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感想@NHK連続テレビ小説「なつぞら」第9週:なつよ、夢をあきらめるな*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

NHK 連続テレビ小説「なつぞら」の感想です。
今回は、第9週「なつよ、夢をあきらめるな」について記します。
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以下の記述にはネタバレがあります。

連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)

  • 作者: 大森 寿美男
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2019/03/25
  • メディア: ムック

前回の感想記事はこちら。
【第8週:なつよ、東京には気をつけろ*ネタバレあり】
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-05-31-2



今回も、次週(10週)の金曜日の夜に書いています。
もしかすると、無意識のうちに感想が交じるかもしれませんが
ご容赦ください。


この週からなつが上京し、東京での生活が本格的に始まりました。
知り合いがアニメの制作会社(東洋動画)にいるというだけで
北海道から出てきたなつが、
一人で一体どうするのかと見守っていましたが、
しょっぱなから他人の厚意に甘える展開
(川村屋の寮に住まわせてもらう)とは想像していませんでした。
せめて住むところを決めてから上京しなよ……と思いました。

また、北海道での生活がとりあえず終わったことで、
あの雄大な光景がテレビに映らなくなった影響は
予想以上に大きかったようで、
週の始めには映像から閉塞感を覚えました。
別にセットが悪いというわけではないですが、
少々息苦しかったです。



なつが挑んだ東洋動画の入社試験について。
彼女がここに受からないと(東洋動画に入らないと)
お話が始まらないと誰もが分かっている中で、
入るまでのドタバタを敢えて描いたのには
何か深い意味があるのかもしれませんが、
落ちた理由がなつの実力不足でなく、
兄・咲太郎の余計なおせっかいのせいというのが
見ていて嫌でした。
優しいけれどお調子者(しかも他人の話を聞かない)という
欠点が分かり易い咲太郎の言動は
朝から不愉快になることが多かったですし、
何より、どうせ入社できるのに
ここで兄を使って主人公を落とす意味があるのかしら?と
首を傾げざるを得ませんでした。

今回の募集は臨時採用で、
東洋動画には即戦力が必要という状況があるんですから、
落ちた理由には実兄や東洋動画の社長を絡ませず、
「動物の動きは描けているけれど、画力不足が駄目」という
なつ自身のことにしてほしかったです。
(今は新人をいちから育てる余裕が無いので、
今回は見送った的な感じで)

また、動物の動きを書くという課題で、
陽平さんから貰ったばかりの分厚い本が役に立ったようですが、
そこで生かすべきのは高価そうな本でなく、
義理の祖父の泰樹さんたちとの酪農経験では?と思いました。



仕上げ(彩色)の試験でようやく合格した直後の展開にも、
「ん?」と引っかかるものを覚えました。
まず、なつが「風車」の岸川亜矢美さんのおうちに
転がり込んだ件。
なつのモデルになった方がお嬢さんで、
当時はかなりのお洒落さんだったという事実を受けて、
なつが亜矢美さんのおさがりの服を着るという流れにするために
こうなったのでしょうが、
この「なつぞら」の世界はどこまでなつに優しいんだ?と
苦笑が漏れました。
確か、川村屋のマダムがお別れの時に、なつに向かって
「他人のことばかり考えてちゃ駄目よ」みたいなことを
忠告していましたが、
彼女が誰かの為に何かをしたことが思い当たらないのを踏まえると、
台詞が変に浮いてしまっているなと思えました。
たとえば、前作の朝ドラ「まんぷく」では
主人公が周囲の為に動く人だったので、
窮地の時に助けてもらえるという展開になっても自然でしたが、
周りから一方的に無条件で愛されている今作のなつは、
何の疑問も持たずに甘えているように見えます。
マダムからの助言は、敢えて言うなら逆で、
「他人のことも考えなきゃ駄目よ」ではないかと
ツッコミを入れたくなりました。

また、風車でのお祝いとして信さんが持ってきた大きな花束が
とても現代風で、違和感が強かったです。
あれ、役者さんのオールアップのお祝いを流用したのでは??と
意地悪な想像をしたくなるようなラッピングでした。
私が覚えている昔の花束って、
透明の大きなフィルムのみで花を包み、
ガサガサとした手触りのピンク色の幅の広いリボンが巻かれ、
茎の部分はアルミホイル巻きが剥き出し……なんですが、
この「なつぞら」で描かれている時代は
当たり前ですがそれより昔ですよね。
もっと言えば、そもそもこの頃に
お祝い事に花束を贈る習慣があったのかも疑問ですし、
記者見習いで忙しいはずの信さんが
なつと頻繁に会えている点も不思議です。

あまり細かいことを気にしていても
視聴者に良いことはないと分かっていても、
お話そのものを楽しめていないせいか、
つい、重箱の隅をつつきたくなっています。



(6/8追記)
【感想@NHK連続テレビ小説「なつぞら」】
第10週:なつよ、絵に命を与えよ*ネタバレあり
https://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2019-06-08-3



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2019-06-07 20:45