NHK朝ドラ感想「スカーレット」第9~11週(火まつりの誓い・好きという気持ち・夢は一緒に)*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」の感想です。
今回は以下の話について触れます。
・第9週「火まつりの誓い」
・第10週「好きというきもち」
・第11週「夢は一緒に」
初回と前回の感想はこちら。
【感想「スカーレット」第1週:はじめまして信楽(しがらき)*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2019-10-11
【NHK朝ドラ感想「スカーレット」第8週:心ゆれる夏*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2019-12-01-4
引き続き「スカーレット」については毎日楽しく視聴していますが、
感想を書く時間を取れなかったので、
今回は三週分まとめて記します。
第9週「火まつりの誓い」のあらすじはこちら。
八郎(松下洸平)が昔、闇市で売ってしまった深野心仙(イッセー尾形)の日本画を喜美子(戸田恵梨香)は想像で再現。その絵を八郎に手渡したことをきっかけに、2人の距離は少しずつ近づいていく。
そんな中、丸熊陶業の社長が急死。照子(大島優子)の夫が若社長となり、深野は信楽を去ることに。常治(北村一輝)とマツ(富田靖子)は、深野が一から絵付けを学び直しに行くという長崎に、喜美子もついて行ってしまうのではないかと心配するが、喜美子は一人丸熊陶業に残ることを決心する。
そして迎えた火祭りの夜。喜美子は、八郎や深野らと一緒に大きなたいまつを担いで歩き、八郎と並んで神社にお参りをする。
秋になり、喜美子がデザインした絵付け火鉢が完成。八郎に見せに行こうと商品開発室を訪ねた喜美子は、一心に陶芸をしている八郎の姿を目にする。
照子の父親が亡くなったことにより、
喜美子の職場である丸熊陶芸に激震が生じた週でした
フカ先生との別れは、私も淋しかったです。
百合子の進学の件については……
あれだけ貧乏だった川原家が、
百合子にそれをあまり感じさせないようになるまで
生計が立てなおっていたということに、私は驚きました。
高校進学を簡単に許せないという厳しい現実を、
常治さんも喜美子も恥じていたけれど、
昔を思えばよく頑張ったと思います。
第10週「好きという気持ち」のあらすじはこちら。
一人前の火鉢の絵付け師となった喜美子(戸田恵梨香)は、陶芸に取り組む八郎(松下洸平)の姿を目にし、心をひかれる。
川原家では東京の直子(桜庭ななみ)からの「モウアカン」という電報に大騒ぎ。喜美子が助けを求めた草間(佐藤隆太)が、直子を連れ帰ってくる。直子はかなわぬ恋に疲れていたのだ。
喜美子は、男女が毎日一緒にいることにためらう八郎を押し切り、陶芸を教えてもらうことに。二人の距離は徐々に縮まっていく。
そんなある日、喜美子の信楽焼のカケラを見に八郎が家までやってきた。カケラの話で盛り上がった2人だったが、八郎は信作(林遣都)が企画したお見合い大作戦に参加するため、早々に帰ってしまう。喜美子はたまらずあとを追いかけ「好きや!」と告白。八郎に抱きしめられる喜美子。 しかしその目線の先には、常治(北村一輝)と信作と百合子(福田麻由子)が…。
喜美子の恋愛がメインとなった週。
正直に言えば、月~金曜日の放送については
淡々と惰性で観ていました。
恋に戸惑う喜美子は可愛かったけれど、
これまでの早い展開と比べると、
急にゆっくりと描かれるようになった(丁寧になった)この週は、
「中だるみかなぁ」と思うことが何度もありました。
でも、土曜日に思いを通じあわせた二人のシーンを観た時は、
感動しました!
十代田さんの「抱き寄せてもいいですか」の台詞が、
とても良かったです。
あと、直子の帰郷に伴う草間さんとの再会は
以前を思うと大分あっさりめでしたが、
彼の変わらない優しさや温かさに触れることはできました。
第11週「夢は一緒に」のあらすじはこちら。
八郎(松下洸平)に思いを伝えた喜美子(戸田恵梨香)。しかし抱きよせられたところを常治(北村一輝)と信作(林遣都)と百合子(福田麻由子)が目撃。激怒した常治は八郎を殴って喜美子を連れ帰る。
信作の手引きで八郎の家を訪ねた喜美子。二人は将来へ思いを一つにする。しかし常治は八郎の挨拶を拒み続け、マツ(富田靖子)と百合子は心配を募らせる。
ある日、商品開発室にやってきた照子(大島優子)が急に産気づき、喜美子と八郎は付きそうことに。喜美子を家まで送った八郎は、ついに常治への挨拶が許される。
常治はマツに苦労ばかりかけてきた自分の人生を引き合いに出し、八郎には陶芸家になる夢を諦め、堅実に生きてほしいと頭を下げる。しかし喜美子は猛反発。常治の願いを一度は承諾した八郎も、撤回して二人で夢を見させてほしいと懇願する。 マツの働きかけもあり、常治は、八郎が陶芸展で賞を取ることを条件に、二人の結婚を許すのだった。
交際だけでなく結婚の許しも請おうとした喜美子たち。
駄々をこねて嫌がる常治さんは大人げなくて、
笑うのを通り過ぎて見ていられない部分もありましたが、
自分が苦労したからと説明するシーンは、大変良かったです。
また、一度は引いたものの、
陶芸への熱い気持ちを吐露した十代田さんも凄かった!
本音をぶつけたことで、常治さんからの許しも貰えてホッとしました。
でも、ハードルは高いですね……。
続きはこちら。
【NHK朝ドラ感想「スカーレット」第12週:幸せへの大きな一歩*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.ss-blog.jp/2019-12-22-3
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2019-12-14 10:27
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