さくらもちモチ

感想@逆転裁判オーケストラコンサート2018（於オーチャードホール）　[逆転裁判] [編集]

2018年4月15日（日）。
渋谷・オーチャートホールにて開催された
「逆転裁判オーケストラコンサート2018」の昼の部に参加してきました！

開演前の影アナ（諸注意のアナウンス）は、
成歩堂龍一役の近藤孝行さんと御剣怜侍役の竹本英史さん。
このお二人は、コンサートのMCも務めてくださいました。
今回の影アナの台本は、
逆転裁判の生みの親・カプコンの巧舟さんが書き下ろしてくださったそうで、
諸注意を促していく成歩堂に対し、
「前回もそう言った」などと御剣が何度も同じツッコミを入れていました。
そして、御剣自身も影アナをしたかったらしく、
成歩堂に代わってもらいますが、
言えたのは「それでは開演までお待ちください」云々の言葉のみ。
トークコーナーで明かされたお話によると、
このツッコミはお笑いコンビ・オードリーを意識されたそうです。
（御剣が春日さんらしいです）



この日の演奏曲はこちら。

私は昼の部に参加しましたので、左のみ聴くことができました。
これらに加えて、アンコールで二曲
（大逆転裁判2のメドレー+トノサマンのテーマ）演奏されました。
時間は、休憩20分を含めて二時間でした。
尤も、休憩時間のうち10分はトークコーナーでした。
（一応、休憩中なので、離席しても大丈夫とのことでした）

今回に限らず、逆転裁判のオケコンに来られた方はご存知かと思いますが、
なにせナンバリング+派生作品という数なので、曲数も多いからか、
オケコンでは組曲と題したメドレーがよく演奏されます。
なので、曲数はアンコールを含めて十曲ですが、
実際にはもっと聴くことができますので、
今回も大満足でした。
楽しかったです。



個人的には、逆転シリーズの中で一番好きかもしれない
「王泥喜法介 ～新章開廷！」をまた生で聴けたのが、
とても嬉しかったです。
確か、逆転裁判4の発売前に出た雑誌の付録として
この曲を元にした4のPVのDVDがついており、
リピートして何百回と聴いたので、
特に思い入れがあります。
それと、前回（2017年5月）のオケコンで初めて大逆転裁判の音楽を聴いて、
「大逆転裁判やらなきゃ……音楽すごくいいじゃん！」と感動し、
実際の購入に繋がったので、
大逆転組曲そして大逆転2の組曲として今回たくさん聴けたのは、
本当に本当に幸せでした……。

新曲というか新アレンジの「逆転裁判1～6 麗しの組曲」は、
逆転裁判1～6に登場する女性キャラの曲のメドレーでした。
たとえば、綾里姉妹のテーマとか、みぬきのテーマといった内容です。
そして、「大逆転裁判 覺悟の大偉人組曲」では、
大変驚かされました……。
指揮台の前にスタンドマイクが用意され、
男性歌手と思わしき人物も登場したと思っていたら、
いざ聞こえてきたのは、
大逆転2で御琴羽悠仁さんがホームズ宅で気を失っていた時に流れていた
独逸の唄でしたww
まさかこの曲が演奏されるとは私は微塵も思っていなかったので、
本当にびっくりしました。
歌手が歌い始めた瞬間、同じように驚いたらしい観客で、
会場がちょっとざわつきました+笑いが漏れていました。



時間を取れなかったのか、上記の通り、
トークコーナーは休憩中に行なわれました。
ここでは、巧舟さん、岩垂徳行さん、成歩堂龍ノ介役の下野紘さん、
江城元秀さんも入れ替わりでお一人ずつ加わり、
裏話などを披露されました。
特に面白かったのは、下野さんが明かした「寿沙都さん問題」。
（「す→さ→と」の真ん中の「さ」をちゃんと発音しにくい）
確かに言い辛いですし、
ホームズさんの「ミス スサト」はもっと大変ですよね。


逆転裁判の楽曲を生のオーケストラ演奏で聴けて、
また改めて「逆転裁判はいいなぁ」と思いました！
今回もチケットは完売だったようですし、
年一もしくは二年に一回でもいいので、
是非、定期的に開催して頂きたいです。



会場のロビーに飾られていた逆転裁判4のタペストリー。


色々と懐かしい……！


私が見かけた範囲の話なのですが、
客席では、外国人のお客さんが結構多く目につきました。
ローカライズされているとはいえ、
テキストがメインのゲームが外国の方に好まれるのは
並大抵のことではないと思うので、
「みんな逆転裁判が好きなんだ！」と嬉しかったです。