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アニメ「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」感想:第9話 バレー馬鹿たち*ネタバレあり [ハイキュー!!]

NHK BSプレミアムにて再放送中の
テレビアニメ「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」の感想です。
今回は第9話「バレー馬鹿たち」についてです。
以下の記述にはネタバレを含みます。

原作の漫画については、一部を除き未読です。
アニメ3期については、劇場版総集編「コンセプトの戦い」を視聴しました。
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-07-04-2
好きなキャラクターは、及川徹くん(青葉城西)です。


関連記事
【アニメ「ハイキュー!!」】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-02-11-4
【ねんどろいど 及川徹(ハイキュー!!)その1】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-05-15

アニメ3期初回と前回の感想記事はこちら。
【アニメ「ハイキュー!!」3期感想:第1話 ごあいさつ*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-06-09-2
【第8話 嫌な男*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-07-28



昨日(8/3)の午後、インターハイの決勝戦がテレビで中継されました!
高校生の男子バレーボールの試合を
ちゃんとした興味を持って視聴するのは初めてで、
放送前からとても楽しみにしていました。
しかも、当日の午前中にあった試合(準決勝)の結果、
決勝に上がった片方が宮城県の代表校ということで、
興奮も更に募りました!!

その宮城県代表校のチームの平均身長が
なんと187センチという事実に驚かされただけでなく、
選手全員の背がとても高いので、
逆にその高さを感じられない事実を改めて実感しました。
あんな巨人の集団の中で戦う日向くんや西谷先輩の覚悟も、
少しだけ理解できたような気になりました。
何より、作中でよく登場するジャンプサーブに始まり、
ジャンプフローターサーブにクイック攻撃、時間差攻撃、
バックアタック、ツーアタックといった様々なプレイを
テレビ越しでも見られたのが、貴重な経験になりました。
ここぞというプレイがあった時は、リプレイもあり、
コートを横から眺める通常の映像でなく、
どちらか片方のネット後方からの映像も見ることができ、
「あぁ、ハイキュー!!でよく見る絵だわ……」としみじみ思いました。

バレー観戦の超初心者である私には、
プレイの細かな点については、放送の解説を聞いてようやく
「あ、今のがそうだったんだ」と分かる状態でしたが、
それでも非常に楽しめました。
クイック攻撃でも「速い!」と感じられたのに、
日向・影山コンビはそれを「普通の速攻」と呼ぶだけでなく、
更に早いマイナステンポの速攻もやってのけているんだと想像すると、
現実ではとても実現不可能なプレイとはいえ、気分が高揚しました。
また、多彩な攻撃を仕掛けたチームが相手チームのブロックを惑わし、
着実に得点に繋げているところを見た時は、
現実でもそうなんだなぁと嬉しくなりました。
本当に本当に良い経験でした!

そうそう、両校の選手が学校名入りの白い鉢巻をしていたので、
白鳥沢の選手もIH出場の際はそうしたのかな……とか、
及川さんがそうしているところも見たかったなとか思いました。



前置きが長くなりました。
仕方が無いことだと分かっていましたし、
ちゃんと心構えもしていたはずなのですが、
この放送から烏養コーチの声が変わっていたことに対して
深いショックを受けました。
低音はともかく、高い声はやはり違いが大きいので、
烏養コーチが何か喋る度に、
前の声で同じ台詞を脳内で流してしまう始末でした。
とてもとても淋しかったです。



さて今回は、烏野のブロックの要・ツッキーこと月島蛍くんが
コートに復帰したところから始まりました。
細いけれど背は高く、体格に恵まれているツッキー。
バレーボールのセンスがあり、頭もよく切れます。
他の烏野の選手と同様に、
バレーでより上達したいとの欲を所持しているのは
これまでの話で充分に伝わってきていて、
あとはそれをやる気として見せるだけ……でしたが、
利き手の怪我というとんでもない危機を経たことで、
今まで以上に感情が爆発したように、
周囲にもはっきりと分かる形で描かれていました。
加えて、ツッキー自身が放った
「日向じゃあるまいし」というたとえの台詞が秀逸でした!
日向くんという、向上心と努力の塊みたいな例が、
この時のツッキーにはぴったりでした。
また、スタンドで観戦中の及川さんが、
口調こそ淡々としていたとはいえ感心していた様子だったのが、
彼もツッキーの成長を実感した証となっていたので、
更に嬉しかったです。

ツッキーに限らず、短期間で因縁の相手となった烏野が
目の前で鮮やかに成長していく様を見せられたのは、
もう公式戦で直に戦う機会が失われていても、
及川さんにはさぞやムカつくことだったでしょう。
隣に気の置けない岩ちゃんがいたことで、
素直に悪態を吐く及川さんがとても可愛く思えてならず、
私にとっては色々な意味で楽しいシーンでした。
「どっちが勝ってもムカつくから、どっちも負けろ」は、
及川さんに共感できる言葉でしたし、
彼の年相応の子供っぽさも出ていて、好きです。

そうそう、うっかり見逃すところだったのですが
(リアタイ視聴した後、録画を見直した時に気付きました)
ツッキーがコートに戻った際に、
ネット越しに牛若くんが手を上げる挨拶をしていて、
ツッキーも軽い会釈を返してるんですよね。
怪我の原因が牛若くんのスパイクだったとはいえ、
別に彼が悪かったわけではないのに、
二人ともちゃんと礼儀正しいのが良かったです。
いい子だ……!



体力の限界を迎えていることがプレーに大きく響くようになり、
実際、失点に繋がってきましたが……
ここでも烏野は、守護神・西谷さんによって救われました。
体力が底をついている非情な現実と向き合わされて、
烏野の気力は確実に蝕まれていたけれど、
西谷さんの励ましを機に明らかに復活できたのは、
視聴者として嬉しい流れでした。
西谷さんは、普段から他の選手以上に
マンガの主人公っぽい言動が多いキャラですが、
このシーンでの彼は特にそうだったと思います。
こういう時の西谷さんは、心強くて格好良いです!!
私もつられて「もう駄目かも……?」と思いそうになっていたので、
ハッと目を覚まされた気になりました。
加えて、チームの土台である主将の大地さんでなく、
守ることに特化した彼の言葉だったが故の重みも、
圧があって凄かったと思います。
興奮しました。



白鳥沢の鷲匠監督が、
小さな体躯ながらも必死に頑張る日向に対して
「俺の四十年をかけておまえを否定したい」と言っていましたが、
そう思った時点で監督は彼を大いに認めていますよね。
そして、タイトルに「バレー馬鹿たち」とあるように、
牛若くんがバレー馬鹿であるのは誰もが納得することでしょうが、
この作品では学校を問わず、多くの選手がそうだと伝わってきます。
皆がバレーを心から楽しんでいて、愛しているからこそ、
試合に勝ちたいという気持ちが強まり、
そこから生じる真摯さや全力といったものが全て
一つ一つのプレイに表れているように見えます。
そんな彼らが、私には常に羨ましくあり、眩しくもあります。
谷地さんの言葉を借りるなら、「直射日光」です!



最後、ツッキーが日向に放った「行け!」は
いつになく良かったなぁ。
「勝ちたい」という執念がツッキーから感じられたのは勿論、
それを日向くんに向けて言ったというのが、たまらなかったです。

それと、ツッキーが復帰した際に日向くんが素直に打ち明けた
「時間は稼いだぜ……と言いたいが」の台詞が壮大な伏線になって、
いつか本当に彼の活躍で時間を稼げるようになったらいいですね。
尤も、そうなるには烏野が大ピンチであるのが前提なので、
素直に望みづらい分、複雑ではありますが。


次週はとうとう最終回!
楽しみですが、淋しいです。



【今週のおまけ】
もう梅雨も明けて毎日が暑く、
今こそ花はヒマワリじゃない?と思いましたが、
順序が逆になり、今回はアジサイです……。
tw_oikawa_ajisai2.jpg
取り急ぎTwitterにあげた内の一枚なので、
他は全く手を付けていないのですが、
ざっと見たところ、割とよく撮れているように思えました。
撮影時も楽しかったです。


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2019-08-04 18:14 
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