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感想@ドラマ「流星ワゴン」第9話:セミファイナル!妻と夫の本音。君を愛してる!*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

TBS日曜劇場 ドラマ「流星ワゴン」第9話
「セミファイナル!妻と夫の本音。君を愛してる!」の感想です。

流星ワゴン (講談社文庫)

流星ワゴン (講談社文庫)

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/02/15
  • メディア: 文庫

主なキャストさんはこちら*敬称略
永田一雄:西島秀俊
永田忠雄:香川照之
永田美代子:井川遥
永田智子:市川実和子
永田澄江:倍賞美津子
永田伸之:高橋洋
橋本義明:吉岡秀隆
橋本健太:高木星来

前回の感想はこちら。
【第8話:最終章!チュウさん流で大暴れ!!父の愛*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-03-10-3


以下の記述にはネタバレを含みます。


————

今回のあらすじはこちら。
 やっと良い方向に変わったのに、その過去の世界から一雄(西島秀俊)はワゴンへ戻ってきた。やっぱり自分自身として、美代子(井川遥)と広樹(横山幸汰)に向き合いたい。だからあと一度だけ、大切な場所へ行けないだろうか…。そう話す一雄に、橋本(吉岡秀隆)は返す。
「永田さんは、死にます」
 一雄がはじめてワゴンに乗ったあの夜は、とても寒く、一雄は酩酊していた。なにより一雄自身に、もう生きていく気力がなかった。この旅が終わるときが一雄の最期だと、橋本は言う。やり場のない強い怒りを橋本にぶつける忠雄(香川照之)。対して、以前から死を覚悟していた一雄は冷静だった。今の自分には、生きるか死ぬかよりも大事なことがある…。一雄はもう一度、美代子と広樹に会いたいと強く願う。

 気がつくと、一雄はまた過去の世界に降り立っていた。広樹の第一志望校受験日の前日だ。相変わらずつらさを隠して笑顔を見せる広樹を連れて、一雄は以前忠雄と2人で乗った観覧車に乗る。  そして受験当日。一雄と美代子は広樹を送りだし、合格祈願をするために神社で待ち合わせをする。一雄の考えが掴めずいらだつ美代子に、一雄はこれから訪れるつらい未来について話しはじめる。


ずっと心がすれ違っていた
一雄(西島秀俊さん)と美代子(井川遥さん)が、
やっと夫婦として再び向かい合うことができました。
一雄の几帳面すぎる性格については、
これまでの放送で散々描かれてきましたので、
美代子が抱えてきた苦悩は、
私にもすんなり理解できました——が、
彼女がギャンブル狂になったのは別の問題だと思います。
たとえ、憂さ晴らしでパチンコや競馬にのめり込むことが
普通にあったとしても、
借金を平気で重ねられる心の弱さは、全然普通じゃないと思います。
私なら、好きとか嫌いとかじゃなく、
もう人間的に信用できなくなりそうですが、
そうならないのが一雄の良さであり、
美代子を本当に愛している証でもあるんでしょう。



死ぬ間際になってようやく家族としてやり直せるなんて、
とても皮肉なことですが、
それ自体が奇跡ですし、素晴らしいです。
最終話は、いよいよ、
現在の忠雄(香川照之さん)と一雄の仲直りですかね。
チュウさんと一雄が朋輩になれたように、
彼ら親子もそうなれるといいなと期待しています。
ただ、一雄は死なないと勝手に思っています。



流星ワゴン (講談社文庫)その日のまえに (文春文庫)とんび (角川文庫)ビタミンF (新潮文庫)きみの友だち (新潮文庫)青い鳥 (新潮文庫)エイジ (新潮文庫)




2015-03-18 10:59  nice!(0) 
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