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感想@ミュージカル「AKB49〜恋愛禁止条例〜」*ネタバレあり [AKB48・SKE48・乃木坂46]

ミュージカル「AKB49〜恋愛禁止条例〜」を
映画館でのライブビューイングで観ました!
会場はさいたま新都心駅が最寄りのMOVIXさいたまです。
akb49.jpg
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2014-09-14-1

主なキャストさんはこちら(敬称略)。
浦川みのり/浦山実:宮澤佐江(SKE48/SNH48)
吉永寛子:小嶋真子(AKB48)・大和田南那(AKB48)
岡部愛:須田亜香里(SKE48)

私が観たのは14日の昼の部でしたので、
吉永寛子役は“なーにゃ”こと大和田南那さんでした。

AKB49~恋愛禁止条例~(1) (講談社コミックス)

AKB49~恋愛禁止条例~(1) (講談社コミックス)

  • 作者: 宮島 礼吏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/12/17
  • メディア: コミック


以下の記述にはネタバレを含みます。
原作の漫画については、飛び飛びにざっと読んだ程度です。
推しメンはSKE48の須田亜香里さん(あかりん)です。


————

漫画「AKB49」については時々流し読みをしていて、
割と楽しめていた上に、
今回は推しメンのあかりんが主要な役でミュージカルに初挑戦!
……ということで、ライビュに参戦してきました。



元々のお話が面白いので、舞台版のこちらも楽しめました!
みのりが愛に説教をするシーンや、
寛子の元に行ってしまったみのりを研究生全員が待つシーンは
ほろりと泣きそうになりました。
特に「RIVER」を歌うところはグッときました。
声こそ出さなかったですが、
内心で「おおおお……!!」と思うほど興奮しました。
この時は、生の舞台を観られたら良かったのになぁと
本気で悔いました。

原作の漫画では、
みのりが実在するメンバーと関わることによってお話が進んでいくので、
彼女らを実名で出さない(出せない)らしい舞台版はどうなるのかと、
興味と不安を抱きながら観ましたが、
その辺は上手く改変されていて、違和感が無かったです。
漫画を楽しめている読者さんなら、
すんなりと作品の世界に入れると思います。



ただ、事前から覚悟をしていましたが、
歌と踊りには問題がありました。
“ミュージカル”との冠がついている作品なのに、
ちょっとお粗末だったと思います。
48グループのファン以外でこちらの舞台を観る方は少ないでしょうし、
普通の舞台でも歌や踊りに難がある役者さんはいっぱい出ているので、
問題は無いのかもしれませんが、
彼女らがこの先、歌手や役者を目指すなら、
もっともっと頑張らないと駄目だと思います。

確かに舞台は熱かったです。
皆、とても頑張っていたと思います。
それぞれの役を必死に演じているのはよく伝わってきました
——が、それらは当たり前のことです。
時間が無い中、全員が必死にお稽古に励んだのは凄いと思いますし、
いちファンとして感動しましたし、尊敬もしました。
普段から、48グループの売りの一つが
「メンバーが努力している過程」であるので、
こちらの舞台でも「頑張っていればいい」ということになりそうですが、
出演者のほとんどにプロとしての歌や踊りの技術が伴われていない状況は
駄目だと思います。
ミュージカルと銘打っているのに、
歌声が出ていない、音程が正しく取れていないのは、
聞いていて辛いです、



歌は、主役のさえちゃんが何とか聴ける
(上手ではないけれど下手でもない)レベルだったのが幸いでした。
あかりんとなーにゃは、残念ながらまだまだでした。

最後の挨拶で、大島涼花さんが
「『意外と歌が上手いね』って言われるようになって……」と
発言されていて、私はびっくりしたんですが、
この方はまだ年齢が低いんですね。
うん、まぁ、その年なら言えちゃいますよね。

踊りは、AKB48の楽曲を研究生としてやるシーンについては、
振りに馴れているからか、まだちゃんとしていましたが、
その他(序盤の教室でのシーンとか)は
全然揃っていなくて、ちょっと見苦しかったです。



あと、凄く残念だったのが、
冒頭と回想とで二回出てくる実の投球フォーム。
どうにかならなかったんですかね、あれ……。
さえちゃんはボーイッシュなところを
売りの一つとしているみたいですし、
この先、野球系の映画や舞台に出演する機会も
無いわけではないでしょうから、
野球の投球・バッティングフォームぐらい習っておいても
損は無いと思います。



上記のようにメンバーの技量の無さ、拙さを挙げてしまうと、
お稽古に当てる時間が充分に取れなくて……
という弁解が出てくるのでしょうが、
それなら、一部の役(集客を望めるメンバー)以外は、
きちんと歌えるメンバー、きちんと踊れるメンバーを揃えてほしいです。
劇場公演なら「頑張っているからいい」でも通じるでしょうし、
ずっとそれを通し続けても全く構いませんが、
外に出るなら、相応の実力を求めたいです。



最後に。
私がずっと気にしていたメンバーは、推しのあかりんですが、
何故か目が向いてしまっていたのは谷真理佳さん!
谷、煩いけど良いですね。
それと、ショートボブのウィッグをかぶったかおたん(松村香織)が
凄くかわいくて、
見ていてどきどきしちゃいました。



開場前に映画館傍のお店で中華粥を食べたんですが
途中でお腹が空いちゃって焦りました!
kayu.jpg
事前にネットで調べて、期待して入ったお店でしたが、
色んな点で残念だったので、多分もう行かないです……。


*これ絶対に書こう!と思っていたのに忘れていたので、
追記しておきます。

冒頭の野球の試合でさえちゃんを初めて見た時、
「あぁ男装か」と思ったんですが、
短い時間にもかかわらず、その男装が目に馴染んでいたようで、
その後の舞台上の早着替えで、
さえちゃんが初めて実(男)からみのり(女)に替わった時は、
「うわ、ごっつい!! 女装だ!!」と思ってしまいました。
さえちゃんは女性なのに、
あの時は本当に、女装をしている男性に見えました。
このインパクトは凄かったです。

それと、ライビュ映像は顔のアップが多めだったんですが、
そのお陰で、さえちゃんやあかりんが
舞台上で役になりきって本当に涙を流しているのが分かって
良かったです。




2014-09-15 15:13  nice!(0) 
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