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NHK朝ドラ感想「スカーレット」第18週:炎を信じて*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」の感想です。
今回は、第18週「炎を信じて」について記します。
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スカーレット ノベライズ上巻

スカーレット ノベライズ上巻

  • 作者: 水橋 文美江
  • 出版社/メーカー: ブックマン社
  • 発売日: 2019/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

初回と前回の感想はこちら。
【感想「スカーレット」第1週:はじめまして信楽(しがらき)*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2019-10-11
【NHK朝ドラ感想「スカーレット」第17週:涙のち晴れ*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-02-02



第18週「炎を信じて」のあらすじはこちら。
 大阪から戻ってきた喜美子(戸田恵梨香)は、穴窯のまき代をまかなうために借金をする。八郎(松下洸平)とは別居が続いている。
 一方百合子(福田麻由子)と信作(林遣都)は、ようやく結婚写真を撮影する。
 喜美子の穴窯の失敗は6回にも及ぶが、諦めることはできない。マツ(富田靖子)の手紙を受けて、草間(佐藤隆太)が信楽に。草間に話をしたことで喜美子の決意は一層強くなる。
今度こそと、それまでにない長期間窯をたくという喜美子に、八郎は心配して猛反対する。が、喜美子は押し切って7回目の窯たきを始める。ついに窯の上部が破れて炎が上がるが、喜美子は信念のもとにまきを投げ入れ続ける。
 そしてついに理想の色の焼き物を手にする。陶芸家・川原喜美子をちや子(水野美紀)が取材に訪れる。
 7年後、喜美子は陶芸の実績を上げ、個展も開いている。息子の武志(伊藤健太郎)は高校2年生で進路に悩んでいる。陶芸への興味はあるが、家族を顧みず突き進んだ喜美子の厳しい生き方を目の当たりにし、迷っているのだ。喜美子と八郎が5年前に離婚したのち、信作は八郎からの手紙を武志のもとに運んでいた。
 武志は、八郎に再会して相談し、陶芸を学ぼうと大学受験を決める。

ついに!
とうとう!!
喜美子の穴窯が成功に至りました。

出来上がった焼き物を手にして感慨深げに佇む喜美子を見て、
私も朝から感動していましたが、
その後すぐにナレーションで月日が経過してしまって、
ちょっとずっこけたというか、肩透かしを食らってしまいました。
また、喜美子と八郎さんの交際、結婚の頃から
(フカ先生の退場以降)
主要なスタッフさんが交代したの?と思えるほど
「作りが雑だ」と感じる時がたまにあります。
それは単に、スタッフさんが視聴者に見せたいものと、
いち視聴者である私が見たいものが違うということだとは
分かっていますので、
「作品の出来が悪い」と否定したいわけではないのですが、
すっ飛ばされたシーンをナレーションで聞く度に
「ここは映像で見たかったなぁ」と望んでしまうことが
頻繁に出てくるようになっているのが気になっています。

例として挙げると、
喜美子の個展に八郎さんがお忍びで来た時のことや、
八郎さんと武志の再会のシーンなどがそれに当たります。
前者については、
その時の八郎さんがどうだったかということよりも、
それを聞かされた時の喜美子の反応の描写を
主としていたからでしょうし、
後者については、
次週(これを書いているのは第19週の火曜日です)
八郎さんの口から改めてそれを語らせたかったという狙いが
あったからでしょうが……
こうして書いていても、やはり映像で見たかったという残念さを
感じてしまいます。

とはいえ、たとえば、
八郎さんが出て行ったことが信楽中に知られたせいで
喜美子の元に焼き物の注文が入らなくなったなど、
映像で見せられたらきっと辛くなったはずなので
ナレーションでの説明のみで良かったと思えたシーンもありました。
三津と八郎さんの不倫というデマが
あくまで未遂であって、
何かが違ってたら現実になっていたかもしれないと思うと、
その噂を聞かされた喜美子は
更に落ち込む羽目になっていたでしょう。
何を映像化して、何をしないのかは制作側の判断なので、
それが自分に合うかどうかは運です。
できれば、今後は私の好みに合ってほしいなと
願うばかりです。



さて、大阪編の人々に続いて、
この週ではあの草間さん!との再会もありました。
それ以上に感慨深かったのは、狸の置物でした!!
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私はすっかり忘れていましたので、
見た瞬間に「あぁ、こんなのもあったなぁ」と
しみじみとしてしまいました。
草間さんも、よく大事に持っていましたよね。



喜美子の穴窯の成功を受けて、更に年月が経ち、
息子の武志も大きく成長しました。
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あの可愛かった武志が、随分と立派になって……!
でも、それと同時に、
母親のマツさんの老いが顕著になってしまい、
複雑な心境になりました。
喜美子が「めでたしめでたしの話」をし終えた直後、
マツさんがそれを再びねだったシーンは、
他のどのシーンよりも彼女の老いと直面させられた気分になり、
怖かったです。



そして、やっと結婚できた百合子と信作!
おめでとう!!
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お似合いの夫婦だと思います。



続きの感想記事はこちら。
【NHK朝ドラ感想「スカーレット」第19週:春は出会いの季節*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2020-02-16-2



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2020-02-11 14:49 
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