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NHK朝ドラ感想「エール」第2週:運命のかぐや姫*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の感想です。
今回は第2週「運命のかぐや姫」について記します。
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連続テレビ小説 エール Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)

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  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2020/03/25
  • メディア: ムック

前回の感想はこちら。
【NHK朝ドラ感想「エール」第1週:初めてのエール*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-04-05-1



第2週「運命のかぐや姫」のあらすじはこちら。
https://www.nhk.or.jp/yell/
 豊橋で馬具を製作販売している関内家の次女、音(清水香帆)は、11歳。父・安隆(光石研)と母・光子(薬師丸ひろ子)のもと、姉・吟(本間叶愛)、妹・梅(新津ちせ)と楽しい日々を過ごしていた。音は、小学校の最高学年になり、クラスで竹取物語を上演することになり、主役のかぐや姫を演じることを願うのだが…。
 そんなある日、教会でオペラ歌手の双浦環(柴咲コウ)が歌を披露するところに居合わせる。


今週は、もう一人の主人公・音がメインのお話でしたが、
月曜日の放送は裕一のお話の続きでしたので、
まずはそちらについて触れます。

正直なところ、
こういう内容なら週の終わりに放送してほしかったと思いました。
月曜日なのに、朝から土曜日のような気持ちになりました。
(前作の「スカーレットまでは土曜日の放送もあったので)
裕一と乃木大将は、やはりここで一旦お別れだったんですね。
曲ができたら聴いてね
→その前にお別れで聴かせられず……の流れが淋しかったです。

ただ、伯父宅への養子縁組の話はとりあえずなくなったようで
ホッとしました。
父親が買いこんだ骨董品を売るだけで
ちょっとどうにかなったというあたり、
彼はどれだけ無駄なものを買っていたの……と、笑うと同時に
本当に息子二人を愛しているんだなと分かり、嬉しくなりました。
裕一の誕生日に購入されたレジスターも無くなりましたが、
あれは本当にお飾りでしかなかったのでしょうし、
家を救うためならレジスターも本望でしょう。



さて、音について。
第1週で出てきた時は教会で歌うシーンのみでしたので
何とも思わなかったのですが、
エピソードを重ねるにつれて、
彼女に対する苦手意識が私の中で強まりました。
というのも、私は「私が私が」と積極的に前に出る人が苦手で、
もし私が音のクラスメイトだったなら
「一人で勝手に決めないでよ」と陰口を叩いていたと思えるからです。
音が口にした「みんな」の中には、
彼女に同意できない子もいるはずなのですが、
そういう子の気持ちを無視して我を通そうとするところが
好きになれませんでした。
演目の「かぐや姫」の件は勿論のこと
主人公の「かぐや姫」を自分がやれると思い込んでいた件も。
テレビに向かって「『みんな』って誰? 本当に全員?」と
朝からつまらないツッコミを入れる始末でした。

なので、音がかぐや姫に選ばれなかった件は
少しせいせいしたというか、
ホッとした部分もありました。
それでも最終的に彼女はかぐや姫を演じましたけれど、
当初はお爺さん役だったという前提があったお陰で
嫌な気持ちにはなりませんでした。
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クラスメイトの、お金持ちの神崎さんには
同情も共感もしまくりでした。
あんなに煩くて、余計なおせっかい焼きで、
何でも物おじせずにできる子がいたら、
自分はみじめな気持ちになりますし、
「何なの、もう?!」と教室を飛び出したくなります。

そうそう、音の「見に来てくれる人がいるだけまし」云々の台詞も
ずるいなぁと思いました。
音の事情を知る人が彼女にそう言われたら
何も言えなくなりますよね。
音はまだ幼い子供なので
うっかりそう言ってしまったとは分かりますが、
相手の反論を許さない無敵のカードを切って被害者ぶるのは、
その相手(神崎さん)がちょっと可哀相でした。



音の父親が早々に亡くなった件は、
私も父を十年前に亡くしているので、観ていて辛かったです。
その前の、週一の銭湯の帰りにお団子屋さんに寄るシーンや
夫婦で社交ダンスを踊るシーンが
とても幸せそうだっただけに、ショックでした。
でも残された家族四人で団結して、
この窮地を脱しようとしていたのには、胸が熱くなりました。
陸軍との契約が切られそうになり、
雇っていた職人たちが一斉に逃げたりしたあたりは
絶対にどうにかなるとはいえ
「この先、どうなるんだろう」と本気で心配になりましたから。

お父さんで唯一残念だったのは、
オペラ歌手の双浦環との会話で、
先に話していた外国人との会話を中断させた件です。
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終わるまで待っていれば良かったのに……。



次週からはいよいよ、窪田さんの裕一が本格的に登場します。
彼が指揮棒を振るシーンが、とても楽しみです。



続きはこちら。
【NHK朝ドラ感想「エール」第3週:いばらの道*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-04-17



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2020-04-11 10:58 
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