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感想@アニメ「黒執事 Book of Circus」第9話:その執事、従容*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「黒執事 Book of Circus」の感想です。
今回は第9話の「その執事、従容」についてです。


私は原作の漫画を読んでいません。
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第8話:その執事、嘲笑*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-01-31

アニメ「黒執事」シリーズの感想記事のURLは一覧でまとめています。
【アニメ感想記事 一覧:黒執事】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/shitsuji


————

後味の悪い話が続きます……。
今回、ようやく義肢の材料の正体が明かされましたが
——以前の感想記事に記した推測通りでしたので、
特に驚くことはなかったのですが、
ジョーカーがもう哀れで哀れでなりません。
攫った子供たちの行く末を知った上で
ケルヴィン男爵の手足となって悪事を働いていたんですから、
何を今更……と同情はできません。
でも、根っからの悪人でないことは明白ですので、
衝撃的な事実を突き付けられた彼の心痛は理解できます。
また、ジョーカーは、
義手のお陰で得られた幸せの重みを知っているからこそ、
もう昔には戻れないと自覚したでしょう。
その事実を突き付けられて、一瞬、怯んだ彼が、
非常に生々しく感じられました。

唯一の救いは、他の団員たちがこの事実を知らないまま
逝ったことでしょうか。
彼らには犯した罪の重さを自覚してほしかったけれど、
死者に鞭を打つようなことはしたくないです。



せめて、ビーストとダガーの二人だけでも
生きていてほしかったけれど、
ファントムハイヴに喧嘩を売った時点で
死は見えていましたので、
ショックを受けることはなかったです。
そういえば、彼らはとうとう、
標的の伯爵がシエルとは知らないままでしたね。

先生については、
いかにも研究者・職人といったこだわりが見えました。
いっそすがすがしいと言っても良いほどの開き直りっぷりは
私も決して嫌いではないです。
でもこの手の話が苦手なので、好きになれないのも事実。



あの館を焼くよう、シエルはセバスチャンに命令しましたが、
囚われていた子供たちを逃がしてはいませんよね。
彼らはもう心を壊されているから、
解放したところで回復しないということなんでしょうか。
それは的確な判断なのかもしれないけれど、
抵抗を持たずにはいられません。


続きの感想はこちら
【感想@アニメ「黒執事 Book of Circus」第10話(最終回):その執事、遂行*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-02-03-1

宜しければ合わせてご覧ください。



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2015-02-02 20:54  nice!(0) 
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