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感想@舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~ 東京公演*ネタバレあり [弱虫ペダル]

舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~の東京公演を観てきましたので、
簡単な感想を記します。
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舞台『弱虫ペダル』総北新世代、始動 [Blu-ray]

舞台『弱虫ペダル』総北新世代、始動 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: Blu-ray

主なキャストさんはこちら*敬称略
小野田坂道:小越勇輝
今泉俊輔:太田基裕
鳴子章吉:鳥越裕貴
手嶋純太:鯨井康介
青八木一:八島諒
杉元照文:山本一慶
鏑木一差:椎名鯛造
段竹竜包:植田慎一郎
杉元定時:中村太郎
古賀公貴:輝馬

真波山岳:植田圭輔
泉田塔一郎:河原田巧也
葦木場拓斗:東啓介
銅橋正清:兼崎健太郎

水田信行:桝井賢斗
岸神小鞠:天羽尚吾
御堂筋翔:村田充

以下の記述にはネタバレを含みます。


初のペダステ生観劇です!
これまでテレビ(スカパー)やDVD、千秋楽公演のライビュときて、
やっとやっと生で舞台を観ることが叶いました!
チケットを取ってくれた友人には足を向けて寝られません。


今回は「新世代、始動」というサブタイトルの通り、
総北だけで留まらず、主要三校の世代交代後が描かれました。
特に印象的だったのが、手嶋純太(鯨井康介さん)です。
ペダステに限らず、ここ数年の2.5次元の舞台では、
キャストが役に似せるのは当然、そこが最低値という状況で、
皆さん、それを軽くクリアしてくるのが凄いです。
中でも、努力を惜しまない天才たちの中で、
凡人の代表みたいな純太のキャラクター性を引き出すのは大変だと思いますが、
実際に彼が動いて喋っているのを見たら、
「あぁ、純太だ……! 純太がいる!」と自然に感じられました。
純太については、坂道たちとは違った意味で、
「努力の天才」という言葉が相応しいと思うので、次の舞台に期待します。
真波山岳(植田圭輔さん)との対決を早く見たいです!



今回は、日光でのインターハイ以前のエピソードがてんこもりということで、
緩急に少々欠ける部分があり、退屈に感じられた時もありましたが、
やはり、原作の時点で面白いので、舞台で観ても楽しめました。
個人的に最も感情が揺さぶられたのは、
杉元定時(中村太郎さん)が特別に参加する一年生のみのウェルカムレースです。
みんな、杉元くんのこのエピソードが好きだよね、私も好きだよ……と、
客席のあちこちで鼻を啜る音が聞こえてくる中、私も泣きました。

弱虫ペダルの魅力の一つに、キャラクターを絶対に無駄にしない点があります。
たとえば、それこそT2は、
他の漫画でなら坂道たちが一年生の時の夏合宿がピークで、
その後はいるかいないのか分からないモブとなっていたと思います。
でも実際には、IH編ではサポート役として台詞付きで度々登場し、
主力だった三年生たちが卒業した後は、
ちゃんと、メインキャラクターとして深く描かれるようになり、
出番もぐんと多くなりました。
この杉元くんにしてもそうで……。
漫画の序盤では、まさかあの杉元くんがここまで活躍し、
読者の心を鷲掴みにするようなひたむきな努力を見せるようになるとは
誰も思っていなかったはずです。
それだけに、やっぱり、杉元くんが負けてしまう展開は、
分かっていたとはいえ、辛かったです。
でも、きっと彼らが三年に進級した後の最後のIH参加で、
杉元くんが今泉俊輔(太田基裕さん)の背中を押す展開になると信じていますので、
それをいつか舞台でも観れる時が来ればいいなぁと思っています。

そうそう、戦国BASARA皇の舞台を観たのをきっかけに、
私は椎名鯛造さんに注目するようになったのですが、
彼が演じる鏑木一差が、ウェルカムレースでの勝利を確信した時に、
片手を床に付いてくるっと一回転した時は、とても興奮しました!
お調子者らしい鏑木くんの浮ついた気持ちがよく出ていた点と、
バク転を難無くこなせる椎名さんの身体能力の高さに感動しました。

ウェルカムレースで興奮させられた後、
古賀公貴(輝馬さん)が「やっと完治した……!」と言いながら
上着を脱ぐところを見せられて、
うおおおお……と更に気持ちが盛り上がったのに、
そこで終わってしまったのは、やはり残念でした。
どうせなら、古賀さん対純太も観たかったですが、さすがに無理ですよね。
これも次回に期待します。


あと、凄いなぁと思ったのは、
葦木場拓斗(東啓介さん)と銅橋正清(兼崎健太郎さん)のガタイの良さ!
葦木場くんは、身長が二メートル越えという設定よりも低いそうですが、
それでも充分に高くて、
独特の異様さを感じられたのが良かったです。
ペダリングの時のハンドルを左右にリズミカルに振るところや、
彼がメインの時はBGMが本当にクラシックになるところも、
彼らしくて素晴らしかったです。



この日は花粉の散布量が半端無くて、私も強い薬を服用していることから、
一部で完全に寝てしまったのが悔しいです。
中盤にあった鳴子章吉(鳥越裕貴さん)と御堂筋翔(村田充さん)のレースは、
後半ぐらいから、うとうとを通り越して完全に眠っていたらしく、
記憶が全くありません……。
村田さんの御堂筋くんを生で観ることを楽しみの一つとしていたので、
自分がなさけなくてたまらないです。



カテコでの挨拶は、岸神小鞠役の天羽尚吾さん、そして東さんと兼崎さん。
兼崎さんが椎名さんにちょっかいを出した後、尻を蹴られるエピソードは、
大変微笑ましく、また、面白かったです。

また生で観られる機会を持てたら、その時こそしっかりと観たいです……。
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2016-03-08 10:56  nice!(0) 
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