SSブログ

感想@ドラマ「ゴーストライター」第5話:舞台に上がったゴースト。逆襲の始まり*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「ゴーストライター」の感想です。
今回は第5話「舞台に上がったゴースト。逆襲の始まり」についてです。

キャストさんはこちら(敬称略)。
遠野リサ(中谷美紀)
川原由樹(水川あさみ)
神崎雄司(田中哲司)
小田楓人(三浦翔平)
塚田真奈美(菜々緒)
田浦美鈴(キムラ緑子)
遠野大樹(高杉真宙)
遠野元子(江波杏子)


前回の感想はこちら。
【第4話:原稿をください…消えた天才作家の誇り*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07-5

以下の記述にはネタバレを含みます。


————


第5話のあらすじはこちら。

 映画の原作となる小説「エターナルレシピ」が書きあがり、リサ(中谷美紀)は主演の女優・菅原可奈とのトークショーに出席する。帰宅したリサは、連載小説を書いていた由樹(水川あさみ)に、トークショーで受けた拍手の半分は由樹のものであり、私たちはふたりで遠野リサだと話す。

 編集部で、リサの連載小説「窓際の席で待っています」の原稿を読んでいた小田(三浦翔平)は、文中にあったある言葉に目を留め、疑念を抱く。

 由樹を食事に誘った小田は、「窓際の席で待っています」のキャラクターを批判する。ムキになって反論する由樹を見て、疑惑が確信に変わった小田は、小説を書いているのはリサではなく由樹ではないかと切り出した。助けになりたいと申し出る小田に由樹は…。

 そんななか、編集部にリサの担当者宛ての荷物が届いた。小田が荷物を開けると、そこには手りゅう弾が入っていた。すぐに手りゅう弾は偽物であることが判明するが、警察に呼び出されたリサは、同封されていた脅迫文ともとれるメッセージを見て顔色を変え…。


お話が一番盛り上がるシーンを予告で先に見せて、
視聴者の気を惹くやり方は、
今や別に珍しくないですが、
止めた方が良いと思います。
映画“エターナルレシピ”の完成披露試写会に
川原由樹(水川あさみさん)が堂々と現れるシーンは、
事前に知らされてなかったなら、
もっとドキドキできたのになぁと、残念に思いました。
前週の土下座シーンもですが、
このドラマは何でも見せすぎます。
こう続くと、
まるで「それ以外に魅力的なシーンは無い」と、
スタッフさん自身が自嘲しているように思えてきます。

今回の放送は、これが分かった状態で見ていましたので、
遠野リサ(中谷美紀さん)が破滅するまでのカウントダウンを
そっと見守るような形での視聴でした。



リサが、息子・大樹(高杉真宙さん)との関係を
本気で修復したいと望んだようなのには
好感を持てました。
大樹は大樹で、
リサが母親の真似事をするようにして作った手料理こそ
あっさりと拒みましたが、
彼女が本当に作家業を辞めるらしいと知った時は、
おとなしく招待状を受け取っていたので、
彼の考え方に筋は通っているんだなと思えました。

由樹については……うーん……
タイミングが悪かったねとしか言えませんでした。
もし元婚約者のことがなくても、
作家としての喜びを知ってしまった彼女は、
そのまま彼と結婚して長野に引っ込んでも
幸せになれたかどうか。
ただ、結婚できていたら、
リサを逆恨みする度合いはまだ低かったはずですので、
結果的に、リサは打ち明けるタイミングを
完全に失敗したんだと思います。



予告によると、来週は裁判話のようです。
意外性はありましたが、
私はこの作品で裁判が見たいわけではないので、
話が早くリサの復活に進めばいいなぁと思っています。


続きはこちら。
第6話:私は真実を述べます…嘘つきにくだされる法の裁き*ネタバレあり
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-02-18-1

宜しければ合わせてご覧ください。




2015-02-16 22:28  nice!(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。