さくらもちモチ

感想@アニメ「黒執事 Book of Circus」第2話：その執事、壇上*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「黒執事 Book of Circus」の感想です。
今回は第2話の「その執事、壇上」についてです。

私は原作の漫画を読んでいません。
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第1話：その執事、披露
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-01-30-2

アニメ「黒執事」シリーズの感想記事のURLは一覧でまとめています。
【アニメ感想記事 一覧：黒執事】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/shitsuji


————

今回も大変面白かったです……が、
虎に魅了されたセバスチャンに全部持っていかれた気がします。
彼が猫を非常に好む（＋シエルが猫アレルギー）という設定は、
すっかり忘れていて、
こうして感想を書いている今も全く思い出せないほど
私の頭の中では記憶の地層の中に埋もれていますが、
普段のセバスチャンが完璧である分、非常にギャップがあって、
見ていて楽しかったです。

また、セバスチャンが積極的な行動を取ったことで、
新キャラクターのサーカス団と関わることに繋がったのは、
お話の流れとして自然で、上手いと思います。



今回、子供たちが巻き込まれている事件を表現するにあたり、
童話の“ハーメルンの笛吹き”が比喩として出てきました。
サーカスというモチーフにぴったりですが、
“ハーメルン〜”と言えば、
裏切られたことへの復讐が描かれていますので、
サーカス団には色々な（しかも辛い）事情がありそうです。
皆、身体がどこかしら不自由だという設定も意味深長だと思います。
義肢が出てきた時は、
子供の骨を砕いて、陶器用の土に混ぜて再び焼いたのではないかと、
ちょっと嫌な想像もしてしまいました。


続きの感想はこちら
【感想@アニメ「黒執事 Book of Circus」第3話：その執事、採用*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2015-01-30-4

宜しければ合わせてご覧ください。