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アニメ「アイドリッシュセブン」感想 #14:あの歌をもう一度*ネタバレあり [アニナナ感想]

テレビアニメ「アイドリッシュセブン」の感想です。
元となったスマホアプリゲーは未プレイですが、
アニメを第15話まで見た上で、初めから感想を記しています。

今回は第14話「あの歌をもう一度」についてです。

【PSVita】アイドリッシュセブン Twelve Fantasia!

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  • 出版社/メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • メディア: Video Game

前回・前々回の感想はこちら。
【#13:失われたもの*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-19
【#12:5人と2人*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-18

アニナナ最終話告知広告関連記事
【「アイドリッシュセブン」最終話告知交通広告展示 全キャラ制覇(JR山手線)】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-15
【アニナナ最終回放送告知広告とフィンガーパペット*八乙女楽】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-16

以下の記述にはネタバレを含みます。



音楽番組「サウンドシップ」出演がメインであるこの回。
八乙女楽くんを最推しとする私にとって、
TRIGGERが(しかも当人たちが原因でない理由で)
辛い思いを強いられる内容は、観ていて辛いはずなのですが、
実際はそうでもなかったのが自分でも意外でした。

どうしてだろうと不思議に思い、
その理由について改めて考えてみると、
私にとって
(おそらくほとんどの視聴者やゲームプレイヤーにとっても)
TRIGGERは、最初から完成しているアイドルなんですよね。
一方で、IDOLiSH7はその誕生からずっと見てきた新人アイドル。
大好きなアイドルという評価や感情は同じでも、
TRIGGERについてはどうしても他人事になってしまう反面、
最初から見守ってきたIDOLiSH7は、自分に非常に近い存在です。
よってこの回は、TRIGGERの失態を悲しむ以上に、
不利な状況を乗り越えて利を得たIDOLiSH7の成功を喜ぶ方が大きく、
第14話全体に対する印象も明るいのだと推測しました。

私、初見時は知らなかったのですが、
TRIGGERの代わりにトリとして出た時のIDOLiSH7は
ちゃんとTRIGGERバージョンの「NATSU☆しようぜ!」の歌詞なんですね。
その結果、これだけあるってことで良いのでしょうか。
・IDOLiSH7本来の歌(歌詞も歌唱もIDOLiSH7 Ver.)
・TRIGGERの歌(歌詞も歌唱もTRIGGER Ver.)
・TRIGGERの歌(歌詞はTRIGGER Ver.、歌唱はIDOLiSH7)
・IDOLiSH7+TRIGGERの歌(歌詞も歌唱も十人Ver.)
携帯アプリゲーム『アイドリッシュセブン』「NATSU☆しようぜ!」

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2016/07/07
  • メディア: CD

IDOLiSH7 Ver.と十人Ver.はドラマ付きでこのCDに、
TRIGGER Ver.は彼らのアルバムに収録されているようなので、
この回のみの特例だった、TRIGGER Ver.をIDOLiSH7が歌ったものは、
「TODAY IS」みたいに円盤特典になるのかしら。
アプリゲーム『アイドリッシュセブン』TRIGGER 1stフルアルバム (通常盤)

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  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2017/09/20
  • メディア: CD


TRIGGERの音楽番組欠席騒動の初見時は、
かつて「ミュージックステーション(以下Mステ)」で起こった事件を
思い出さずにはいられませんでした。

若いマネージャーさんはまずご存知ないかと思いますので、
説明しますと……(ご存知の方は飛ばしてください)
2003年に「t.A.T.u.」というロシアの女子高生ユニットが
日本で人気だったことがあり、
音楽番組のMステにゲスト出演したんです。
私は、その時一緒に出ていた「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」
(ミッシェル・ガン・エレファント/以下「TMGE」と表記)の大ファンで、
ビデオ録画待機は勿論、リアルタイムでも視聴していました。
全員が階段を下りて登場するOP時は、問題ありませんでした
……が、どうも途中でt.A.T.u.が出演をゴネ始めたらしく、
歌唱直前のTMGEとタモリさんの会話で
「いや、(歌う)順番が違うし……」との言葉が、
TMGEのボーカル・チバさんから苦笑交じりに出ました。
不穏な空気がテレビ画面越しにも感じられる中、
とりあえず番組は進みましたが
結局、t.A.T.u.は出演しない(出たくないと言っている)と判明し、
当初予定になかった二曲目をTMGEが披露したんです。
というのも、このMステ、通常はカラオケ演奏なのですが、
TMGEはテレビ番組出演時にも生演奏に強くこだわっており、
この時も例外的にそれが認められていたんです。
つまり、急遽、他の曲を歌うにしても
カラオケをすぐに用意できないアーティストばかり
→元々カラオケでなかったTMGEだけが対応できたという次第です。
そのお蔭で、TMGEの二曲目はめちゃくちゃ盛り上がり、
番組における歴史的なハプニングとして、
現在に語り継がれています。
(Mステの節目に放送された記念番組での
「ベストパフォーマンス」ランキングでは、第一位に輝きました)
当時の私も、いち視聴者としてびっくりした(興奮した)上に、
大好きなTMGEの曲を再び聴ける!とあって、
テレビの前で「おおおお……!!」と叫んだのを今も覚えています。
アイドリッシュセブン関連のインタビューなどは
完全にチェックできていないのですけれども、
今回のTRIGGERの一件はこの事件が下地だったかもしれないと
勝手に思っています。

昔、この件について当ブログにも書いた覚えがあったのですが、
アベフトシさんが亡くなった後に、やっぱり書いてましたね……。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-22-2



話をアニナナに戻します。

ここでは「GOOD NIGHT AWESOME」が披露されました。
これまで、七瀬陸くんがセンターとしか明言されていませんでしたが、
曲によってはセンター+歌い出しメンバーが変わるんですね。
これは、ドラマ「ネメシス」の主題歌でもあるので、
その主演である二階堂大和くんがセンターを任されたようで。
メンバーがいくら陸くんの実力を認めていても、
やはり、自分がセンターで歌えたり歌い出しを任されたりするのは
良い意味での緊張の継続と、やる気の上昇に繋がるでしょうから、
私は大歓迎です。
衣装が大和さんだけ黒を基調としているのも好きです。

披露時に映る客席のペンライトの数で、
IDOLiSH7推しの数がリアルに分かります。
TRIGGERファンのペンライトの多さと比べなくても、
その少なさは一目瞭然です。
それでも会場を沸かせられた
(ファンじゃない人も楽しませた)ようなのが、
いかにもIDOLiSH7らしいエピソードだなと思いました。
次回はIDOLiSH7推しのペンライトの数がぐっと増えるはず。

曲の最中、各メンバーのモノローグで
七瀬陸くんの発言が褒められていますが、個人的には、
四葉環くんの「うっせーな!」の一喝から始まった言葉の方が
心に大きく響きました。
TRIGGERファンも少し反応していたように、
「お手本になるから」という言葉からは、
環くんによるTRIGGERへの尊敬の念が伝わってきますし
「みんなで歌って帰ろう」との言葉からは、
感情を共有することで慰め合おうという気持ちまで感じられます。
TRIGGERファンが、
IDOLiSH7の懸命なステージングに感動した点は勿論ですが、
彼らも自分たちと同じだと知ったことも、
あの場の成功の大きな要因だったはずです。
TRIGGERファンのブーイングを遮り、
誰よりも先に言葉を発したのも、この環くんでしたので、
この回の彼は作中で評価されてもいいと思っています。

IDOLiSH7が、本当は不本意なTRIGGER Ver.とはいえ、
「NATSU☆しようぜ!」を歌った時は、私もぐっときました。
そして、本来の「NATSU☆しようぜ!」を
彼らの曲としてやっぱり聞きたいなぁと
思わずにはいられませんでしたので、
上記のCDドラマでの結末を聞けた時は幸せでした。



ただ、TRIGGERが安易に番組を欠席したことは、
後々になって他の大事な仕事にまで影響しそうで怖いです。
スタッフの間で「あそこの事務所(社長)は怒らせると怖い」ということで、
トラブル発生の抑制になるかもしれませんが、
タレントイメージそして信用問題に大きく関わることなので、
世間が好意的な今は良いですが、
楽くんが姉鷺さんに厳しく言っていたとおり、
いつかこういう事が原因で痛い目に遭いそうで、怖いです。
しかも当のTRIGGERは全く悪くなく、外野の問題という点がもう。


続きはこちら。
【アニメ「アイドリッシュセブン」感想 #15:閉じられる扉*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-19-2
宜しければ、合わせてお読みください。


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2018-05-19 14:23  nice!(0) 
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