さくらもちモチ

感想@劇場版「名探偵コナン から紅の恋歌（ラブレター）」ネタバレあり　[名探偵コナン] [編集]

劇場版「名探偵コナン から紅の恋歌（ラブレター）を公開初日に観てきました。
簡単な感想を記します。

以下の記述にはネタバレを含みます。


コナンの映画を観る時は、余程のことがないかぎり、公開初日のレイトショーを選びます。
ただ今年は、昨年の映画「純黒の悪夢（ナイトメア）への思い入れが強かったせいか、
「安室さんにハマってからもう一年が経ったのか……」と、
変な感じで感慨深くなっていました。



結論から言いますと、今年の映画も面白かったです！
コナン君や平次君が危機一髪となるシーンは迫力があったのですが、
相変わらず、コナン君のサッカーボールは膨らみ過ぎ、ベルトは伸び過ぎだった他、
「主要キャラは怪我しないだろう」という絶対的な安心感があるので、
特にはらはらすることもなく、
危険が迫るシーンにおいても、良くも悪くも楽しんで観られました。
ただ、テレビ局の爆発事故→コナン君の大脱出劇と、
終盤の平次君+和葉ちゃんの大脱出劇と、奇跡が二度も起こっていたので、
私は少し食傷気味でした。
知恵を働かせて逃げるという点は良かったですが、普通に逃げるのも観たいです。
勿論、劇場版としてはとても地味になるという難点を承知の上で。



今回のキーキャラクター・大岡紅葉さんも大変魅力的で、私は好きです。
というか、平次君がにやけていた通り、おっぱいが大きくてびっくり！！
更にびっくりしたのは、サンデー本誌で初登場していた
（安室さんが登場する回だったので久し振りに購入しました）
紅葉さん専属（？）執事の伊織さんの声が、小野Dさんだったこと！！
さすが、執事役にぴったりで、めちゃくちゃ嬉しかったです。

話がそれましたが、紅葉さんについて。
性格が少々きつい上に押しが強いので、周りの人は振り回されそうですが、
和葉ちゃんを「はっぱちゃん」呼びからちゃんと名前呼びに変えていた通り、
自分が認める相手に対してはきちんと敬意を払えるところに、大変好感を持ちました。
また、お師匠さんの写真に対して語りかけるところや、
事件の真相解明時にお師匠さんの気持ちを代弁するところに、
礼儀正しさを感じられたのも好きでした。
所作も一つ一つがきれいだったー！
今後も、和葉ちゃんの良きライバルとしてたまに登場してほしいです。



ストーリーは、中だるみを感じた部分も無かったわけではないですが、面白かったです。
特に犯人の動機。
今回は平次君と和葉ちゃんがメインということで、ラブコメが主であり、
恋愛が絡んだ悲劇だったという真相も相まって、よくまとまっていたと思います。
新一君と蘭ちゃんの関係については、最後の最後でやられました！！
電話の向こうの園子じゃないけれど、私も「ご馳走様！」と言いたくなりました。



最後と言えば、来年の映画の予告！
ネットでネタバレを見てしまっていたので、知っていましたが、
安室さんの声で「ゼロ」と聞いた瞬間は、めちゃくちゃ興奮しました！！
でもあの声、安室さんにしては悪そうなので、もしかしらバーボン？と予想しています。
あの予告だけでこれから先の一年も頑張って生きていけそうです。
詳細が明らかにされるのが今から楽しみです。



ただ残念な点が一つ。
恒例のゲストの芸能人による声の出演について、
某男性の喋りは、ずっと聞いているとちょっと辛かったです。
映画の宣伝の為に声優を本業としないタレントさんの起用は必須なのでしょうが、
もう少しお上手な方を選んで頂きたいです。



劇場で買ったもの+あむぬい+バボぬい。

ミニファイルの絵柄がかわいい！


円盤化したら、またじっくり観てみたいです。