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感想@ドラマ「流星ワゴン」第8話:最終章!チュウさん流で大暴れ!!父の愛*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

TBS日曜劇場 ドラマ「流星ワゴン」第8話
「最終章!チュウさん流で大暴れ!!父の愛」の感想です。

流星ワゴン (講談社文庫)

流星ワゴン (講談社文庫)

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/02/15
  • メディア: 文庫

主なキャストさんはこちら*敬称略
永田一雄:西島秀俊
永田忠雄:香川照之
永田美代子:井川遥
永田智子:市川実和子
永田澄江:倍賞美津子
永田伸之:高橋洋
橋本義明:吉岡秀隆
橋本健太:高木星来

前回の感想はこちら。
【第7話:健太の別れは好かん 吹雪の肩車で奇跡を*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-03-04-3


以下の記述にはネタバレを含みます。


————

今回のあらすじはこちら。
「僕は、死ぬんですか?」
 一雄(西島秀俊)が橋本(吉岡秀隆)に問いかける。忠雄(香川照之)も橋本も健太(高木星来)も、ワゴンに乗っている者は皆、後悔を抱えたまま死に直面した人間だ。なら自分も、この旅が終わったときに死ぬのではないか…。それを聞いた忠雄は驚いて橋本に詰め寄るが、橋本は答えない。もうすぐこの旅は終わる。どうか悔いの残らないように…そういって橋本はワゴンを最後の場所へ走らせる。

 一雄が降り立ったのは、広樹(横山幸汰)が滑り止めの中学の受験にも落ちた頃の永田家だった。後がなくなった広樹は気が張り詰め、美代子(井川遥)は相変わらずパチンコにのめりこんでる。そして借金はさらに膨れ上がっていた。一雄は、美代子が抱えている思いを大きく捉え違えていたことにやっと気が付く。

 しかし結局何も好転していない過去の世界は、一雄が知っている現実と同じ道筋を進んでいく。このままではまた何も変わらない。どうすれば美代子と広樹を救えるのか…悩む一雄に、澄江(倍賞美津子)から電話がかかってくる。忠雄と澄江の夫婦としての強い絆を感じた一雄は、忠雄流のやり方で家族を救おうと動き出す。


前回で橋本親子のお話がとりあえず締められ、
今回から再び一雄(西島秀俊さん)のお話に戻りました。

以前の感想記事にも書きました通り、
私は一雄の妻・美代子(井川遥さん)を苦手としています。
なので、今回の放送については、
気持ち良く最後まで見られるのかが非常に不安でしたが、
幸いなことに杞憂でした。
チュウさん(香川照之さん)が一雄に
美代子の悪口を言った時は、
ほんのちょっとだけ、すかっとしましたww



競馬場での一雄と美代子は、
まるでデートをしているみたいで何よりでした。
結婚前も結婚後も、
二人は色んな場所に出かけていたみたいですが、
美代子にとってそれらが全然楽しくなかったらしいのが
泣けますね。
それだけ、一雄が美代子の気持ちを
全然理解していなかったということになるのでしょうが。

最後のレースについては……
ドラマで競馬の勝敗ネタが入るとああなるのは鉄板です。
「どうせ一度は勝利が決まるものの、
進路妨害で駄目になるんだろうな」と
冗談めかして思っていたところ、
本当にそうだったことにがっかりしました。
でも、
橋本親子をひっかけて聞き出したチュウさんが当たった
→でもチュウさん自身が馬券をやぶってしまっている
→それが見つからなくて、結果、配当金も貰えない
という流れが、
運命や現実の厳しさを物語っているようで、
シビアだなぁと思いました。



いじめられていた
息子・伸之(高橋洋さん)の件の対処については、
とても上手いなと思いました。
ひと昔前なら、一雄があの子らを殴っていたはずですし、
実際、彼はそうしたかったでしょう。
でも今の時世でそれを実行すると、
逆に一雄や信之が追い込まれてしまうので、
そうならないようにしたんですね。
一雄の父親としての愛がしっかりと見えましたので、
私も泣きそうになりました。

でも、最終章→セミファイナル→最終回の煽りは萎えます。
スタッフさんも苦労されていることは重々承知していますが。


続きの感想はこちら。
第9話:セミファイナル!妻と夫の本音。君を愛してる!*ネタバレあり
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-03-18-2

宜しければ合わせてご覧ください。



流星ワゴン (講談社文庫)その日のまえに (文春文庫)とんび (角川文庫)ビタミンF (新潮文庫)きみの友だち (新潮文庫)青い鳥 (新潮文庫)エイジ (新潮文庫)




2015-03-10 17:06  nice!(0) 
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