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感想@映画「オリエント急行殺人事件」*2017年版 [映画・舞台]

映画「オリエント急行殺人事件」の字幕版を観てきました。
原作はかなり昔に読了、以前の映画(1974年版)もテレビで視聴済みです。

オリエント急行殺人事件 (角川文庫)

オリエント急行殺人事件 (角川文庫)

  • 作者: アガサ・クリスティ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/11/25
  • メディア: 文庫


以前の映画版がとても好きだったので、今回も楽しみでした!
ただ、映画「探偵はBARにいる」を見たすぐ後だったことと
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2017-12-27
真相や結末を含めた内容を知っている影響が大きかったのか、
途中で少し飽きてしまい、うつらうつらと居眠りをしてしまいました……。


とはいえ、新ポアロは外見を含めてとても魅力的でした!
卵を筆頭とする食へのこだわりを表したことで、彼の偏屈振りを強く出したり、
オリエント急行に乗る前に、華麗に事件を解決してみせたことで、
彼の素晴らしい観察眼や推理力を見せつけたり、
更に、途中で出会う人々から多々の賞賛を浴びせることなど、
メインであるオリエント急行での殺人事件が起こる前に、
ポアロという人がどうであるかを(世間からどう思われているのかも含めて)
丁寧に観客に示していたことは、高く評価したいです。
個人的にとても好きだったのは、
就寝時のポアロが口髭用のケースを着用していたことです。

あと、ジョニーデップさんが演じたラチェットも、
好感を持つには難しい、何とも言えない嫌な感じの人物で、
とても良かったと思います。
作中で出てきた台詞「黙っていればいい男」という表現がまさにぴったりでした。


ただ、ラチェットが刺されるシーン(というより、真犯人がラチェットを刺すシーン)は、
以前の映画の方が好きでした。
最後の謎解きも、外でなく、できれば列車内でしてほしかったですし、
時を置かずにポアロの最後の選択を示してほしかったです。

見終わった後は、また原作の小説を読み返したり、
以前の映画も観たくなりました。



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2017-12-28 12:05  nice!(1) 

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