さくらもちモチ

感想@木曜ドラマ「緊急取調室」S.3第1話：私が撃ちました*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

木曜ドラマ「緊急取調室」シーズン3の感想です。
今回は、第1話「私が撃ちました」について記します。
以下の記述にはネタバレを含みます。

シーズン1、シーズン2とリアタイ視聴を続けていた「緊急取調室」。
この2019年4月からシーズン3が放送開始！ということで、
テレビ朝日で午後になされていた再放送の視聴も合わせて、
非常に楽しみにしていました。

まず、主人公・真壁有希子を演じる天海祐希さんが、
とにかく美しい……！！
確かもう年齢は五十歳を過ぎてるんですよね。
まさに魔女。
サバサバとした物言いにも、好感を持てました。
「離婚弁護士」や「Boss」と同様に、
同僚や部下の男性をぐいぐい引っ張っていく、イイ女を
好演していました。


カメラによる録音・録画がなされているせいで、
第三者の目があるとはいえ、
取調室での犯人とのやり取りがメインであるこちらの作品。
ワンシチュエーションドラマに近く、
役者さんの演技力やスタッフさんの演出によって
出来が大きく左右されますが、
今回のシーズンにも大きな期待を寄せることができそうです。
この初回放送からテンポがよく、面白く視聴できました。



ゲストの浅野温子さんは、
台詞を発する時に口元がもごもごしているのが気になりましたが、
個性の範疇かなとも思いました。
以前、病気で舞台を降板されたとテレビで見ました。
これがその前に撮られたものかどうかは不明ですけれど、
早くよくなりますように。
天海さんとの一騎打ちのシーンでは、
さすがと言うべきか、とにかく凄みがありました。



立てこもり犯が実は良い人のように描かれた真相に
少し違和感を覚えたり
（心境の変化は誰にでもあるでしょうが、ちょっと身勝手すぎるかと）
立てこもりの人質だった女性とその夫の年齢差が
とても二十もあるようには見えなかったり、
キントリに新たに加わった玉垣さんが少々うざかったりと、
細かな点でツッコミを入れずにはいられませんでしたが、
本当に些細なことだったと思います。
次回も楽しみです。
ゲストが、SKE48の松井珠理奈さんだそうで……。
私はSKE48のファンですが、
なさけないことに、じゅりなの演技力についてはよく知らないので、
期待半分、不安半分で、来週の放送を待ちます。



最後は、この件に触れて締めます。

シーズン2までキントリにいた中田善次郎さんは、
演じていた大杉漣さんの死去により、
不在を「退職した」という設定で説明がなされていました。
でも！
中田さんは今でもキントリのメンバーなんですね……。

最後の最後で、俳優さんを含む全スタッフさんからの親しみを
強く実感しました。