが、
とても嬉しかったです。
吟が、母親の昔話(亡父とのなれ初め)を聞いて
両手を顔にやってうわぁ……と感動していましたが、
私も同じ気持ちでした。
素敵です。
父親を亡くして家業も廃する寸前だった関内家が
とりあえず安泰でここまできているのにも安堵しました。
職人さんと音の仲が良いのも、微笑ましかったです。
いい家だなぁとしみじみ思います。
関内家は、三人姉妹が部屋を分けて使っているのも
とても好きです。
特に、お洒落が好きらしい吟のスペースに
可愛らしいワンピースが下がっているのが素敵です。
ミュージックティ(以下略)が凄く印象的なキャラで、
この週と次週(愛の狂想曲)では、
彼が出る度にその言動に期待してしまっていました。
この週は、音のお見合いの相手も尋常でない個性の持ち主で、
これしか出番が無いのが残念だと思えるほどでした。
上記の通り、お話の展開が早いのもあって、
テンポよくぽんぽんと進んでいくのと
強烈なキャラクター性を持つ役が
上手い具合にハマっているなぁと思っています。
二人のキメキメな着物姿も、とても素晴らしかったです。
目の保養でした。
さて、我らが主人公の裕一について。
気落ちしている彼を本気で励まそうとして
銀行の人たちがあれこれ気遣ってくれることが、
まるで自分にされたことのように嬉しかったです。
そして、あっさりと世界的な作曲コンクールで入賞する才能!!
私はてっきり、募集要項に「英國の時間で……」とあったので、
それをうっかり見落としてしまった裕一が
もうちょっとのところで間に合わなかったという展開も
あるかなと心配していましたので、
そういう朝ドラあるあるのドタバタが無くて、ホッとしました。
音が裕一にファンレターをいきなり送った件については、
実を言えば、違和感が強かったです。
実際に曲を聞いて感動したから書いたというならともかく、
受賞のニュースを聞いただけでファンレターを書くというのが
ちょっと理解できなかったからです。
でも、これはモデルの方々の実話なようで……
そうだと知った時は、軽く驚きました。
続きはこちら。
【NHK朝ドラ感想「エール」第5週:愛の狂想曲*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-05-05-4
2020-05-05 22:40